HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Entries from 2022-02-01 to 1 month

春が来ている(カステルノーヴォ・ネ・モンティCastelnovo ne' Monti→サルザーナSarzana)

朝7時から夕方7時までのロングな移動になった。普段は1時間平均10キロだけど、この日は12時間かけて80キロだけ進んだ。それだけ本当にゆっくり進んだ。アップダウンが物凄かった。歩きまくって途中休憩もたくさんした。 途中休憩しているときに見つ…

好奇の眼差しに気づく(レッジョ・エミリアReggio Emilia→カステルノーヴォ・ネ・モンティCastelnovo ne' Monti)

1ヶ月ぶりの走行。まずは今いるレッジョ・エミリアから南西へ。海沿いのリグーリア州へ向かう。山をいくつか越えなければならない。体力はやっぱりものすごく落ちていてたくさん自転車から降りてゆっくり歩いた。 小さめの町で日が暮れたので久々の寝場所探…

四週間もの贅沢に感謝(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

今日はここレッジョ・エミリアで出来た尊敬する友人の家での最後の宿泊日。 超偶然の公園での遭遇から、まさかまるまる1ヶ月もステイさせていただくことになるなんて思わなかった。嬉しい予想外の展開、この1ヶ月間、家族の一員のように一緒にいさせてくれ…

卵焼きなんて急に上手に作れない(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

午後から家族みんなで少しだけレッジョ・エミリアの中心街へお出かけした。 「フォッカチーノ」という、パンにアイスクリームを挟んだおやつをご馳走になった。これがまたボリュームがすごくて1食分くらい食べた感がすごかった。 ・ なんとなくの流れで卵料…

三次元に主導権を譲らない(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

ちょうど1ヶ月ほど前に調子を落とし、それから旅先のリポートよりも自分のペースを感じることに焦点を当て始め、片鱗程度の濃さでしかないけれども、そこに対する一つのアンサーを掴めたように思う。 その肝は物心ついた時から当たり前のようにやってきた「…

欲求を疑う(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

マルコの方から「みんなが忙しくなくてちゃんとご挨拶ができるから」ということで出発を日曜日に延期させてくれることになった。滞在はもう2日間伸びあと4日間空白の時間を持たせていただける。 ありがたい。生きるために必要なことへの対応に追われること…

「行動至上主義」から離れる(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

写真の編集を終えて、いつ出発しても良い状態になった。けど、ここ最近の瞑想がとても良い感じだし、ブログの更新は全然進んでいない(笑)から作業もしたいので、もう少しだけゆっくりしていたい。あと三日間滞在させていただけないかを尋ね、オッケーして…

編集作業⑤(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

写真編集を終えた。結局、編集を終えるまでに5日間かかった。これは仕事として写真の仕事を請け負っていた時と同じ強度の作業量。かなり消耗する。それでも相手に気に入られるかどうかは五分五分と行った確率。頑張った量と結果が比例するとは限らないとい…

編集作業④(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

いくつかの写真でフォトショップの切り抜き技術を駆使しなければならないのでネットで色々調べて実行。まあ〜これがすご〜く時間のかかる作業だった。依頼人がこれを採用するのかどうかは分からない。けれど使うかもしれないからやる。それが結局お蔵入りに…

編集作業③(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

一人でお留守番をさせてもらいながら引き続き編集作業。改めて写真の選定からやり直して衣装ごとに色の補正内容を厳密に調整していった。この調整が半分くらいまで完了したところで終わった。 夕方ごろに日本の友達と電話をした。相手からの「人生相談をした…

編集作業②(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

昨日の選定終了から一気に色や明るさを調整。全部やり切って完成、した、かと、思いきや、しばらく時間をおいてもう一度眺めてみるとあまり素敵じゃなく感じられる。 こういうことがよくある。 じーっと写真を眺めすぎて目が麻痺してしまっている状態で作業…

編集作業①(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

一日中、編集作業。この日は昨日撮影を終え帰宅してから初めていた、写真の選定作業。2200枚の写真の中から適切なものを選んでいきます。こうしてブログに出す写真とは違って、相手ありきの写真なので自分の感覚だけでは選べない。相手が喜びそうなもの…

日米伊三国コラボ・商品撮影(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

ラリメルームのドレスの商品撮影。 カメラ以外に必要な機材は全てラリメルームのものをお借りした。モデルさんはルチアのお友達。アメリカ出身で現レッジョ・エミリア在住のトニーさん。撮影したのはトニーさんの纏うオーダーメイドの10種類以上のドレス、そ…

何もしないで自分の波を感じる(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

この時期にしては珍しく、レッジョ・エミリアに雪が降った。今日も一人家に残って作業。見た目はパソコンに向かっているけど、むしろ瞑想に重心が行ってる。もうブログの更新なんざ後からでもどうにでもなるからまずはこっち、という心境になっている。 より…

手作りタリアテッレに挑戦(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

ルチア監督の指導の下、タリアテッレを手作り体験させてもらった。 タリアテッレはボローニャで食べた平べったいパスタのこと。昔は何かお祝い事がある時にこんな風に手作りしたそうだ。 製麺にはこの「machina per pasta(マキナ・ペル・パスタ)」という機…

心身もまた「物」である(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

自分は運動をしていなければ心身の調子を落とす。そういう認識でここ5年くらい生きてきたし、こうして自分の足で旅をする大きな理由の一つにもなっている。実際にやってみて「その通りだなあ」という実感もあって、だいたい3日以上同じ場所に留まっていた…

「物がある」とするか「物がない」とするか(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

「物がある」とするか 「物がない」とするか これは世界の捉え方の話。 どちらも正しい。どちらも間違いかもしれない。どちらがより良いというわけでもない。お昼ご飯をラーメンにするか、カレーにするか、程度の違い。ただ好きな方を選ぶだけ。 「物」と簡…

ニョッキもご飯のおかずなり(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

現在、泊らせてくれているマルコは旅行者が喜ぶことを次から次へと考えてくれる人で、毎日のように何かしらイタリア文化を紹介してくれるスーパーマンである。 夕食のメニューも何かしら学びになるメニューを考えてくれるのだけど、今日は手作りニョッキの体…

たまにこんなことで自信を見失う(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

Facebookのタイムラインに流れてきたCNNニュースの投稿。とあるYouTuberのお手柄ニュースが目についた。このYouTuberは警察の捜査も打ち切られた行方不明者の捜索をして、湖の底に沈んでいたところを発見したという。行方不明だった方は既に亡くなられていた…

自分のペースを思い出す練習(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

背筋を伸ばして家のソファーに座って目を閉じます。それ以外に特にルールはありません。自分に集中できるようにしているだけ。これが瞑想というものなのかどうかよく分からない。ただ、周りを見ているとやり方なんて特に決まっていないような気もする。 やり…

初心を思い出す(レッジョ・エミリア Reggio Emilia)

ぼくは2013年に大学を卒業して、一年半くらいの社会経験と呼べるかどうかも怪しい会社勤めの後、2014年からフリーランスを始めました。勉強したこともないカメラマン。それでもやり方はある。ブログやSNSなどいろんなメディアを使ってセルフプロデュースをし…

やり方を調整する(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

毎日を残したいという思いは変わらないし、このブログに記録が溜まっていくのを見ると嬉しくなるので、またブログを続けていくエンジンがかかりました。 ただ、今のやり方から修正、もっとボリュームを落とします(多分ギリシャでも同じようなことを言ってい…

お出かけ(レッジョ・エミリアReggio Emilia↔︎モデナModena)

せっかくゆっくり家に泊まらせてもらって作業をする時間があるというのに、なかなか進まなくてもやもやする日が続いています。マルコもルチアもパソコンに向かうぼくに対して自分にも似たような経験があるから分かると理解を示してくれているのがありがたい…

投げ銭窓口の変更のお知らせ

お知らせのまとめ これまで使っていたゆうちょ銀行のデビットカードが今年7月31日をもって利用できなくなります。そこで利用する銀行口座をソニー銀行に変更し、ネットショップ(STORES)による投げ銭窓口を新たに用意しました。 ・・・ これまでぼくはゆう…

成果が出ずとも焦らない(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

スマホの充電のためのコードを昨日散歩した洞窟で落としてしまったかもしれないので、20kmくらいの道のりを走って取りに行きました。本当に落ちているのか半信半疑だったけれど、本当に洞窟の中にコードが転がっていて、その光景がシュールで写真を撮りまし…

無駄な努力(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

ぼくはずっとテーブルに座ってパソコンやスマホに向かってるだけなのですが、マルコは「頑張るね、君のプロジェクトを応援してるよ」と言ってくれるし、ルチアは「私にもそういう時代あったなぁ」と懐かしんでいたりする。そういう共感があるのがなによりも…

自分の尺を把握する(レッジョ・エミリアReggio Emilia)

ルチアから紹介された友達から連絡をもらった。彼女は大学院で「新時代のノマドライフ」を研究しているらしく、ぼくは良いサンプルになるので「家を形作っているもの」を並べて写真を撮って資料とさせて欲しいというお願いをされた。 これがなかなか大変で、…

ドキュメンテーター(レッジョ・エミリア Reggio Emilia)

レッジョ・エミリア発祥の幼児教育手法「レッジョ・アプローチ」ではドキュメンテーション(英Documentation/伊Documentazione)を大切にする。ということをマルコから教えてもらいました。日本語で調べればすぐ出てくるけどそういうことも丁寧に教えてくれ…

廃材倉庫『レミダ』訪問(レッジョ・エミリア Reggio Emilia)

レッジョ・エミリア県はイタリア国内でも積極的に実験的な取り組みをする自治体なんだそうです。特にここが発祥の幼児教育手法「レッジョ・アプローチ」はとても有名なので興味がある方は「レッジョ・エミリア」とか「レッジョ・アプローチ」とかでググって…