HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

🇧🇬ブルガリア #2 (2021.2.18-3.6)

13ヵ国目(ブラツァ・バルカンВрачански Балкан〜グラディンイェГрадиње)

ゆっくり歩いて下山。夜まで漕ぎ進んでセルビアに無事入国することができた。90kmくらいの距離になった。 とても広い景色の場所だった。遠くに小さく町が見える。本当に安心する。 再び昨日と同じスタイルで下山。最後の最後まで気が抜けない。通信が回復し…

夜の雪山道(スタロ・セロСтаро село〜ブラツァ・バルカンВрачански Балкан)

標高1140mくらいの山越えに挑戦。真っ暗な山道。硬い雪が膝の高さくらいまで積もって自転車を押しても先に進めない道。すごく怖かった。下山途中でテントを貼った。距離としては40kmにも満たないけれど壮絶だった。。。 朝8時には出発。かなり早い時間。 今…

セルビアへ進み続ける(ミクレМикре〜スタロ・セロСтаро село)

霜が降りてテントの中でこぼした水は氷になっている朝だった。 セルビア入国に向けて先に進む。途中通りがかったとても素晴らしい雰囲気の修道院に泊まらせてもらえるかトライをしたけれどダメだった。。笑 村の人に尋ねて郵便局の前の敷地にテントを貼った。…

形あるものはいずれ失う(ヴェリコ タルノヴォВелико Търново〜ミクレМикре)

3月3日はブルガリアの解放記念日とされている。 ヴェリコタルノヴォからミクレまでの93kmくらいの道を走った。 2泊したホステルから出発。 プラメンさんとの待ち合わせの公園に向かう。 プラメンさんはお餞別をどっさり用意して待っていてくれた 二袋分! …

エンジェル(ヴェリコ タルノヴォ Велико Търново↔︎ゴルナ オリャホヴィツァ Горна Оряховица)

自転車のリアキャリアを直すために一日奔走した。山を超えて10kmほど離れた隣町にも足を伸ばす。 自転車をなんとかする。 ホステルのオーナーに尋ねて自転車屋に向けて出発。 明るい街の風景を眺めながら自転車屋に向かう。 最初に行ったのはこちら。ゴルゴ…

マルテニッツァ(キティノКитино〜ヴェリコ・タルノヴォВелико Търново)

75kmほどの走行だった。 朝、準備をしていると昨夜の人が様子を見に来てくれた。なにやら赤と白のミサンガのようなものを腕に巻いてくれた。 そしてこんなバッジももらう。 ブルガリアの3月1日は「マルテニッツァ」という健康を祈る風習があって、ブルガリ…

死なないようには生きない(ズラタルЗлатар〜キティノКитино)

自ら命を投げ出してしまおうなんてつもりはもちろんないけれど、なにかの巡り合わせで死ぬことに対して「そんなに悪いことではない、むしろ次の場所へのお引っ越し」くらいに思うことにしている。物理的に痛いのは本当にごめんですけれども。 すると、頭や小…

とある修道院(パルチザニПартизани〜ズラタルЗлатар)

ちょっと余裕が出てきた。すれ違う人たちに笑顔を向けることができる感じがする。怪訝な顔のように見える人もちゃんと笑ってくれる。 ブルガリアは人と関わるハードルがなかなか高い印象だった。が、それは誤解だったように思う。ハードルは自分が作ったもの…

あたたかい(ビャラБяла〜パルチザニПартизани)

暖かい日だった。春の気配。 ひと冬を超えてきたということに感動する。初めての冬、装備に不安がある中、そこが鬼門のように思えた。けれど、投げ銭といろいろな強力のおかげで厳冬期用の寝袋を入手して、トルコの人々のおもてなしによってほとんどの夜を暖…

そのまんま(ビャラБяла)

今日もオフ。行き先が決まって思い切り動き出す前にゆっくり時間を取ることにした。レオは旅の都合的にもう少しミシェルさん宅に滞在するようなので、明日から自分一人でまた動き始めることにした。久々にブルガリアに単身でぶつかっていく。その前に余白を…

走れるならばどこでも良い(ビャラБяла)

レオが電話で大使館のと友人に確認している。 ルーマニアの入国制限。友人の意見ではPCR検査が必要であるということだった。日本の大使館に問い合わせたところでは「外国人は基本入国禁止」「ブルガリアからの入国ではPCR検査は不要」という感じの入国できる…

自分の国のことを語りたい(ビャラБяла)

目的地の決定はまだできない。レオの大使館の友達によれば、おそらくルーマニア入国に際してワクチン注射が必要になるかもしれない、そしてこれから世界中でワクチン接種が必要になってくるかもしれない、ということだった。自分の知る限りではジョージアが…

宙ぶらりん(ネセバルНесебър〜ビャラБяла)

なかなかしんどい山登りを経ての45km。 美しい朝焼けが見られるかと思ったら曇っていた。。。 トルコから持ってきていたトルココーヒーをレオと一緒に飲む。 黒海は黒くない、とよく言われる。笑 地中海とはまた違う雰囲気の綺麗な海だ。 街に戻ってSIMカー…

豚の解体を見せてもらう(アヘロイАхелой〜ネセバルНесебър)

ブルガリア入国時点で滞在可能日数は残り20日間だった。この間に別の国に移らなければならない。 位置関係的に一番スムーズなのはルーマニア。300km弱進めば国境に到達する。が、ルーマニア入国時のPCRテスト陰性証明の提出の是非や入国後の隔離措置について…

あかるいまよなか(ブルガスБургас〜アヘロイАхелой)

レオは自転車の整備のため、自分はゆっくりブログを書くため、夕方の5時くらいまでレフレックススタジオに滞在させていただいた。ガリンの友達のガリン(おんなじ名前)を紹介してもらい、彼の家に泊まらせていただくことになった。 ブルガスからアヘロイ。…

微笑みを頼って(マルコ・タルノヴォМалко Търново〜ブルガスБургас)

ブルガスまでの約70kmを移動した。 マルコ・タルノヴォの公園ではゆっくり眠ることができた。警察が一度パスポートの確認にきただけで、あとは静かな夜だった。 雪がはらはらと降ってくる。 公園で荷物の整理をしていると自転車旅人が3人通りがかってきた。…

ドタバタ出国(カパクルKapaklı〜マルコ・タルノヴォМалко Търново)

ヒッチハイクは空振り!結局バスにタクシーを頼ってなんとか国境通過。総移動距離は170kmほどになった。ブルガリアの旅が再び始まりました。トルコ、本当にたくさんの嬉しい思い出をありがとう ザフェル宅近くの大通りでヒッチハイクにトライ→捕まらない→30k…