レオは自転車の整備のため、自分はゆっくりブログを書くため、夕方の5時くらいまでレフレックススタジオに滞在させていただいた。ガリンの友達のガリン(おんなじ名前)を紹介してもらい、彼の家に泊まらせていただくことになった。
ブルガスからアヘロイ。約30kmほどの移動。
バニツァ、、久々に食べるぜ。至福の味わいです😊
全然手付かずだったブログを頑張る久。
レオは調子が悪くなったギアの清掃作業。
ガリンが好きな日本の曲をかけてくれた。タツロー・ヤマシタ。さすがです。こんな遠く離れた場所にファンが存在するなんて、やっぱりすごい人なんだなあ。
ガリンは普段は物流のシステム運用の仕事をしていてこのスタジオはとても安く購入して今は彼の友人たちと一緒に音楽を録音したりするのに使用している。
購入したのはこの部屋だけだったけれど、他のスペースは空き家状態でボロボロなのでそこを自分たちで直して使わせてもらえるようになっている。そこに子供たちがいろいろなアート活動に取り組めるスペースを作るつもりだそうだ。応援させていただくとしよう。
「これどういう意味?」と尋ねてくるガリン。
ガリンに頼んで次の泊まり先の友達に電話をしてもらった。その名もガリン。同じ大学の同じクラスで学んだ。出席は二人まとめて取られたとか取られなかったとか。
普段は夜勤で家にいないことも多かったそうだけれど、本日の宿泊OKしてもらうことができた。突然のお願いなのに、なんとありがたいことか😃
ガリンは人を惹きつける魅力を感じる人だった。彼の友人も皆口を揃えて言っていた。ありがとうございました😊
出発。
ブルガスって思っていたよりもこじんまりとした都市だなあと思った。ソフィアでもそんなことを思ったので、多分ブルガリアってコンパクトな国なのかもしれない。自分の中でも比較対象が日本とかトルコだからなのかもしれない。とりあえずコンパクトな場所は自分に撮って居心地がいい。
もうほぼほぼ日は沈みきった。今日は夜間走行だ。
黒海だ。
黒海。
プールのテーマパーク。
暗い。枯れた木々がひたすら並ぶ、寂しげな雰囲気だ。季節が季節だからなのかもしれないけれど、ブルガリアってなんかこう、クールな雰囲気だなあと思う。もうちょっと言うと哀愁感が漂っている。
合計2時間ほど走って目的地に到着。ガススタンドでこの地に住むガリンと待ち合わせ。
こちらのガリンは繊細で優しい人なんだろうなあと想像した。お世話になります。
案内してもらった部屋はこじんまりとしていたけれど一夜過ごすには十分すぎる場所だった。久々にシャワーも使わせていただいた。
食事は寛久の自炊。お鍋をお借りしたけれどパスタが壊滅的に煮崩れてしまい、一部すいとんのような食感になってしまった。レオさんに謝ったが気にせず食べてくれた。特にコメントは頂かなかったのできっと大したことのない出来栄えだったことでしょう。笑
野良猫か飼い猫か判別つかないがとにかく身を擦り寄せてきておねだりされた。寛久はこう言う時には無慈悲である。一欠片も与えてやらねえぞ、という感じでシカトする。きっといずれ猫の神だか犬の神だかに呪われる。
明日は朝7時から仕事に出てしまうと言うガリンに夜のうちに別れの挨拶。本当に助かりました。ありがとう😊
この日もネット環境や電気はそろっていたので、ブログ作業をやろうと思ったけれど、自分の中でまた一つ大きな目覚めみたいなものが始まって朝の4時ごろまでずっと起きていた。
金銭的に残り1万円をきって今までの自分なら焦っていたとこだったんだけれど、なんというのか、もっと広く、命としてどうか、という視点で今の自分を見てみるとむしろ全然順調であることが腑に落ちてきた。
三次元的にうまくやりくりができていないと良い状態ではない、と解釈していた自分がより薄まって、このまま進んでいく、表面的に見てどんな動きになっていようと、魂としてはこのまま進んでいく。
表出している現実に囚われず、かといって目を背けるでもなく、魂としてあるべき在り方を瞬間瞬間自ら選び続ける。それがこの道の真髄なのかもしれない。
そういうことが腑におちてとても心地よかった。