HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Entries from 2021-06-01 to 1 month

旅の話をうまく伝えられるようになりたい(ポドゴリツァ Подгорица)

朝、テントから出るとダヴィッドが管理人さんからトゲトゲしい剣幕で何かを言われていた。モンテネグロの言葉だけど、ダヴィッドが何を言われているのかは想像できた。 「ごめん、君はここから出ていかなければならないみたいだ。いつも庭は自由に使わせても…

母国から逃れてきた優しい数学教師の話(ポドゴリツァ Подгорица)

野宿は安全だったけれど朝日がものすごく暑い、テントを置く場所をミスった。。 今日は街中のカフェで作業をしたい。あっちに見えているのがポドゴリツァの街。 良い感じのカフェを発見して席をインターネットをお借りする。 作業をしていると後ろから英語で…

アルバニアからモンテネグロへ(デダイ Dedaj〜ポドゴリツァ Подгорица)

アルバニアからモンテネグロに入国。自転車が何度もパンクしてなかなか苦戦した。 午前中は泊まらせてもらったカフェで作業、カプチーノを持ってきていただいた 出発前に自炊。米にオリーブオイルとバルサミコ酢とカレースパイスにサフラン、そしてオレガノ…

スマホは無事だった(デダイDedaj↔︎セスTheth)

レストランにはフレンドリーな人がいて、彼を頼って荷物を置かせてもらうことができた。ありがたい 二度目の山登り。荷物がない分、より歩くことに集中することができて気持ちいい。 同じ道を、それもこんな山道を、歩いて進んでいくだなんて、多くの人にと…

メッセージを送っているのは誰だ!?(バイザBajzë〜デバイDedaj)

ポドゴリツァに少し向かって、また発見したカフェで作業に取り掛かっていた。 なかなかゆっくり作業する気分にもなれなかったから座って、落ち着いて集中して作業に取り掛からせてもらった。モンテネグロに入る前に溜まっているブログ更新を済ませようかと …

下界へ(セスTheth〜バイザBajzë)

65.8km移動。 〜〜〜〜〜 いつもリュックを載せている木。 今までは4本使っていたけれど、これ、2本で十分バックパックを支えられる。 少しでも乗せる荷物は軽い方がいいので2本はここで捨てていくことに。 ベトナムでこの自転車を買った時にミン君につけ…

青い瞳2(セスTheth)

セス二つ目の観光地はブルーアイ。 2ヶ月ほど前、ぼくはアルバニア南部のサランダでもう一つのブルーアイに行った。 このセスでも、美しい青い水が拝めるみたいだったので見にいこうと思い立った。 ブルーアイ・セスまでの10kmを往復。 〜〜〜〜〜 朝5時に…

滝に打たれてなんぼのもんじゃい(セスTheth)

最近はSimカードも入れていなかった自分のスマホ。 その役割は優先度の高い順で書くと ・マップ、位置情報(オフライン状態でも現在地をかなり追ってくれる優れもの) ・翻訳(寝場所を尋ねるときのコミュニケーションツール。言語をあらかじめダウンロード…

スマホを山道で落とす(ジャイ Xhaj 〜 セス Theth)

移動は36.9km 〜〜〜〜〜 朝6時に起きたら全快。完全回復! 昨日、ヘロヘロになりながら進んだ距離分を一瞬で走り抜けた気がした。 やっぱり体調を万全にして臨むことが一番だいじ。これ一番大事。 なかなか古そうな教会だ。 農作業をしている人と山。すご…

村の診療所で一日寝込ませてもらう(ジャイXhaj)

気持ち悪い。とてもとても気持ち悪い。 昨日の食べ物が鳩尾のところでストップして止まっているのがわかる。 トイレを使わせてもらうが便は完全液状になっていて出量が少ない。 胃の中のものは吐き出してしまいそうな気持ち悪さだ。 何かに当たってしまった…

寄り道(レジャ Lezhë〜ジャイ Xhaj)

この日でモンテネグロに入ると思っていたけれど、地元の人のおすすめでもう一つ、アルバニアの名所に立ち寄ることにした。その途中の農家さんのところにお世話になりました。 88.9km移動 暑いからいよいよ夏スタイル! コソボのアギムさんからいただいたサイ…

アルバニアは生きやすい(ブレル Burrel〜レジャ Lezhë)

63.2km移動 ブレルという街を通り過ぎていく。 この日からセミの鳴き声が聞こえてきた。夏だ。暑い! おもちゃみたいな車とすれ違った。良いね。 道はアップダウンが続いていく。暑い。こまめに水分補給。 水の補給はバーやレストランで。ほぼどこでも、みん…

田舎道を駆ける(ブラタ・エ・エパルメBllatë e Epërme〜ブレル Burrel)

66.5km移動。 昨晩は安全にキャンプできました 朝また作業のためにカフェに入るとカプチーノをご馳走していただけた。合掌 作業をしているとやっぱりまた「おい、撮ってくれ」と頼まれる。 そしてすぐに「送ってくれ」と頼まれる。 パソコンに取り込んで編集…

北マケドニアからアルバニアへ(ガリГари〜ブラタ・エ・エパルメBllatë e Epërme)

約30km移動。アルバニアに入国してすぐのところまで。 無事に野宿完了。キャンプ場と遜色ない快適さだった ゆっくり荷物まとめて出発〜 ここから先は下りが中心。 やっぱりね、すごい景色の中を走れることが山道のご褒美だよな こんな崖っぷちで すぐ横向く…

み、水を、発見、しました(キチェヴォ Кичево〜ガリ Гари)

昨晩寝てたティピテント。他のみんなは朝9時くらいになってもほとんど眠っていた。 挨拶を交わす人も特にいないので一人昨日来た道を引き返す。一人でゆっくり歩くならすごく気持ちいい道だなと思う。 微妙に道がぬかるんでたりする。油断して道の端っこを踏…

レインボー・ギャザリング(ゴスティヴァル Гостивар〜キチェヴォ Кичево)

レインボー・ギャザリングというイベントに行った。 めちゃくちゃ簡単に言うと、世界中の自然と調和した生き方を好む人々が 一つの場所に集ってキャンプをするイベント。 場所は文明から隔絶された森の中。 1ヶ月間、一つの場所で開催。 それからまた違う国…

歩きは祈り(スコピエ Скопје〜ゴスティヴァル Гостивар)

19日ぶりに走り始めた。向かう先はちょっとしたご縁で知ったイベント。 この日は何か大きなイベントがあったわけでも、すごい景色を見たわけでもなく、ただ久々に走る感じを確かめながら、ちょっとした上り坂も歩いたりしながら、ゆっくりと進んでいった。 …

インシャーラー・マーシャーラー(スコピエ Скопје)

インシャーラー(Inshallah 神のおぼしめしあらば) 「インシャーラー、午後はお出かけしよう」 「インシャーラー、明日はオンライン学習会をやるよ」 エクレムアービーはいつも英語でコミュニケーションをとるけれど、未来の希望の話をするときは必ず「イン…

新しい作業2(スコピエСкопје)

作業の中で、相当過去まで遡って写真を見返した。 一枚一枚は冴えないその写真たちが、実は無意識にある方向に向かっていて、それは心から納得いくものであったとすることができて、ちょっと泣くくらい感動した。 生まれながらにして気になること、うまく説…

新しい作業(スコピエ Скопје)

写真をたくさん撮る人間ならではの作業が入った。 今のうちに終わらせたくて引き続き引きこもり。 今日は久々に東京の小学2年生の友人とビデオ通話した。 ピンボケだけどお気に入りの瞬間をピックアップ。笑笑笑 めちゃくちゃ元気をもらった メドレセの様子…

手が進み出す(スコピエ Скопје)

作業がようやくぽんぽんと進んでいった。5日分くらい一気にアップしたかな。 大きな出来事のこともこの日でアップ完了。 メドレセ(滞在させていただいているムスリムのシェアハウス)はとにかく居心地が良いし、エクレムアービーもそっとしておいてくれて、…

スコピエ歩くマン2(スコピエ Скопје)

この日も歩いた。4時間。カメラをチェックするとか細かい用事だけ済ませて行き先は特に決めずに歩いてちょっっとだけ山を登った。 あちらの奥の方の山を目指してみる。 山の位置はこんな感じ こんな二階建てバスがたくさん走ってます。 この辺りから登山。 …

スコピエ歩くマン(スコピエ Скопје、マヴロヴォ Маврово、キチェヴォКичево)

スコピエを歩いて撮る。歩くのはぼくの原点だ。 最初はスコピエのちょっと小高いポイントに立っているスコピエ城。 自分が訪れた限り、バルカン半島のどの城も大体そうだけれど城壁の内部はほぼ草原と建物がいくつか、という感じです。 あちらがスコピエの中…

ぼんやりと決意を固めた日(スコピエ Скопје)

昨日の訃報から何となくぼんやりとしていて、この日も一日あまり目に見えて何も進んでいない。そういう時の自分は内心でちまちま何かしらの考えを建設していて、この日が終わる頃にはぼんやりとある決意をしていた。決意の中身はいずれ発表するのかもしれな…

逝ってなお笑う男(スコピエСкопје)

訃報が入った。 亡くなったのは自分が旅するきっかけとなった人。 自己紹介の記事の後半初めあたりに書いてある「そもそもの始まり」の話というところ。 「お前は走るために生まれてきた身体だから走れ。」 と直感からの言葉を伝えてきた人。 その言葉はその…

風邪気味(スコピエСкопје)

終日どこにも出かけず作業日。自分の身体は運動不足になると独特の気持ち悪さを訴えてくる。それでもなんとか作業を終わらせたい、、が、やっぱり進みは遅かった。 朝食いつも変わらないけれど変わらず美味しいです。ありがたや これまで自分の部屋で作業し…

ある金曜日の日常(スコピエСкопје)

エクレムアービーに金曜礼拝やいろいろな友人とお茶しに出かけた。行く先々でお茶やコーヒーをいただきながら、ご挨拶をしながら、この地の日常を体験させていただいた。 作業の方は少しだけ動けてきた。整理が完了しつつある。 昨日に続きロンドンにお住ま…

力みが抜けていく(スコピエ Скопје)

依然として作業に取り掛かっているけれど進みはいまいち。イメージや感覚の方が整ってくるのは良いけれど、具体的にはどうやっていこう。 書くほうに時間を注いで歩けなくなったら本末転倒。かといってただ歩くだけでも納得しない。自分の求めるイメージと現…

峡谷へ行く(スコピエ Скопје、マトカМатка)

ロンドンにお住まいのトルコ人ムスリムの友達とオンラインで繋がって一緒に学習会。スコピエ近くの観光地であるマトカ峡谷に連れて行ってくれました。エクレムアービーが自然を通して信仰心を語ってくれました。 作業は相変わらずあまり進まずです。 朝はイ…

進んでないけど進んでる(スコピエ Скопје)

日が出ているうちはゆっくり作業する時間があったけれど全然進まなかった。現状の発信スタイルとそのための作業方法が自分にフィットしていないと感じる。作業を進める目的でメドレセに滞在させてもらっているので焦る。 けれど進まないなりにも目に見えない…