HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

ある金曜日の日常(スコピエСкопје)

エクレムアービーに金曜礼拝やいろいろな友人とお茶しに出かけた。行く先々でお茶やコーヒーをいただきながら、ご挨拶をしながら、この地の日常を体験させていただいた。

作業の方は少しだけ動けてきた。整理が完了しつつある。

 

昨日に続きロンドンにお住まいのユフスアービーと朝の学習会。

ちなみに学習会では主にこの赤い本を読む。

f:id:tajimax-tj:20210606222238j:plain

著者はサイード・ヌルシというオスマン帝国時代に生まれたクルド人イスラムスンニ派神学者だそうです。

彼の著書はクルアーンの内容をさまざまな論理で解説しています。トルコ語と英語の本がここには置いてある。というか、時々写真に写る赤い本はほぼぜんぶ著者サイード・ヌルシ。よっぽどすごい人だったんだろう。

 

オリーブの種いつも捨ててたけど「種は飲み込むと体に良いよ」とアービーに教えてもらった。

f:id:tajimax-tj:20210606222334j:plain

 

お昼に金曜日のちょっと特別な礼拝に連れ出してもらった。

f:id:tajimax-tj:20210606222406j:plain

ちょっとしたフェスかな?と思えるくらい賑わっている。

f:id:tajimax-tj:20210606222450j:plain

中も軽く満員状態。イマム(「指導者」の意味で前に立って何かやっている人)が何かスピーチをしている。

f:id:tajimax-tj:20210606222540j:plain

そこからは普通の礼拝。

f:id:tajimax-tj:20210606222555j:plain

終わったあとは庭周りを見て回る。先日お茶したユヌスという友人も居合わせて合流。

これはモスクの裏手にあるお墓。オスマン帝国時代の将軍が埋まっているそうだ。

f:id:tajimax-tj:20210606222627j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606222705j:plain

「ごらん、この美しいデザインを」とアービー

f:id:tajimax-tj:20210606222809j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606222827j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606222609j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606222906j:plain

三人でお茶しにいく。

f:id:tajimax-tj:20210606222929j:plain

マキアートをご馳走になります。

f:id:tajimax-tj:20210606222945j:plain

エクレムアービーはやっぱりお花に感動。

f:id:tajimax-tj:20210606223027j:plain

最近やってなかったセルフタイマー。

f:id:tajimax-tj:20210606230513j:plain

レモン炭酸もいただきます😊

f:id:tajimax-tj:20210606223146j:plain

お次は先日髪を切ってくれた床屋さんに会いにいくことに。

f:id:tajimax-tj:20210606223213j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223247j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223334j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223813j:plain

床屋さんのお孫さん

f:id:tajimax-tj:20210606223410j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223448j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223512j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223536j:plain

コーヒーをいただく。尋ねられるとほぼ100%「飲みます」と答えちゃうからです、相変わらず。笑

f:id:tajimax-tj:20210606223610j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223630j:plain

座って話しているうちにエクレムアービーの髪の毛整えちゃるよ、と言う話になってカットが始まる。

f:id:tajimax-tj:20210606223655j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606223734j:plain

帰路につく前にオールドマーケットで食材のお買い物。広いです。

f:id:tajimax-tj:20210606223946j:plain

f:id:tajimax-tj:20210606224009j:plain

天秤使って重さをはかります。

f:id:tajimax-tj:20210606224103j:plain

これ、ゆりかごやって。

f:id:tajimax-tj:20210611002756j:plain

今度は近所のカーペット屋さんを訪問。親子が似ている😊

(お父さん瞬きの瞬間でごめんなさい。。)

f:id:tajimax-tj:20210611003102j:plain

お店の前でお茶します。

f:id:tajimax-tj:20210606224121j:plain

目の前の道路はコソボへと通じるメインロード。

f:id:tajimax-tj:20210606224156j:plain

何やらマケドニア人とアルバニア人との間で軽い事故があったようで言い合いになっていた。多国籍間でのトラブルに対応するための書類なるものがあるらしい。

違う国が隣接しているんだから日本とは事情が違うなあ」としみじみ思っていた。

 

ここは家のすぐ目の前。近所の少年たちのサッカー場になっています。笑

f:id:tajimax-tj:20210606224233j:plain

夕食。きゅうりをアイラン(ヨーグルトに水を足して水っぽくしたもの)につけたお野菜。身体に優しい、と思う😊

f:id:tajimax-tj:20210606224321j:plain

彼らの生活感を感じさせていただいた😊 

 

ちょっと古い本を書いた人の「雑念とは他人の念のことである」という言葉を、とあるお気に入りのサイトから発見した。これは自分にとてもよく刺さった。

どこまで行っても自己評価しかできないけれど、自分は「他人にどう思われる(た)だろう」という気遣いのやり方があまり上手じゃないと思う。

良く思われた(と判断した)としても、悪く思われた(と判断した)としても、何もなかった(と判断した)としても、いずれも自分の心地よい動きが止まるように作用させてしまう。

ちょっとだけ具体的に言うと、「こう思われちゃうからまずいかな?」「あれ、ダメだって思われただろな〜」と悪い方に見積もる感じ。

お褒めの言葉を頂戴しても次の瞬間から悪い未来を描く「次も良い結果出すのはハードル高いな〜」って感じ。

いずれも他人の存在をベースにした思案に気を取られて自分の求めを見失うのはしょっちゅうある。

書いてみるとバカバカしいことだと頭で理解できるけれど身体反応レベルでそういう動きがナチュラルになっているということだろうと思う。

そこに「他人の念」そのものを「雑念」とおっしゃる方が現れてくれてとても良い感じに吹っ切れた感じがした。

やわらかく孤立し、自由自在に手を繋いだり離したりも可能。自由自在のイメージ。

昨日の自己否定感の理解に加えてより楽に、楽しみになった。