HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

35歳、近況とこれから

本記事の日付を以って35歳になりました。自分は9月6日以降、ずっとダカールの友人夫妻のお宅に滞在させていただきながら旅の記録を制作しています。こんなに長い期間特に何も嫌な顔せず好きに居させてくれる彼らもまたとんでもないツワモノです。近いうちに旅の記録にも現れます。

自分は自ら誕生日を周囲の人に明かさないようにするシャイマンなのでこの日も特に変わりなく過ごしました。だから特別感を覚えたのは繋がりを感じる方からいただいたメッセージのみです。想いを寄せて下さった方々、ありがとうございます。
ただいま自分史上、最・引きこもり中。外出しない。写真も撮らない。ひたすらスマホ画面に向き合って作文を続けます。
で、作文が行き詰まったら即スマホを置いて壁とか窓の外を見て或いは目を閉じて体操したり座禅したり宇宙の愛を感じたり。
これら我流セルフ整体で本当に元気。今、この整体がかつてないほど奥深く、豊かに感じます。外を散歩して気分転換とかしなくてもこれで全快。外出は手間がかかるしここは人や車が多すぎて逆に疲れる。
で、最近覚えましたが、目を閉じて好きな場所に身を置くイメージを描くのって良いです。実在する場所はもちろん、自然とか海とか抽象的でも、〇〇星とか宇宙船のようなのも全然オッケー。自分は海にはまってる。
自分の感覚の向こう側に客体が存在し、それそのものやそれ固有の法則が世界を形作る究極の真実である、という3次元の想定ではイメージなんてこの身体の肌を境界として内外に分けた内側に当たる自分の心の中で展開されるただの妄想や想像に過ぎない。だから「エアー〇〇」などと軽んじられる。
感覚の向こうの客体の有無は不確定で、自分の身体すらも幻であり確かなのはこの幻の中のどこにもいない自分の本体である意識が自分由来で感じている感覚だけであり、現実とは正にその感覚のことであると想定する非3次元においては諸感覚のうちの思考(思覚と呼んでます)や感情、五感を媒質として生成されるイメージこそがそのまま現実になります。
ということは非3次元のリアリティが深まればもはや行きたいところにいつでも行けるのだろうと思いました。しかも宇宙とか何々星とかいろんな絶景の組み合わせとか何でもござれだろうな。

ぼくはたまたま身体が強くたくさんの方々にご協力いただいているので物理次元的に旅してることになってますが、外出できなくてもイメージだけで旅ができるってより本質性を感じます。だっておいらこんな生活してても心が閉じて暗澹たる引きこもりのような心地の時だってあってそれを旅とは言えない気がするもんよ。まあそれもひっくるめて旅だけどさ。
旅もまた詰まるところ心の在りようでしかない。そういう理解が進みました。

今作っているのはSNS向けの旅の記録。これは起こった出来事や撮れた写真を基準に、だいたい1〜2週間くらい、長期間ひとどころに滞在して動きのない時は1〜2ヶ月分くらいをひとまとめにして作っていく予定です。
が、まずは今に追いつくまで作ってみて様子を見ます。あと15本くらいです。なかなか多い。
で、それが良い感じなら再び旅立って以降もそのボリューム感で報告を作り続けながら動く予定です。加えて速報として写真や動画をストーリーズ、threads、Xあたりに軽くシェアまでできたら良いな。旅して書くだけのわがシンプルドリームライフプラン。
兼ねてより謳っていた当ブログの毎日分更新は8月の時点で止めました。理由は毎日分更新だと自分が心を込められない部分も無理矢理形にしなければならず、読んでくださる方も自分自身も疲弊させるし、結局本音で繋がれない気がしたからです。楽しみにして下さっていた方には申し訳ありません。現在は毎月の収支表のみを更新中でこれからも継続予定です。手が回れば日々の写真や地図だけを載せて一般公開データ格納庫みたいな役割を担ってもらうつもりです。

執筆風景。テント使ってます。

執筆作業の進捗ですがまあとことんスローです。自分のスペックよ。

あらゆる事象の言語化が遅い。脳の情報処理が遅い。並べた言葉を読みやすく整えたりより適切な表現に直すのも遅い。語彙が少ない。メモリーが少ない。いちおう直感で「これで良い」という水準、つまりゴールはある。だからそれまでひたすらこのロースペック脳で歩み続ける。
結果、毎日快適な空間で終日時間を注ぎ込めるにも関わらず、ここまで1週間に1本も上がってない。投稿は1本4000字くらいなんだけど物書く人にとっちゃ決して多くはないと思う。
これであと15本、約4ヶ月、え、終えるの来年?
その上必死こいて書いたからってそれが読む人の足しになるかは分からない。私は知っておる。努力と結果は必ずしも比例しない。比例するのは正しい努力と結果。むろんこの取り組みが正しいのかは闇。不安スイッチが入ると似た情報を引き寄せる。「ちまちま書いてるなんて似合わない」的なことを人から言われたこととか。やはり自分の舵取りは間違っているのかと疑心暗鬼になる。
舵取りを間違えた先に待っているのはザ・素寒貧、旅の終わり、人様への多大なるご迷惑、セルフメイド羞恥地獄、社会的または肉体的な死。
でもね、ぜんぶ、どぅーーーでも良いわけ。3次元だから。

自分はただ手を動かしたいから動かすだけ。
ちょっとでも失速したらプチ家事とセルフ整体で回復。
夜の睡眠目標8時間。更に昼寝、寝たいだけ眠る。
努力は方向性が大事。身を粉にするのではなく、マインドをすっきり健やかに保ち、自分の宇宙と繋がり身を任せ自分の出力感をできるだけ小さく、やろうとせんでもやっちゃうような動感で進める努力をする。
そうやって心地よく過ごした結果は問わない。来年になってしまっても良い。やりきれなくても良い。気が変わってしまっても良い。旅が終わってしまっても良い。お亡くなりになっても良い。どうなってもユニバースラブスミー。
かつてここまですっきり取り組めたことはないんじゃないか。清々しい。

「死ぬまでに〇〇を為す」的な発想から離れたのは大きい。
自分の死生観想定話では死って別に終わりじゃない。
非3次元にトライしているとこの現実はただの自分が映し出した感覚像で夢見の状態かもしれず、死を迎えたあとは夢から覚めて本来の世界?みたいな場に還るか、ただの無感覚か。輪廻転生みたいなシステムがあるならまた次の別時代で別の場所の夢見の状態に移行するかもしれない。
で、何処にいようがずっと続いていくのはこの自分意識が感覚象を創り出すということ。だからこれが自分にとって好ましければ幸せなの。常に自分にとって好ましい感覚象を感じて創り出す。有り体に言えばセルフで幸せで在れる心の習慣を覚える。物理次元の動向を追うよりずーっと遥かに末長くお付き合いする自分の意識を整えることの方が遥かににやりがいを感じるわけ。

だから見た目やってることは作文とか整体とか生活だけど、心の中の焦点は直感、思考、感情、五感の調整であって、この手で紡げる3次元の結果は何でもよろしい。楽しけりゃあとはどうでもよろしいってことです。
もちろんこれは独り身で近くに守るべき人もいない自分だからそう思えるのかもしれません。実際、自分は対人から受ける刺激がHSPかってレベルで激しく、仮に所帯なんか持ってたら家族を守る責任を第一に生きる気がします。でも、まあそれならそれをワクワク事項に捉え直したりすれば良いだけか。全てはアッラーからのギフトやしな。非3次元って何してるかは関係ない。心が元気ならオッケーだもの。

久々に再会した悟りのモルの第一子誕生祝い。参列して撮らせていただいた。

で、そのくらい徹底的に3次元の都合を無視してピュアに自分の感覚と向き合って見えたのですが、自分はただ感じたことを言いたいだけです。
平素より口が回らないわりに思考はする。もうずっと心の中に溜まっているけれど出してやれていない考えが大量に溜まっている。
それを言葉に変換できると嬉しい。
それを他人に見せるとドキドキ嬉しい。
で、その人たちからの共感や好感はもちろん激しく嬉しいのだけど、きっとそこは本丸じゃない。
真の本丸はただこうして自分の中に浮かび上がる感覚を言葉に紡ぐことにあるだろうと。
それはもっと良いボールを投げたいとか、もっと良い音を出したいとかそういうのと同じように思う。
もう時間かかりまくっちゃって良いわけ。しっくりこなくて何度も書き直したり、こんな意味の熟語はないかと調べたり、新しいアイデア降りてきちゃってゼロから書きなおしたり、意味が通るように並べ替えて、やっぱり戻して、それは感覚を辿って捉える究極の遊戯です。

楽しい。これが全てでしょ。

ずっと取り組んで、死ぬまで花開いたりしなくても良い。
これが生き甲斐。これが生きる意味。これが人生。来たよ。ついに来た。って感じ
旅して書くことにこの命を全部くれてやって良い。
これよ、これこれ、こういう納得のいく単純明快さが欲しかった。ヤッホイ!

具体的な方はもうボロボロでオッケー。やばくなったら家族を頼ってでもサバイブするよ。
ここまで自分の感覚が分かった今、正直、海外旅にこだわっていません。
別に無一文の素っ裸でも身体が動くなら旅は出来る。なんらかの理由で海外に居られなくなるなら日本でまた歩き出すだけ。
日本だけでも一生かけたって周りきれないほど広いし、味わいきれんほどドラマがある。海外にしばらく居たからこそ心底実感する我が国の珍妙さと愛おしさ。よだれが出てきます。

だからぼくのことを想ってくださる方々、お投げ銭もナーバスに思ってくれなくて大丈夫。オレさ、日本で普通にお金稼いで生きようとしたことあるから分かるよ、金稼ぐの超大変だと思うもん。貯金20万円超えたことありません。
だからまずは自分や自分の家族や仲間のためにとっておいたり使ったりしてくれたら幸いです。
もしかしたら自分はガチの素寒貧になってからが面白さ本番なのかもしれないし。
でもおれはそれすっげぇ嫌だからその前に表現で魅せるor助けを呼びかけるけどね!笑
そんでぼくは狙ってるよ。この世界には出番がなくて困っているお金がたんまりあって、それが僕の手元にやって来る!それだけで旅費は賄い切れる!これで全方位ハッピー!祈祷。
まあなんにせよ、生きるだけならイージーです。そんで心は元気に保つよう練習しとく。最強でしょ?それに、結構当たる勘ですがわたし長生きします。どう転んでも3次元寿命80年は堅い。心配ない。


今後の予定ですが3年以内に日本上陸します。
「以内」なので明日かもしれないし本当に3年後かもしれません。
理由は細かい用事が出来たから。別に面白くはないのでここでは書かず、その時に話します。
で、その用事を済ませた後はせっかくなので最低でも数年は日本を人力で旅したいと思っています。それにあたっては外国人旅行者を助けるネットワークを作れないかなぁとか思っています。
と言っても自分の手と目が行き届くサイズ感が良いですね。シンプルに信頼できる人と顔の見える繋がりを作っていく。それだけで良い気がします。
自分はこの旅でただただ現地の人に助け続けられたので、日本にやってくる外国人に何かできないかという思考が働いています。まあその時が近づいたら本格的に考えます。まずは目の前のことですね。
でね、ぼくは思うんですよ。
こんなに何でもありの自由な根無草ステータスを活かさず普通に飛行機で帰る。そんなのつまらんくねー?と。
だからここはいっちょ船で行ったろやないかい
ルートは特に決めません。
理想はこれから大西洋を横断し南米に渡って更に太平洋を航海したい。でもそれが叶わなければユーラシアを西へとひたすら進んで韓国から乗船もよし。
もう、宙になんか浮いてられっか!
おれは接地(水)したまま行く!ラブ地球!

撮影で動き回ってモルからプレゼントしていただいた正装は汗まみれ

はい、そんなわけでわたし元気です!伝わると嬉しい。笑
ここまで思えるようになったのは本当に温かく応援いただいて息長く旅させていただけたおかげです。
最近、YouTubeとかXとかで他の旅人の様子を覗いて感じたんですが支援をもらって旅する人に心無い言葉を投げるオーディエンスって世の中いっぱいいるんだなぁと。自分に向けられたものではないのに視界が歪むほど気持ち悪くなりました。他人の実体感が濃く感じられる自分がそんなもの直に受けてたらもう怪我してるんじゃないか。
自分の周りはなんて爽やかなんだろう。だんだん分かってきた。みんな本当にすごいんだ。おれは本当に目が曇っていたし今も曇っているのだろう。そんな人たちに囲まれたお陰様でわたしは今日も健やか平和です。ははは、なんと感謝したら良いかわからないねもう。
引き続き自分を生き続けて何かお返し出来たらいいな。まずは旅の報告を書き続けます。いつもありがとうございます。