HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Entries from 2023-01-01 to 1 month

セネガル野宿旅(St Louis→Ourak)

サン・ルイをクリスタ、イヴァンとの3人で出発。セネガルは初日からクリスタがカウチサーフィンでサン・ルイ在住のホストを見つけてくれていたので、アテのない旅としてはこの日が初日となった。 道路は舗装されていないところがところどころ。景色は砂漠の…

こどもたち(St Louis)

サン・ルイSt Louisで繋がった子供達の支援活動をしている非営利団体「Coeur en Or」に3度目の訪問。 午前中はアート活動を見学した。塗り絵用に印刷された紙に色鉛筆で塗っていく。色鉛筆は削られていないものが多く、鉛筆削りは壊れかけでちょっと乱暴に扱…

おおらか作業日和(St Louis)

更新が3週間分ほど滞り、ホットな報告が出来ていない状態をなんとかしたいなぁと思うのでやり方を修正します。簡単な文章を最低でもほぼ毎日更新し、後から写真や地図も詳しく載せていくスタイルを試してみます。これまでケチってきたSIMカードも導入してい…

おもてなしリレー(St Louis)

また、バイのお宅で昼食をご馳走になった。 ・ 夕方にまたカウチサーフィン伝いに知った人の家に移った。 迎えてくれたのはシェイフCheikhというとても純朴で笑顔の素敵な青年、彼の親切さと屈託のない笑顔を見ていると、セネガルの人に悪いことしちゃいけな…

食事配給(St Louis)

自転車の部品を購入するために地図で調べて街を彷徨った。ヨーロッパではGoogleマップで「bicycle」と検索すれば街中であれば2~3件は表示されていたけど、モロッコ以降は表示されなくなった。ここサン・ルイもかなり賑やかな都市だけどやっぱり自転車屋が地…

サッカー見学(St Louis)

朝はバイがカフェ・トゥーバを淹れてくれた。カフェ・トゥーバはクローブのようなスパイスが混ざっている砂糖多めの甘いコーヒー。コーヒーはまあインスタントものだけど、このスパイスが独特で美味しい。ちなみにカフェ・トゥーバは街中なら本当にどこでも…

セネガル入国(Keur-Macene كرمسين→St Louis)

セネガルに入国して最初の都市サン・ルイに到着。クリスタがカウチサーフィンでつながった男性のお宅で泊まらせていただけることになった。色々なことがあって写真の数が多くなった。 朝七時。日が昇る前から出発。日中になると相当な暑さになるので快適なう…

笑っちゃえば仲良くなれる(Keur-Macene كرمسين)

みんなの気分でもう一日、昨晩泊まらせていただいたアバスAbas氏の仕事場に滞在させてもらうことになった。自分もとにかく記録を書く時間が欲しいのでありがたい。一日のほとんどをスマホと向き合って過ごした。その間アバスがコーラや食事を毎回持ってきて…

セネガルを感じる(tiguend تكند→Keur-Macene كرمسين)

80kmくらい走ってセネガルの国境近くまで到着した。 霧の濃い朝だった。 道路から眺めることのできる、ラクダのいる風景に惹かれる。 真っ白な「虹」がデカデカとかかっている。クリスタが「Fog bowがあるよ」と言うまで気がつかなった。 全体像を収めるため…

海沿いを南下(Nouakchott نواكشوط→tiguend تكند)

早朝、モハメッド氏の家を出発して南下する。約一週間ぶりのサイクリング。 ・ 今日の道のりは100km。海の近くを走っていった。 去り際にヌアクショットの街並みを撮りながら進んでいった。 ・ ビスケット咥えながら振り返るクリスタ。 モーリタニアの人は速…

ホストとゲスト(Nouakchott نواكشوط)

モーリタニアのヌアクショットで滞在させてくれたジュロームさんとヴァレンティーナさんのお宅は今日で去る。 今回は彼らにたくさんお世話になりすぎたからこちらからケーキを贈ろうとイヴァンが提案して3人で割り勘で準備した。 自分一人だったらまずやら…

市場の腐臭(Nouakchott نواكشوط)

ヌアクショットに滞在している間に一緒にモーリタニア鉄道に乗ったメンバーが集まってきた。WhatsAppのグループメッセージ上でフェデリコが「みんなで会わないか?」と誘ってきたので会いに行くことに。 今日はほとんど街中の写真を撮り歩く日だった。 両足…

アメリカ大陸へ渡りたい(Nouakchott نواكشوط)

昨晩から泊まらせていただいているフランス人とイタリア人のカップルの方のお宅にもう一泊させていただけるので、一日引きこもって作業をしていた。 ふと余裕があるのでここから先、訪れる予定の国の入国要件を軽く確認した。数えてみると15カ国でビザの取得…

お値段確認を怠ると(Nouakchott نواكشوط)

ローカルな食堂ではお昼ご飯が50ウギア=200円弱で食べられるのでクリスタ、イヴァンと一緒に行ってみることに。ちまちま材料を集めて自炊をするよりも安上がりだという説もある。 辿り着いたのは大通りから少し入ったところにあるセネガルの料理を提供してい…

粗雑な関わり方(Nouakchott نواكشوط)

首都ヌアクショットに住む富豪モハメッド氏の仕事場にしばらくの間滞在させてもらうことになった。自分はWi-Fiを取得して滞在することができるカフェに暗くなるまで篭ってパソコンに向かった。 街を歩いている途中、目が合った5人ほどの女性達になにやら大声…

3度のパンク、ヒッチハイク、混沌(Unknown→Nouakchott نواكشوط)

朝、出発しようとしたら前輪がパンクしていることに気が付き、みんなのサポートをもらいながら修理。焦って急ぎ過ぎてタイヤとリムに棘が残っていないか確認するステップをすっ飛ばしクリスタに指摘されてやり直す。旅歴2年半の所業ではない。みんなに迷惑を…

生活の質(Akjoujt اكجوجت→Unknown)

7:30のうっすら明るくなってくる空の下、荷物をまとめて走り出す。さらに首都ヌアクショットに向かって自転車を漕いでいく4人のバイクパッカー。昨日テントを張る場所へ案内してくれた人が、ぼくらの進む先にあるガソリンスタンドに勤める友達を紹介してく…

踊ってみよ(Terjit→Akjoujt اكجوجت)

モーリタニアの首都ヌアクショットに向けて148kmを移動。この日は後発のクリスタが181kmという距離を余裕でクリアし追いついてきてメンバーは4人になった。自称「自転車がパートナー」のこの女、只者じゃない。 町のスーパーで買い物がてらイヴァンが現地の…

空き家に泊まる(Atar أطار→Terjit)

大所帯だった旅人一行はシンゲッティに留まるグループ、アタールのキャンプ場に留まるグループ、先に進むグループとバラバラになり、自分はスペインのイヴァン、イタリアのフェデリコと一緒に先に進むグループに。 この日はタルジットに向けて移動を開始した…

世界遺産よりも感覚優先(Atar أطار)

シンゲッティという世界遺産の集落にバスに乗って見に行くとみんなは言う。 対してぼくはキャンプ場に残って作業することにした。 モーリタニアではモロッコと比べると全ての物価が1.5〜2倍くらいになった。パンを一つ買うのに10ウギア=40円。これはモロッコ…

お茶に招待していただく(Choum شوم→Atar أطار)

バイクパッカーとヒッチハイカーたちはみんな列車で移動により疲れてしまい、車で次の目的地であるアタールAtarまでの100kmと少しを移動することに。自分は全然余裕があったので、同じく自転車で走る気満々だったイタリアのフェデリコと2人でサイクリングで…

世界一長い列車(Nouadhibou نواذيبو→Choum شوم)

モーリタニアには鉄鉱石を輸送するための列車が走っていて、これが世界一長い全長1.6kmということだそうだ。この貨物車両には無賃で乗車することができて、この列車そのものがモーリタニアで体験できる定番アトラクションということで旅行者の間で有名。でも…

モーリタニア入国(Guerguerat ڭرڭورات مغربية→Nouadhibou نواذيبو)

モーリタニア・イスラム共和国が正式名称。 しんどかった。のっけからしんどかった。 入国するのに30日間の旅行ビザ55ユーロ=7700円。自分はこれを550ディルハムで支払えると思っていた。実際にモーリタニアに入った人に尋ねると支払うことができたというの…

どこに幸運が隠れているか分からない(Bir Gandouz بئر كندوز→Guerguerat ڭرڭورات مغربية)

モロッコの国境まで到着し、その直前のガススタンドでテント泊することになった。ガススタンドのカフェや売店でいつものようにホブズ(パン)を購入しようとすると売り切れだという。まだ午後の2時前だというのに。。 仕方がないので1kmくらい歩いたところ…

仲間と自分(Unknown→Bir Gandouz بئر كندوز)

仲間と走行を始めて3日目。自分はこれまで他人との接し方がとても緊張していたなあと思う。いつも何か気を回さなければならない。が、元来ぼーっとしていて気の効く人間ではないので、無理にやろうとしてもその気持ちは空回りして失敗して、たいてい自分は…

夜の砂漠にて(Imlili إمليلي→Unknown)

みんながもう寝始めた時に夜のサハラを少しだけ歩いた。 ここまでずっと一本砂漠に伸びるコンクリートの道路を走ってきているけれど、この砂漠は全く走ることができない。タイヤが砂に取られて前に進みようもない。圧倒的な自然の前では自転車もまた不自由だ…

サハラ人(Dakhla الداخلة→Imlili إمليلي)

何人ですか?と尋ねれば「サハラ人」だと答えるガススタンド勤務の彼ら。今晩の野宿場所となったこのガススタンドのカフェで休憩していたらお茶やタジン鍋をご馳走してくれた。 この西サハラはモロッコが実質的に管理していて、モロッコからするとこの地域も…

旅人達と合流する(Dakhla الداخلة)

月明かりでほんのり明るい夜のキャンプ場。今日の一日を共にしたイタリアのフェデリコが別れ際「君の投稿が好きだよ」と伝えてくれた。「君は自分が感じたことをちゃんと書いている」と。彼は繋がったインスタグラムの投稿を見てそう言ってくれた。ぼくはい…

黙々と走り続ける(Fishing Village L'Bir قرية الصيادين البير→Dakhla الداخلة)

変わらずに電源とネットを取れるカフェにたどり着くことを目指して走るが、西サハラでは地図上で孤立したレストランやカフェを見つけて行ってみてもひたすら簡素な設備のみでネットは置いてない。まとまった街中以外では皆無。まあ必要なさそうだものな。そ…

ひとり(Boujdour بوجدور→ Fishing Village L'Bir قرية الصيادين البير)

ガススタンドに滞在させていただいた一週間が明けて移動再開。更に海沿いの道を南に進む。ほぼ何もない道を150km近く走った。 警察に止められてパスポートチェックが入る。迂闊に警察官の前で写真を撮るのはお咎めがありそうなの控えているけれど、こっそり…