HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

セネガル入国(Keur-Macene كرمسين→St Louis)

セネガルに入国して最初の都市サン・ルイに到着。クリスタがカウチサーフィンでつながった男性のお宅で泊まらせていただけることになった。色々なことがあって写真の数が多くなった。

朝七時。日が昇る前から出発。日中になると相当な暑さになるので快適なうちに目的地まで到達してしまおうという作戦。

これまでの砂漠からの変化が濃くなり、川と木々が現れてくる、色々動植物が見られ始めた。

日の出

道路は舗装されていないので気をつけながら進む。

ペリカン

ものすごい巨体で重そうなのにそれでも飛んでいくってすごいなあと感心する。

イノシシが走り去るのを見かける。いつも走っている最中なので撮れたのはこんな一枚くらい。

あの遠景にはフラミンゴ。

このルートは途中国立公園を通りそのゲートで入場料200ウギア=800円を支払わなければならない。国立公園には要がなくてただ国境に向かうだけでも支払わなければならない。

ここに来る前から入場料は一人につき200ウギアという情報を拾っていた。が、「支払わずに通れた」という情報も拾った。だから村に滞在している間、真偽を確認するため警察に確認した。

それによると僕らの場合「3人で200ウギアでも良い」ということだった。

この時、係官は1人につき200ウギアを要求してきた。警察に確認した件を伝えるとあっさり3人で200ウギアで良いということになった。いやもう、本当にあっさり変更になった。

こんな風にオフィシャルなところでもその管理はきっちりとしているわけではしていない。地元の人たちからのお墨付きがあることで有利な条件になることは多々あるので、誰かしらに協力を仰ぐことはとても重要だろうと思う。

国立公園、と言ってもどこが公園なのかはよくわからない。

橋を通って、セネガルの国境管理事務所に到着した。

事務所の人に水をお願いするとこんな風にプラスチック袋に入った水をいただいた。

齧って穴を開けて水を飲む。セネガルではペットボトル以外にこんな形でも市販されている。カンボジアでも見かけたことがあるな。

事務所の係官は陽気でずいぶんと適当だった。セネガルはアフリカの中でも数少ない、ビザなしで入国して90日間滞在ができる国。パスポートにスタンプを押してもらって入国完了。

セネガルもフランス領だったことがある影響で主な言語はフランス語。調べてみるネイティブの言葉であるウォロフWolof語よりもフランス語が第一の公用語と言うことになっているようである。

コンクリートの道路だ。人がフレンドリーでインフラが整っていてモーリタニアよりも旅がしやすそうだと予感した。

モスク

すごい量の荷物を積んだ古い車。

牛の大群。別に襲われたりはしない。

バスはシールやらペイントやら賑やかな見た目になってきた。

港の都市サン・ルイSt Loisに到着して今日ホストしてくれる人の家に。

どこが家なのかはっきりとせず近くで工事をしている人に尋ねて電話をしてもらったり、こう、待ち合わせはスムーズには行かない。

ホストをしてくれるのはバイBayeという青年で、アパートの中に一つ丸々使える部屋を用意してくれた。ダブルベッドはイヴァンとクリスタが、自分は床にマットレスを敷いて眠ることに。

まだ時間があるので自転車で街を見て回る。サン・ルイはセネガルの中でも二番目に大きな都市で賑やかだった。というか混みすぎて運転が怖かった。

大皿を囲んでいる人たちを見つけて笑顔でその様子を眺めていると「お前も来い!」と誘っていただいた。

モーリタニアから既にそうだったけどこうして一つの皿を囲むスタイルが基本のようである。

セネガルの代表的な料理、「チェブジェンThieboudienne」はここ、サン・ルイが発祥という説があるそうです。

こちらはタマリンドやレモンを混ぜた酸っぱいドレッシング。これがとても合う。

食後にはお茶もいただいた。ごちそうさまでした!

フルーツを買い漁る帰り道。

 

 

夜になったら今度はホストのバイが散歩に連れ出してくれた。

橋はセネガルカラーになる。

ストリートフードは肉と野菜の串焼きのサンドイッチ。

売っている風景。

バイに連れられてレストランにカウチサーファーが集まる会に少しだけ立ち寄った。バイはこんな風に色々な旅人積極的に会いに行っているようである。