HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Entries from 2021-01-01 to 1 month

Lazy(カパドキアKapadokya)

自分はこの歩みで何を築き上げていけるのか全然分からずに進んでいる。ただこの日、オンライン会で出会った人に自己紹介をした時、楽しそうにぼくの話に耳を傾けてくれた。その時の笑顔はとても良いヒントになった。 「他人の役に立つことをして、他人好かれ…

アナザープラネット(カパドキアKapadokya)

カッパドキアの数ある名所のうちのいくつかを観光した日。岩です、岩。岩の中の教会。岩の階段。岩の家。岩を掘って暮らしていた時代。みてるだけで自分の中の子供心みたいなのがくすぐられた。写真がドバッと並んじゃって見にくいかもしれません。良いまと…

月夜の極寒ライド(ニーデNiğde〜カパドキアKapadokya)

最高気温0度くらいの中を走った。雪国の人には序の口の寒さかもしれないけれど寒さが苦手なのでこれは辛い。ジャケットを着て自転車を漕いで体をあたためないと凍えてしまう。特に手足の冷えが早い。手袋と靴はしっかりした防寒仕様ではない。 この日の宿泊…

低空飛行(ハサンガジHasangazi〜ニーデNiğde)

また体調は万全でないまま60kmほどを移動した。自転車を漕ぐ身体に力が入らないのはここが標高1000m以上の高地だったからというのもあるのかもしれない。明らかに低地にいた時と力の入り方が違う。体調のせいだけじゃない。相変わらず人には助けてもらえるけ…

大突風(ギュレックGülek〜ハサンガジHasangazi)

自転車をものすごい力で押し出す大突風を味わった。すごい、勝手に進む、漕いでなくても進む。上り坂でも進む。風はさらに強くなって土埃で前が全く見えなくなりながら尚も自転車を押してくる。危険を感じてブレーキをかける。こんなにすごい風は滅多に味わ…

北へ(アダナAdana〜ギュレックGülek)

アダナを出発。80キロ弱移動。 いよいよ北への移動がはじまった。ぼくの中では「いよいよ」だ。それはこの移動がとても厳しいものになることが予想されていたから。トルコの内陸部は標高が高くて最低気温が−20近くまで落ちる地域がほとんどだ。この地域の現…

体調は不完全でもアダナケバブはいただく(アダナAdana)

アダナではいろいろと用事があった。まずは新しい寝袋の引き取り。日本でネット購入したものをこのアダナ在住の人の家に郵送してもらったので待ち合わせ。その後はまた別の人たちとの予定。自分がメディアに登場させていただいてから何人かの人からお誘いを…

バッドコンディション(メルスィンMersin〜アダナAdana)

昨晩から発生した微妙な腸の痺れ感覚が辛い。痛いというわけではないのだけれどなんだか辛い。腸に違和感があるとお腹に力が入らない。全ての行動で力が抜ける。走ることもまた然り。この日の走りは平坦な道のりしかなかったけれど、すごく辛かった。普段は…

考え事(メルスィンMersin)

たぶんこの、自分の体力で進むというプロセスがなかったら旅はしていなかったと思う。お金があったとしても、飛行機や電車やバスに乗って素晴らしい景色や食べ物を巡るという旅にはそんなに興味がわかない気がする。 だからやっぱり自分にとってはいわゆる「…

ムスリムな学生寮(アクデレAkdere〜メルスィンMersin)

メディアに登場した後にインスタグラムからメッセージをくれた人に会うことができた。ムスリムの大学生たちが共同で暮らす部屋に案内してもらってたくさんの出会いと面白い経験をさせていただくことができた。 都市メルスィンまでの平坦な道100kmを一気に駆…

海とバナナとお茶とシャワー(ボジャジBozyazi〜アクデレAkdere)

引き続き海沿いを走る。アップダウンが多い。小さな出会いがいくつかあって楽しい日だった。ガソリンスタンドテント泊も快適に過ごせた。 メッシットの中にはコンパクトにお祈りの必需品が置かれている。クルアーンとか数珠見たいなやつとか。 あとは伏して…

小さなモスク「メッシットmescit」(ゼイティナダZeytinada〜ボジャジBozyazi)

60kmくらい走行しました。 昨晩眠った場所はこんな感じ。雨を凌げてとても助かりました。 こちらがバナナ農家さんの直売所。気持ちの良い立地だ。 昨日、寝場所に案内してくれたおじさんに挨拶をしに行こうと思ったけれど出かけているようだった。お礼のメッ…

飛ぶ(アランヤAlanya〜ゼイティナダZeytinada)

ついに飛びました 浮いてびっくり、風に流されびっくり、降下してびっくり。これがパラグライディングか! そのあと出発。今日は夜道を走って、雨が降ってきたので、バナナ農家さんの案内でまたへんてこな場所でテント泊しました。 〜〜〜 午後3時からの出発…

なにかと素敵な人に巡り会う(アランヤAlanya)

アランヤはパラグライディングの体験が盛んなところでもある。空の男アリフさんの元生徒のユスフさんもまた営業所に所属していて、アリフさんは自分がフライトに連れていけない代わりにユスフさんに話をつけてくれたらしい。なんとありがたい 昨日までは休日…

友達が友達を呼び、また友達を呼ぶ(アランヤAlanya)

アランヤには明日まで用事があるのでここから大きく移動はしない。アクンさんから「君に会いたがっている友達がいる」ということを聴いたので会いに行って、談笑しているうちに、さらにその友達を紹介してもらい、結局彼の農場の小屋に泊まらせてもらった。…

新聞に載り、テレビで流れる(アランヤAlanya)

新聞に載っていた。以前チャンダルリで友達になった漁師さんから写真と共にメッセージが送られてきて把握した。笑 載っていたのはこのショチュSözcüという新聞。Wikipediaを英語で読んでみるとトルコでも一番売れている新聞の一つらしい。トルコの現地人が言…

フライト中止、お泊まり中止(バデマースBademağacı〜アランヤAlanya)

パラグライディングは中止となった。笑 詳細は写真の合間に書いておいたけれど、久々に心の中でムッとしてしまいました。反省。結局はとにかくたくさん助けてくれたアリフさん。笑顔でお別れした。また会いたいなぁと思う。 そこからアリフさんに紹介しても…

古代都市テルメッソス(バデマースBademağacı)

アリフさんの家に車で送り届けてくれたアリさんがアンタルヤの山上にある古代都市遺跡に連れてきてくれた。ギリシャとトルコでたくさんこのような遺跡を見てきたけれど今回のが自分史上では一番かな、シアターを見た時はさすがの文化価値に疎い寛久もびっく…

挨拶回り、遺跡巡り(バデマースBademağacı)

午前中は大雨。午後から晴れて出かける。パラグライドは風の向きが良くなかったので別日に変更。この日はアリフさんと一緒に村の人たちや地域のジャンダルマいう軍隊の人と顔合わせをしたり、近くの遺跡に連れて行ってもらった。多分出会いがなければ一生赴…

心に残った表情(アンタルヤAntalya〜バデマースBademağacı)

昨日、どこかで横転させた際に壊れた後輪を直してもらうためファティフに行きつけのショップに連れて行ってもらった。10:30ごろに持っていったけれど、修理に手間がかかるらしく17:30ごろまで待つことになった。その間はファティフの家でゆっくりブログを書…

遺跡、炎、疾走、優しい人(オリンポスOlympos〜アンタルヤAntalya)

いろいろなものを見に行った日だった。そしてたくさん走った。ホストしてくれた人もとても素晴らしい人たちだった。嬉しいことは盛りだくさんだったんだけれど、自分としては日頃の考え方や感覚が大きく前進してスッキリできたことが印象的な日だった。この…

バーベキュー(クムルサKumluca〜オリンポスOlympos)

ゆっくり起き出してゆっくりご飯を作って食べて、出発が13:30ごろになった。疲れというか怠さというかやる気のなさというか、そういう波が来ている気がする。 旅程を決めるのが難しくて、とりあえずはオリンポス遺跡という場所に行こうとしたけれど、到着時…

転倒(デムレDemre〜クムルサKumluca)

デムレという街のローカル放送のための取材を受けました。この取材のためにコロナの影響で閉まっている遺跡のゲートを開けてもらい、撮影がてら観光もさせていただきました。ありがたいことです もちろん取材されたことがどんな風に編集されるのか分からない…

この先の景色が眩い気がする(カルカンKalkan〜デムレDemre)

今日もまたちょっとした出会いがたくさん生まれました。インスタグラムの友達が日に日に少しずつ増えていきます。 自分の脚力で進む。ただこれだけの作業を日々続ける。これは自分にとっては逃げに逃げて辿り着いた活動でもあります。あれはできない、これも…

もう半年、まだ半年(フェトヒエFethiye〜カルカンKalkan)

気持ち的にはちょっとお休みしたいモードですが、ジョージアまでの移動とブログは毎日続けていきます。今日も穏やかな旅でした。 そして今日でギリシャへと旅立ってから半年が経ちました。たった半年なんですがはじめた頃と比べるといろんなことが変わりまし…

芯を探る(ダラマンDalaman〜フェトヒエFethiye)

歩くこともペダルを漕ぐことも写真を撮ることもこうして書くこともいろいろと自分でより芯が通る形を模索している真っ最中だと思います。マニアックですがこの旅の中でおそらくそれを一番楽しんでますね、わたし。今日も素敵な人たちに囲まれて健やかに穏や…

温もる(キズルヤカKızılyaka〜ダラマンDalaman)

もうなんかとりあえず話しかけさえすれば友達になれるんじゃないかと誤解してしまいそうになるくらいトルコの人たちがフレンドリーに感じる。この日もいろいろ出会って助けてもらってホクホクな一日だった 50キロくらい走行。 昨晩泊まったガソリンスタンド…

歩いて削ぎ落とす(ヤターンYatağan〜クズルヤカKızılyaka)

次に入る国がどこになるかは分かりませんが、ビザの関係上、あと2000kmくらいの距離を残り40日ほどで渡り切らなければなりません。なので1日50キロ目安で進むイメージです。もちろんバスとか飛行機とかビザ延長したりとか奥の手はいろいろあるけれど、期間内…

頼る(ボドルムBodrum〜ヤターンYatağan)

お世話になることが自分の中では旅の一つのメインイベントになっている。泊めていただき、食べ物をいただき、その地域のいろいろなことを教えていただき、どこかに連れて行ってもらったり、車に自転車ごと乗せてもらったり、なにかを直してもらったり。 自分…

姿(ボドルムBodrum)

カナダ人の旅行者がぼくに話しかけてきた。ずいぶん歳上に見えたけれど同い年だった。自転車を見て興味を持ったようでいろいろ尋ねてくる。なんだか積極的だ。「最初はいろいろ大変だった?」「きっと精神的に辛いこともあるんだろうね?」とか、行き先とか…