最高気温0度くらいの中を走った。雪国の人には序の口の寒さかもしれないけれど寒さが苦手なのでこれは辛い。ジャケットを着て自転車を漕いで体をあたためないと凍えてしまう。特に手足の冷えが早い。手袋と靴はしっかりした防寒仕様ではない。
この日の宿泊はカッパドキアのホテル。以前ネットニュースに載った時にインスタグラムからメッセージをくれた人のホテル。「無料で宿泊しても良いよ」とまるで友人のようなノリの軽さにびっくら喜んでそのお誘いに乗った。
「ホテルまで頑張れば休める」と万全でない体を動かしたけれど、道を間違えて30kmくらい余計に走った。
ホテル出発、イラクのおじさまにご挨拶。
ニーデの街中。寒い寒い。
街を出て大きな通りを走る。
寒さで写真を撮る余裕がいつもより余計にない。
途中で道を間違えていたことに気がついて、車通りの少ない道を走った。雪原にたった一人という感じがすごく印象的だった。
何やら途中に古い集落っぽいところが。。
日が沈んでいく。道を間違えてしまったので、カッパドキアのホテルに着く前にどこか別の場所にテントを張ることになるかと思ったけれど、まだ余力があったので夜の道を走り抜けていくことにした。
名前も分からない村を通り抜ける。
月が明るかった。うっすら雪原が照らされる。
ところどころでかなり気象の荒そうな大型の犬が二、三匹吠えまくりながら追いかけてくる。かなり近づいてくる。あまりスピードが出せないので近づきすぎる犬は蹴る。噛まれるのだけは避けたい。が、これが思ったよりも効かない。犬も丈夫だ。
カッパドキアに到着したけれど写真でよくみるような岩山はどこだろう。さらに地図を辿ってみると。
きたー!
うわー!やっぱりすごい!
ここがホテルのある場所。ギョレメという地区。坂道を降って街に入る。
ホテルに到着した。もう夜の10時近い。手足が冷えまくり。体は疲れまくり。たどり着けて本当に良かった。。水は凍っていた。
門をくぐるとまた立派な建物ですこと!
メッセージでやりとりしていた人は帰宅していたようで代わりの人に案内してもらう。
案内してもらったお部屋は。。
すげええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
いや、スイートルームじゃん!!!
なんかガラス張りですごそうなの置いてある!
岩をくり抜いて作った部屋だよ!
すごすぎて疲れているのに伝えるために頭を頑張って働かせて写真を撮りまくる。
いやもう、こんなお部屋自分にはもったいない!ってくらいの場所!ありがたく疲れ切った体を休ませていただきました。
トルコでもっとも観光客に人気の場所の素晴らしいホテルで過ごせるなんてそんなリッチなことは滅多にないかもしれない。心より感謝です。