HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Entries from 2021-02-01 to 1 month

死なないようには生きない(ズラタルЗлатар〜キティノКитино)

自ら命を投げ出してしまおうなんてつもりはもちろんないけれど、なにかの巡り合わせで死ぬことに対して「そんなに悪いことではない、むしろ次の場所へのお引っ越し」くらいに思うことにしている。物理的に痛いのは本当にごめんですけれども。 すると、頭や小…

とある修道院(パルチザニПартизани〜ズラタルЗлатар)

ちょっと余裕が出てきた。すれ違う人たちに笑顔を向けることができる感じがする。怪訝な顔のように見える人もちゃんと笑ってくれる。 ブルガリアは人と関わるハードルがなかなか高い印象だった。が、それは誤解だったように思う。ハードルは自分が作ったもの…

あたたかい(ビャラБяла〜パルチザニПартизани)

暖かい日だった。春の気配。 ひと冬を超えてきたということに感動する。初めての冬、装備に不安がある中、そこが鬼門のように思えた。けれど、投げ銭といろいろな強力のおかげで厳冬期用の寝袋を入手して、トルコの人々のおもてなしによってほとんどの夜を暖…

そのまんま(ビャラБяла)

今日もオフ。行き先が決まって思い切り動き出す前にゆっくり時間を取ることにした。レオは旅の都合的にもう少しミシェルさん宅に滞在するようなので、明日から自分一人でまた動き始めることにした。久々にブルガリアに単身でぶつかっていく。その前に余白を…

走れるならばどこでも良い(ビャラБяла)

レオが電話で大使館のと友人に確認している。 ルーマニアの入国制限。友人の意見ではPCR検査が必要であるということだった。日本の大使館に問い合わせたところでは「外国人は基本入国禁止」「ブルガリアからの入国ではPCR検査は不要」という感じの入国できる…

自分の国のことを語りたい(ビャラБяла)

目的地の決定はまだできない。レオの大使館の友達によれば、おそらくルーマニア入国に際してワクチン注射が必要になるかもしれない、そしてこれから世界中でワクチン接種が必要になってくるかもしれない、ということだった。自分の知る限りではジョージアが…

宙ぶらりん(ネセバルНесебър〜ビャラБяла)

なかなかしんどい山登りを経ての45km。 美しい朝焼けが見られるかと思ったら曇っていた。。。 トルコから持ってきていたトルココーヒーをレオと一緒に飲む。 黒海は黒くない、とよく言われる。笑 地中海とはまた違う雰囲気の綺麗な海だ。 街に戻ってSIMカー…

豚の解体を見せてもらう(アヘロイАхелой〜ネセバルНесебър)

ブルガリア入国時点で滞在可能日数は残り20日間だった。この間に別の国に移らなければならない。 位置関係的に一番スムーズなのはルーマニア。300km弱進めば国境に到達する。が、ルーマニア入国時のPCRテスト陰性証明の提出の是非や入国後の隔離措置について…

あかるいまよなか(ブルガスБургас〜アヘロイАхелой)

レオは自転車の整備のため、自分はゆっくりブログを書くため、夕方の5時くらいまでレフレックススタジオに滞在させていただいた。ガリンの友達のガリン(おんなじ名前)を紹介してもらい、彼の家に泊まらせていただくことになった。 ブルガスからアヘロイ。…

微笑みを頼って(マルコ・タルノヴォМалко Търново〜ブルガスБургас)

ブルガスまでの約70kmを移動した。 マルコ・タルノヴォの公園ではゆっくり眠ることができた。警察が一度パスポートの確認にきただけで、あとは静かな夜だった。 雪がはらはらと降ってくる。 公園で荷物の整理をしていると自転車旅人が3人通りがかってきた。…

ドタバタ出国(カパクルKapaklı〜マルコ・タルノヴォМалко Търново)

ヒッチハイクは空振り!結局バスにタクシーを頼ってなんとか国境通過。総移動距離は170kmほどになった。ブルガリアの旅が再び始まりました。トルコ、本当にたくさんの嬉しい思い出をありがとう ザフェル宅近くの大通りでヒッチハイクにトライ→捕まらない→30k…

ヒッチハイクでなんとかなるんじゃないかね(シリウリSilivri〜カパクルKapaklı)

自転車のアクシデントがまた起こって進めたのは40kmほどだった。国境越えは明日のヒッチハイク頼みとなった。 ーーーーー 警察の方から朝ごはんもしっかりいただきました。 出発前に記念写真を誘われて撮ってみるが自分のカメラには全然まとまらない一同であ…

限界、大破、幸運(シリウリSilivri)

またしても自転車が突然壊れてしまう。 10kmくらいしか移動ができなかった。 ゆっくり眠らせていただいた翌日も変わらぬテンションでファルクさんが朝食を用意してくれた。 3人で記念写真、トルコ人のほぼ全てが敬愛するアタトゥルクもご一緒に。 生徒とのオ…

先生のお家でお休み(シリウリSilivri)

移動は10km程度しかしていない。 昨日に引き続き雪がすごい。走る気力を持っていかれる。 この日はまずレオの自転車のギアを直さなければならない。レオがウォームシャワーでコンタクトをとった人に会いに行ってこの辺りの自転車屋を教えてもらうことに。 連…

今日から二人旅(イズミトIzmit〜シリウリSilivri)

電車やバスを使って172kmの移動になった。 〜〜〜〜〜 早朝からイタリアに飛び立つというオメルに合わせて暗いうちに出発。朝の6:30。すごく早い。 そしてなんと、寝ている間にお母さんが僕のビリビリのズボンを縫って直してくれていた!!!!!!! わーー…

ヘルプヘルプヘルプ(サカリヤSakarya〜イズミトİzmit)

サカリヤからイズミトへの50km弱の移動 泊まらせていただいたカフェにまたわらわらと人が集まってくる。もちろん謎の日本人の話題になる。わいわいわいわい、何を言っているのか分からないけれどとりあえずなんか楽しそうだからいいか、と。笑 なんやかんや…

雪山超え(ナルハンNallıhan〜サカリヤSakarya)

朝から雪が激しい日だった。地図でかなりの登山になることを確認、その条件下で100km走る。けっこう覚悟していた。 が、突然ホテルに二人の男性がやってきてトルコ語で何か話しかけてくる。翻訳機を使って尋ねると、彼らはナルハンの自治体の観光部だそうで…

おもてなし(ベイパザルBeypazarı〜ナルハンNallıhan)

ベイパザルを案内してもらった。ベイパザルは趣がある良いところだった。景色を見せてもらうだけでなく、ものづくりをしている職人さんの仕事を体験させてもらったり、お土産を各所でもらったり、ものすごい体験をさせてもらった気がする。少ない単語の英語…

ベイパザル観光案内所(アンカラAnkara〜ベイパザルBeypazarı)

ベイパザルという町の自治体の観光文化部(英語から察した)の責任者という人からインスタグラムを通してご連絡いただいた。メディアに出てからもらった連絡だ。今にして思えばそんなこともあるなんて偉いこっちゃだなあと思う。トルコの人は旅行者のおもて…

ムスリムのお宅で休憩(アンカラAnkara)

メルスィンで出会ったレベントさんからメッセージを受け取る。「会って欲しい友人がいる」ということでその人を訪ねることに。アンカラはレベントさんの故郷だそうだ。 友人の家に到着しムスリムの文化に触れさせてもらった。この日の自分は疲れが溜まってい…

テレビ慣れしたい(アンカラAnkara)

こんな番組になりました。 いやー緊張した緊張した。後から動画を見てもう「ああ〜こんな俺見たくない!」という瞬間のオンパレード。いろいろ反省しました。もっとリラックスしたいなあと思うのですがどうでしょう。 インテビューでは特に自分に力をくれた…

(ギョルバシュGölbaşı〜アンカラAnkara)

ダリャさんという人がアンカラに住んでいる。ウェブニュースに登場してからやりとりが始まり、メッセージを通していろいろサポートしてくれたのでトルコを去る前に会っておきたかった。ダリャさんに連絡をするとダリャさんの友人のネット番組の生配信のゲス…

(キョプルキョイKöprüköy〜ギョルバシュGölbaşı)

90km弱の移動だった。 朝の8時に起きて家畜の世話に行くチャラール。 牛小屋の掃除。 子牛が近づいてきた。 まつ毛が長い。 こんなに近づいてくるとは。かわいいな。 手絞り また朝食をいただいて出発。記念写真。 とても優しい青年でした。ありがとう 「あ…

(クルシェヒルKırşehir〜キョプリュキョイKöprüköy)

100km弱を走った。昨日のようにスイスイとは行かず結構疲れた。自転車の状態は結構まめに管理しないと良い状態が継続しないなあと実感した。 朝9時、高校生のメフメットが見送りに来てくれた。泊まらせてもらった大学生たちの部屋を後にする。まだ眠そうな…

17歳高校生、32歳旅人を救う(カイセリKayseri〜クルシェヒルKırşehir)

日が暮れる頃に辿り着いた街にはツテがなかったので、モスクの人に泊まる場所を相談しに行った。ちょっとローカルでこじんまりとしたモスクだ。英語で会話できない相手とのやりとりにつまづいていると、通りすがりの青年がこのやりとりの様子を見ている。「…

次の国は(カイセリKayseri)

この日、1日かけて次の行き先をブルガリアと決めた。 まずはカイセリの移民局に行って旅行者ビザの延長について尋ねてみると、今は基本的にオンラインで手続きを進めているのでそちらを参照してくれと、トルコ語のみの説明とリンク先が書かれた紙一枚をもら…

You are Explorer(カパドキアKapadokya〜カイセリKayseri)

カイセリに移動。体調はかなり良くなっていた。カイセリでは一昨日のオンラインミーティングで出会った大学教授のビュレントさんに会いに向かった。カイセリがどんな街なのかも何が見どころなのかも知らないし調べてもいない。ただ偶然紡がれた縁に導かれて…

観光どころじゃない(カパドキアKapadokya)

昨日休んだ分、このすごい場所を見て回ろうと思って自転車を漕いだけれどあまり元気はなかった。 この後に向かう国のことが心配だ。東側の陸路、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、イランへの入国はコロナやら何やらの理由で不可能であることがはっ…