昨日休んだ分、このすごい場所を見て回ろうと思って自転車を漕いだけれどあまり元気はなかった。
この後に向かう国のことが心配だ。東側の陸路、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、イランへの入国はコロナやら何やらの理由で不可能であることがはっきりした。ちなみにジョージアではワクチン接種の証明があれば入国が可能になったらしい。今後こういう国が増えてくるのかもしれない。
自分はワクチンを打つ気は全くない。が、こんなご時世、自分も観念してワクチンに手を出すのか否か。自分は可能な限り生まれ持って備わっている生物としての力を信じていたいし、ウィルスだって生き物。危険なものをむやみやたらに殺していく生き方はいずれ破滅するような気がする。
ビザの期限が今月の中旬に迫っている今、先の旅程がはっきりとしないのは辛い。ビザの延長か、西側に戻るか、飛行機でいける国を探すか。考えることが多くて観光という気分ではなかった。
旅の雲行きが日に日に怪しくなっていくように感じられる。「コロナさえなければなぁ」と何度思ったことか。いや、正確にはこの「コロナに対する人々の認識」だな。世界の激流の中でこの両足は何を紡げるのか。
〜撮った写真〜
岩の教会や家を見に行った。