HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

You are Explorer(カパドキアKapadokya〜カイセリKayseri)

カイセリに移動。体調はかなり良くなっていた。カイセリでは一昨日のオンラインミーティングで出会った大学教授のビュレントさんに会いに向かった。カイセリがどんな街なのかも何が見どころなのかも知らないし調べてもいない。ただ偶然紡がれた縁に導かれていっただけだ。

ビュレントさんの家であたたかいおもてなしをいただきながら、いろいろな質問を投げかけてくるビュレントさん。ピュアな好奇心が感じられて、話していてとても心地良かった。すごいなあ。こんな聴き方ができる人になりたい。

自分が旅の中で感じていることを伝えるととても納得してくれた。観光名所よりもガソリンスタンドで簡単な料理をご馳走になったことの方が印象深いこと。旅は、さまざまな場所を見て回っているようでその本質は自分の中を旅しているのだということ。

ビュレントさんはぼくのことを「Tourist(旅行者)じゃない。Explorer冒険者)なんだね。」と評した。それを聞いてとても嬉しくなった。自己紹介の欄にはAdventurerと書いていて確かにそうなんだけれど、ちょっと現実離れしているような感じがする。Explorerの方はもうちょっと地に足がついている感じがする。ビュレントさんの一言で自分の輪郭をより鮮明に確かめることができた。

これまで撮ってきた南極や他の国での旅の写真や動画もたくさん見てくれた。これもまた、重いカメラを運んで撮っておいて良かったなあと心から思った。写真や動画を撮る専門家ではないから、敬遠していたようなところがあったけれど、その時全力で撮った景色はちゃんと未来に通じているんだな。これからも撮り続けていこうと実感した。

夜はビュレントさんがホテルを予約してくれた。最後の最後までとてもあたたかい人だった。また素晴らしい人に出会うことができて嬉しい1日だった。

移動は80km弱。向かい風が強めだけどアップダウンの少ない道のりだった。

 朝のギョレメをホテル屋上のテラスから

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綺麗な色に染まるなあ。

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オーナーのイスマイルさんは用事で朝早く出かけていった。簡単に挨拶を交わした。本当に素晴らしいお部屋でゆっくり休ませてもらうことができました。大感謝です。

地図

ギョレメをあとにする。

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岩山と町がセットになった風景。素晴らしかった。

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体調は回復していた。風が強いけれど大丈夫。

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気持ちの良い天気だ。

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カイセリ近くにくると氷山がお出迎え。エルジェス山という標高4000mくらいの山でこのシーズンはスキーを楽しむ人が多いらしい。

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さらに進んで

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カイセリに到着。

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住宅街の中のビュレントさん宅に到着。

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左端の方がビュレントさん。料理を作ってくれた奥さんと一緒に準備してくれた3人のお子さん達。飼い猫ちゃんは何も言っていないのにセルフタイマー集合写真に入り込んできてくれた。

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料理はカイセリの料理を特に用意してくれていた。

この写真の左は柔らかいパイみたいなもの「Burek ビュレック」という。右のクレープ生地のようなものは「Hamurハムル」という。ここカイセリでのパンはこんな感じ。一般的に見られるパンとは結構見た目が違う。

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これは干した肉、パスティルマ(pastirma)。これとハムルを一緒に食べる。もちろんとても美味しい😊

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「マンチmanti」という食べ物。これはヨーグルトスープの中に丸めた小麦の中に肉をつめたボールがたくさん入っている。このボールがすごく癖になる。今回の食事で一番新鮮な食べ物。もちろん美味しくておかわりする。f:id:tajimax-tj:20210204041325j:plain

メインディッシュ。フィリン・アージ(Fırın Ağzı「オーブンの口」の意味)というオーブンでじっくり熱を通したラム肉と野菜。そしてライス。 もう天国です、、!

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食後はリビングエンジョイ。

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猫氏はかなり懐いてくれた。珍しい。。

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南極や南米、東南アジア旅の写真を見せた。動画も写真も撮っておいて本当に良かったなあ。

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ホテルに移る直前、お餞別にハムルをタッパーに詰めてくれる奥さん。ありがとうございます😊

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短い時間でしたが手厚いおもてなし、本当にありがとうございました😊😊😊

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少し離れたホテルまではビュレントさんの車に自転車でついていく。荷物はビュレントさんの車が運んでくれるから楽ちんだ。

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このホテルでビュレントさんが2泊予約してくれた。本当にありがたいです。

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唐突にやってきたのにもうたくさんおもてなししてもらったし、ビュレントさんの雰囲気がすごく印象的だった。彼と彼の家族に会うことがカイセリで一番のイベントだったんじゃないかなあ。