なかなかしんどい山登りを経ての45km。
美しい朝焼けが見られるかと思ったら曇っていた。。。
トルコから持ってきていたトルココーヒーをレオと一緒に飲む。
黒海は黒くない、とよく言われる。笑
地中海とはまた違う雰囲気の綺麗な海だ。
街に戻ってSIMカードをゲット。まともに通信ができる状態に。
カードを買っている間にレオがバニツァを買っていてくれた😊
相変わらずこの後の進路がはっきりとしない。どこに行けばスムーズに入国できるのか。あと2週間ちょいのタイムリミットまでにブルガリアを出なければならない。レオが大使館の友人に状況を確認してくれているようなのでそちらの答えを待つことにした。宙ぶらりん状態だ。
で、宙ぶらりんの間はとりあえずは北に動いていくことに。
出発。山をひとつ超えていく。地味な山登り。
振り返ると黒海ぞいに町が見える。
ああ、だめだ。途中で力尽きて歩く。
ちょうど水がなくなった時に給水所の看板、ありがたい😊
山から湧き出ている水、、だったら良いなあ。
山を超えて辿り着いた村のどこかで泊まる場所を探す。
マーケットでとりあえず夕食のための買い物を済ませておく。
教会に泊まれるかも、ということで入ってみる。
周辺の人に聞き込みをしてみるけれど教会の中には誰もいない、テントを張れる場所の心当たりもない。
この町は諦めてさらに進んでみることに。
ヴァルナ県に入る。
標識、多分追い越し車線、ということかな。ブルガリアはトルコと比べてドライバーが穏やかだ。クラクションをあまり鳴らされない。トルコは車が近づいてくる気配がするだけで身構えていた。
夕焼けがよく見える。
道の途中で見えた一件のレストラン。見たところ営業はしていない。その中から出てきた人がなかなかフレンドリーな雰囲気だったので泊まる場所の相談をする。
初めは外の敷地にテントを張っても良いと言われそれだけでもありがたかったけれど、話しているうちにレストランの中で眠らせてもらえることになった。
アントンさんというオーナー。
レストランの中はサーカステントのようになっていてとても綺麗だった。オーナーさんのご家族でここで暮らしているという。
ラキアをいただく。自家製でたくさん作ってあるそうだ。
このレストランは現在コロナで休業中だそうだ。
基本レオが色々と話をする。奥さんはベラルーシの出身でかなり前にこちらに越してきたそうだ。ベラルーシはとても綺麗で安全で素晴らしいところらしい。
温かいスープも作ってくれた。生き返る。。。
坂道続きで疲れていたところ、とても助かりました。感謝です😊
リサという犬。とにかく吠えられまくった。笑
これはうさぎの肉だという。チキンのようで美味しかった😊
自分たちの旅の話や彼らの御家族の話など色々広がった。
オーナーさんは今自分の家の改装作業をしているそうで、その手伝いをしてくれないかと提案された。なかなか面白そうだし、時間もあるので二つ返事でOKすることに。なんか面白くなってきたぞ〜!
まだ次の行き先がはっきりとしない宙ぶらりんな状態だけれど、こうしてゆっくり人と出会いながら歩みを進めていける時。のんびりと行こう。