カナダ人の旅行者がぼくに話しかけてきた。ずいぶん歳上に見えたけれど同い年だった。自転車を見て興味を持ったようでいろいろ尋ねてくる。なんだか積極的だ。「最初はいろいろ大変だった?」「きっと精神的に辛いこともあるんだろうね?」とか、行き先とか日常の生活方法意外にも興味の持ったこと聞かれる。
聴けば彼にも自転車旅をやる夢があるらしい。ぜひ君のアカウントを教えて欲しいと連絡先を交換して「別の場所で会えるといいなあ」と笑顔を交わして別れた。新しくファンができたみたいで浮かれた。
なんでもないことかもしれない。もともと感動屋さんなのかもしれないし、いやそもそもこの出来事自体彼にとっては別に大した影響もないかもしれない。けれど自分は人が挑戦している姿に勇気づけられてこんなことを始めることができたし、その時のように、この出会いが彼の夢に向かうエネルギーになったら良いなぁ。
彼に限らずこういう出会いに恵まれると改めて旅して良かったなぁと思い直す。疲れと筋肉痛を忘れる。世界の果てまで走ってやろうとエンジンがかかる。(そしてまたどこかで燃料切れになる。笑)
〜写真〜
マンジューの家からボドルムの街までは25kmくらい。サイクリングと観光を楽しむのに丁度いいロケーションだったので、少ない荷物だけを持って走っていった。マンジューに頼まれた買い物がなかなかスムーズに行かずに結局あまりいろいろなところは見ることができていなかったけれど、それでよし。ボドルムはギリシャの島の写真を思い出すような雰囲気だった。
77kmくらいの走行
朝8時半でもまだ薄暗い。
壁際にはこんなものがちょいちょい現れる。
海際だ。
ボドルムの街に到着した。
この住宅街の感じが、すごいね。
スーパーでパンとチーズを買ってベンチに座ってると少しの間注目を浴びることができます。
ストリートの植木にオレンジなってる。
花が咲いて蜂がやってくるくらいの気温。
街を見渡せるポイントへ。
地図ではここ
一番奥の方にうっすら見える島はギリシャの島
雲が鳥っぽい?
夕方
↑のポイントから撮った↓
帰ったらまたマンジューがとても美味しいものを作ってくれていた。
ズッキーニの肉詰め。トルコ料理らしい。トルコの言葉ではカバク・ドルマス
う、う、う、美味すぎるーーーーーーーーーーー!!!!!