行ったことのある国の数が増えていくこと。走った距離が増えていくこと。新しい国の文化や歴史の知識が増えること。素晴らしい写真が撮れていくこと。友達の数が増えていくこと。旅する時間を重ねること。
目に見えて分かるものを増やせばたくさんの人に認めてもらえる、たくさんの人に認めてもらえば幸せになれると信じて頑張ってきた気がします。それはもうすごい怖い顔して歯を食いしばって。
1年かけてほんの少しだけ積み重ねてみて頭だけでなく心身から実感するのは「あ、こっちじゃないぞ」ということ。そのまま行っても、きっといつまで経っても自分で納得することができない。ずっと歯を食いしばりながら旅している未来がなんか見えてしまったんです。
昨日登り坂で立ち止まったあたりでそういうことについて「じゃあどうしよっか」と問い直していました。
それがお前の人生でいいか?
いいえ、それはなんというか物心ついた時からの癖のようなものです。これまでは大切だったかもしれないけれど、これから大切にする必要はない。もう辞めたい。
自分で何でも選べます。はい。そういう時代です。ならばぼくはやわらかく存在していたい。
時には「もう歩くのいやです」と誰かの家のベッドに引き篭もったり、「帰りたーい!」と青空に向かって叫んでたり。ぶち上げた大きな目標に対して「ぜんぜん届きませんねぇ」とアホみたいに笑いながら脚を動かしていたい。やわらかくってそんなかんじ。
どんな未来にどんな思想を持って向かおうと、命そのものは今この時一瞬一瞬の自分の心の表情にあるような気がする。わたしの顔色を伺いながら、ひいてはわたしの命を伺いながら、進んで行こうと思います。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。心身の健康と安全をいちばんに、できるところまで伸び伸びとやってきます😊
新年最初の日はマンジューの家に引きこもってブログを書いたり寝正月をすごした。マンジューもネット番組を楽しんでいて、改めてスイッチをオフにして過ごすことの素晴らしさを噛み締めた😆
家のテラスから初日の出。しかし太陽は山の向こう。めんどくさくて部屋にすぐ帰った🤣
作業している目の前でマンジューがご飯三食作ってくれました。マンジューはロンドンで週一レストランをやりたいらしい。本当に料理上手。絶対できるよ。ありがとう😊
トースト
パスタ
トルコのスープ