いろいろなものを見に行った日だった。そしてたくさん走った。ホストしてくれた人もとても素晴らしい人たちだった。嬉しいことは盛りだくさんだったんだけれど、自分としては日頃の考え方や感覚が大きく前進してスッキリできたことが印象的な日だった。このことを書いて表して体現したいなあ。もっと取り組んでみます。
85kmほどの移動。キメラ山から国道に入るまではほぼ全部自転車手押しの歩き、国道からは下り坂+平坦な道ですいすい進めた。
昨晩泊まったログハウスはこんな感じ。快眠できた😊
昨晩見せてもらったキノコをもう一度撮りに行く。笠の部分の光具合が気に入った😊
オーナーのシェンギズさん。ずっとこんな感じで微笑みかけてくれる素敵な人でした。突然の訪問だったのに受け入れてくれて大感謝です。
出発。今日はちょっと観光する。
オリンポス遺跡。入場料30TL(450円くらい)。ここには立派な遺跡があるのだけれど本当の目的はそこではなくて、この後に向かいたい火を吹く山へのショートカットがしたかった。なぜならここを通らなかったらものすごい遠回り30キロほどを(しかも半分は超上り坂)進まなければならなかったから。
この遺跡の奥にある砂浜を通っていけば時間は短くて住む
遺跡の部分を抜けて海へ。道が自転車に優しくない。
優しくないけれど頑張って通り抜けた。
なんとか渡り切って一休み。
1月だっていうのに海水浴してるよ。やっぱりこの地域は特別暖かい。沖縄とまではいかないけれど。過ごしやすい。
海際に遺跡がある。
砂浜を押して歩くのは上り坂のの10倍疲れる。。
続いて向かったのはオリンポスから近いキメラ山。地面から火が出ている写真を撮りに来た。自転車を置いて1kmほどの登山。道は完全に整備されているので楽ちん。
辿り着いた目的地はこんな感じ。おーーーーー燃えてるーーーー!!
燃えてる燃えてる!
燃えてる燃えてる燃えてる!
燃えてるーーーー!!!
何度も写真を撮ってしまう。
この地面からは天然のメタンガスが常時噴出している。確かに近づいて匂いを嗅いでみるとガスっぽい匂いがほんのりする。
ここで試したかったのがこれ。ここで地元の人たちはバーベキューをしたりキャンプしたりして楽しんでいるみたいです。自分はコーヒーにしておきました。トルココーヒーを温める。ただ、上手に置けなくて結局ちゃんと煮出すことはできなかった。
記念撮影。
炎のエリアの周りにはこれまた遺跡っぽいものがちらほら
地図はこちら
出発する頃にはもう夕方近かった。午後3時。今日中にトルコ5番目の都市、アンタルヤに到着したかった。その距離残り70kmほど。夜間走行が長くなって厳しそうだったけれど、体力的には大丈夫だったので敢行することにした。
アンタルヤでホストしてくれるという人とコンタクトをとって大体の到着時間を連絡。ついでに微妙にパンクしていた後輪のチューブを交換。出発。
日が暮れる。途中でパンを買ってサルチャを塗って栄養補給。
暗いけれど都市に向かっているので街灯は多め。
トンネルを抜ける。脇道が狭い。ほぼ白線上を走る。その横をスレスレで抜き去る車が結構多い。バランスを崩さないように気をつけて。
なぜ軽車両の速度制限だけ半端な数字なのだろう。。
目的地まで残り3kmくらいのところでガクッと体に力が入らなくなった。お腹が空いた。お腹が空いてエネルギー不足で力が入らなくなる感じ、久しぶりな気がする。ちゃんとこの体もガス欠するんだなあ。残りちょっとのところで良かった。
意外と予定よりも早い時間に到着した。アパートのベランダから「ヒロ!」と声をかけてくれた。
ご夫婦だった。旦那のファティフさんと奥さんのユドゥスさん。二人とも年下である。。寛久の漢字の意味をホワイトボードに書いたり、「何か日本の言葉を教えて」とリクエストを受けたので「一期一会」を伝えてみた。
到着前からメッセージで食べ物の好みを尋ねてくれて(いつも「なんでも食べられる」と答えるが。笑)晩御飯を用意してくれていた。
とりあえずスパイスがいっぱい。
レンズ豆のスープが単品でも美味しい!スパイスをいろいろ入れてもっと美味しい😊
こちらはパプリカにヨーグルトをかけたもの。なかなか癖になります😊
食後はトルココーヒー。
まだお腹が減っている様子の寛久くんを慮ってか、奥さんが手作りのパンをつくってくれた!
一見シンプルですが
めーーーーーーーーーーっちゃ中身が詰まってて美味しい!!すごい!!!
バターとぶどうを煮詰めたシロップのコンビネーションです。たまらないです。
今度はファティフさんの手作りビールをご馳走になりました。
お、お、お、美味しい。。。。。。。。!!!!!!!!
トルコでは瓶ビールは2〜3ドルするけれど、手作りだと1ドルくらいに収まるらしいです。
彼らは旅行者をこうして受け入れるのが初めてだそうで、たくさんお気遣いいただいた。彼らのホスピタリティで両距離ライドの疲れを忘れたのでした。
サインも書いてもいました😊