HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

セネガル野宿旅(St Louis→Ourak)

サン・ルイをクリスタ、イヴァンとの3人で出発。セネガルは初日からクリスタがカウチサーフィンでサン・ルイ在住のホストを見つけてくれていたので、アテのない旅としてはこの日が初日となった。

道路は舗装されていないところがところどころ。景色は砂漠の上に草原が広がって木々もたくさん。イメージ通りのアフリカに来た感。

賑わっているマーケットを発見して見に行ってみた。女性の服が色とりどりで綺麗、なのだけど、子供が8人くらい集まって来る。汚れたプラスチックバケツに入っているゴミとして捨てられたかのような泥だらけの人参のかけらを見せながら掌を差し出してくる。稼ぐ目的と外国人への興味、どちらもある感じ。子供達からは害意は感じられないのだけど、やっぱり迂闊に自転車から離れられない。

マーケットの人々はそんなに歓迎してるわけではなく、じーっとこちらを見ている人、とにかく商品を売るために声をかけてくる人。結局、そんなに見て回ることは出来ず退散した。人々の生活感から明るい印象は受けない。

ガスステーションでのキャンプを交渉して近所の住人の庭、といっても砂地を使わせてもらえることになった。備え付いている水道からは塩の味の濃い水が出てくる。飲み水は購入するしかない。寝るために用意された小屋は狭くてボロボロで、蚊がたくさん入ってくるので自分は小屋の中で、2人は外にテントを張った。

ビビアン・ンドゥールというセネガルの人気シンガーの曲が素敵でダウンロードして聴いている。パッと明るい出だしに流れる歌声が心地よい。セネガルで人気のンバラというジャンルでこの人は「女王」なのだそうだ。この曲をかけて踊るとセネガルの人は大抵笑ってくれるのでどんどんやってみようと思う。

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