HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

アルバニアからモンテネグロへ(デダイ Dedaj〜ポドゴリツァ Подгорица)

 アルバニアからモンテネグロに入国。自転車が何度もパンクしてなかなか苦戦した。

午前中は泊まらせてもらったカフェで作業、カプチーノを持ってきていただいた🙏

f:id:tajimax-tj:20210708004112j:plain

出発前に自炊。米にオリーブオイルとバルサミコ酢とカレースパイスにサフラン、そしてオレガノ、意外にこれが悪くない。ご飯食べるのが楽しみなるくらいに味はする😃

f:id:tajimax-tj:20210708001332j:plain

二日間お世話になりました😊

f:id:tajimax-tj:20210708004251j:plain

ラベンダー畑の横を通っていく。

f:id:tajimax-tj:20210708004444j:plain

村を通り過ぎる

f:id:tajimax-tj:20210708004534j:plain

f:id:tajimax-tj:20210708004607j:plain

大きな道路に出てきた。モンテネグロまでもうすぐ。

f:id:tajimax-tj:20210708004733j:plain後輪の空気が抜けているのを感じる。

あ、これはパンクしてしまっているな。

ガソリンスタンドに不時着。暑くて面倒だけど直す。

f:id:tajimax-tj:20210708005004j:plain

直すことはできた。

が、みたところこのパンクはタイヤの内側に亀裂が入ってしまっていて、それが原因でチューブに穴が空いてしまっているようだった。

f:id:tajimax-tj:20210708201141j:plain

これを直さない限り何度でもタイヤはパンクする。一度ここをチューブのパンク補修用のシールで補強してみたけれど、その補修用シールすらも裂いてしまっている。

これはタイヤの替え時だと思った。とはいえこの付近に自転車ショップもない。

ポドゴリツァまであと20kmくらい。頑張って進んで自転車屋に辿り着くしかない。

 

パンクが再発しないように祈りながら走り出す。

シュコダル湖沿いを走っていってもうすぐボーダーゲート。

f:id:tajimax-tj:20210708005452j:plain

ここが国境ゲート。

f:id:tajimax-tj:20210708005556j:plain

モンテネグロの国旗は縦長で掲揚されていることが多い。

f:id:tajimax-tj:20210708005710j:plain

ボーダーでは係官にパスポートを渡すとPCRテストのことを尋ねられた。

「え?そんなの必要ないですよ」と言い張る。

が、何かを調べているようで通してもらえない。

近くの本部のあたりに待つように言われた。

 

自分は多分微妙な立場なのだと思う。日本人でありながら、一年近くバルカン半島の国々に滞在していて、移動手段は自転車。

多分、政府の取り決めに引っ掛かるか引っかからないか、係官も混乱するくらい微妙なんだと思う。

 

本部の人が出てきて「どうした?」と尋ねてくるので状況を伝えると

先程の係官と話しに行った。

しばらくしてぼくのパスポートを持って戻ってきて

「通っていいよ」と伝えてきてくれた。

よっしゃ!やっぱり大丈夫なんだね😊

なんだか分からず微妙な時は「大丈夫」って言い張るの大事!だと思う。

ちなみにパスポートにスタンプは押してもらえなかった。。

 

 モンテネグロに入国完了。人生通算20ヵ国目。

f:id:tajimax-tj:20210708010026j:plain

山々しい道を走っていきます。シュコダル湖が見える。

f:id:tajimax-tj:20210708010135j:plain

シュコダル湖の湿地みたいなのが遠くに見える。

f:id:tajimax-tj:20210708010738j:plain

田舎町っぽくなってきた。

f:id:tajimax-tj:20210708195614j:plain

水をもらいにカフェに立ち寄った。挨拶は「チャオ」だった。さようならの意味かと困惑したけれど、モンテネグロではHelloレベルで使われるみたい。

快く水を入れてもらった。なんと氷まで砕いてペットボトルの中に入れてもらった。

競馬の自動券売機?みたいなものが置いてあってちょっと面白かった。笑

f:id:tajimax-tj:20210708195905j:plain

そして走り出すと

タイヤがまたパンクした。。。

f:id:tajimax-tj:20210708195431j:plain

チューブの穴の空いた箇所を確認すると、やっぱりタイヤの避けた部分の影響だ。

このタイヤはトルコで買ってから半年も経っていないけれど

多分あまり品質がよくないものを買ったんだと思う。

タイヤの替え時だと思った。

首都のポドゴリツァなら自転車ショップがある。

とりあえずスペアのチューブに替えて、三度パンクしないことを祈りながらゆっくり進んだ。

f:id:tajimax-tj:20210708203846j:plain

ポドゴリツァに到着

f:id:tajimax-tj:20210708204023j:plain

f:id:tajimax-tj:20210708204141j:plain

首都、とは思えないほどのどかな雰囲気のように感じられた。

f:id:tajimax-tj:20210708205645j:plain

自転車屋に到着

f:id:tajimax-tj:20210708211009j:plain

ここで新しいタイヤとスポークを修理するための工具、無くなってしまったチューブ用ボンドを買った。ペンチが必要になったので借りようとしたらそのまま譲ってくれた🙏

f:id:tajimax-tj:20210708211311j:plain

ゆっくり時間をかけて修理完了。

f:id:tajimax-tj:20210708043405j:plain

スポークの修理は初めて自分でやった。

不完全だけれど、できないこともない。

自分でできることが増えるのは嬉しい😊

 

修理が終わった頃にはほとんど夜が近くなっていたのでここから寝場所を探す。

ここまでで感じている限り、モンテネグロ人はアルバニア人ほどわかりやすくフレンドリーではなさそう。でもなんだかんだ親切な感じ、どんどん人に尋ねていこう。

一件、レストランを見つける。

英語も話せない人たちだったけれど、翻訳機を通してコミュニケーションしてくれて、この近くの広い空き地の存在を教えてくれた。

さらに、食べ物飲み物を分けていただいた。ありがたい😊

f:id:tajimax-tj:20210708043206j:plain

協力してくれたレストランの人。ありがとうございます😊

f:id:tajimax-tj:20210708043035j:plain

一応、もっと良い場所に案内してもらえるかもしれないので他の場所でも聞き込み。

こちらのパン屋さんへ。パン屋はモンテネグロでは「Pekara(ぺカラ)」だ。

f:id:tajimax-tj:20210708212237j:plain

が、やっぱり同じ場所を地図で教えてもらった。

でも複数の人が推すのなら大丈夫なんだろうな。

しかしまあ、美味しそうなパイやビュレックが並んでいる😊

f:id:tajimax-tj:20210708212320j:plain

モンテネグロではユーロを使うけれど、ユーロの現金を持っていないので、カード払いで買えないか尋ねると、それはできなかった。。

けれど、店員さんがいくつか袋に詰めて差し入れいただけた!わーーい!!

f:id:tajimax-tj:20210708042929j:plain

ありがとうございます!😊

チーズパイにアップルパイ。美味い〜〜〜!やっぱり生地がしっかりしている😊

f:id:tajimax-tj:20210708042828j:plain

f:id:tajimax-tj:20210708042648j:plain

例の空き地はとても広い場所だった。翌朝の写真。

f:id:tajimax-tj:20210708042452j:plain

広すぎて真っ暗で良い場所を探すのにちょっと苦労したけれど、悪くないところに落ち着いた。こういうところが首都近くにあるってすごい。静かに夜を明かすことができた😃

モンテネグロに入った初日。人の反応をみるとアルバニアと比べればやっぱりちょっとクールになるかな、でも話してみればとても協力的な人も居て、やっぱり関わってみないとわからないものだと思った。