現在、泊らせてくれているマルコは旅行者が喜ぶことを次から次へと考えてくれる人で、毎日のように何かしらイタリア文化を紹介してくれるスーパーマンである。
夕食のメニューも何かしら学びになるメニューを考えてくれるのだけど、今日は手作りニョッキの体験をさせてもらった。じゃがいもを柔らかくなるまで茹でて皮をとって小麦粉と卵と混ぜて、細かく切って形を整えて、となかなか手間がかかった。イタリア料理ってけっこう細かい気配りがあるなあと思う。
そして、もう!このニョッキが!もう!めちゃくちゃ美味かった!!ニョッキって日本でもスーパーにあるものを食べた事があって、その時からずっと好きだったけど、この手作りニョッキはそこより一段美味しかったなぁー!もちもちしていてほんのり甘くてたまらない!(マルコ達が良い材料を揃えてくれているのも大きい)
わたくし、物心ついた頃には何でもかんでもご飯と一緒に食べたくなっちゃうという、謎の性癖を持っていました。お好み焼きにごはん。グラタンにごはん。パスタにごはん。そしてこのニョッキにもごはんが欲しくなり、一緒に食べておりました(マルコはこのぼくの謎の性癖を汲んでくれて毎食ごはんを用意してくれた)。
「ニョッキをご飯と一緒に食べる人初めて見た」と、ぼくの食スタイルを珍しがるマルコとルチアに勘違いされては困るので「決して日本人の文化ではありません。わたし個人の文化なのです。」とひたすら念押ししておきました。
いやぁ、このニョッキの味と食感。忘れられないなぁ。。
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