ラリメルームのドレスの商品撮影。
カメラ以外に必要な機材は全てラリメルームのものをお借りした。モデルさんはルチアのお友達。アメリカ出身で現レッジョ・エミリア在住のトニーさん。撮影したのはトニーさんの纏うオーダーメイドの10種類以上のドレス、そこにちょっとしたマイナーチェンジも入れると全部で30パターン強を撮影。枚数は合計2200枚くらいになっていた。
ルチアとマルコの言うところによれば、この、完成したオーダーメイドドレスがこの一時にスタジオに多種類あり(いつもクライアントに郵送してしまう)、トニーさんと日程が合い、そして撮影者の自分がいる。こうやって全てが上手く重なってありがたかったということだった。
ルチアの創作の方向性はナチュラルでありながら調和がとれていること。故に細かい指定や指示出しは全然ない。トニーさんはモデルの経験はなかったけれど、自然と本人とドレスが魅力的に映るポージングや動き方ができる人だったので撮影はスムーズに楽しく進んだ。その、楽しい、と言うこともまたルチアが大切にしている部分であるらしくそのあたり、自然な在り方を大切にしていることが感じられた。自分もその感覚には深く共感する。
マルコは「日本とアメリカ、まるで違う文化のミックスがこのレッジョで生まれたぞ」と笑っていた。
「大才は袖すり合った縁をも生かす」
公園でたまたまぼくを見かけて声をかけたマルコにはこの言葉がまさにぴったりだと思った。
ドレスも、モデルも、全てがとんでもなく素晴らしくて楽しかった。貴重な機会に一枚噛ませていただけて光栄だった。あと、ルチア(半分アメリカ人)とトニーの超高速英会話から感じられるアメリカのノリが本当にさっぱりとしていて面白かった。笑
さあ、ぼくはここからより込み入った仕事です。長くなりそうな編集作業。帰ってから早速取り掛かりました。見通し二日間くらい。で、終わるといいな。ブログ更新どころじゃない。。笑
あと、合間にいっぱい瞑想してました。
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レッジョ・エミリアの属するエミリア・ロマーニャ地方は山に囲まれていて、そこから流れてくる気流によって霧が生まれやすいそうです。現在はちょっと少ないらしいです。
昨日ルチアが作ったスピナッチとチーズのタルトがお昼ご飯。美味しい😊
スタジオ整備をするマルコ氏。
晩御飯にベイビーのほっぺ
ではなくラビオリを用意していただき
お肉もたんまりいただきました。仕事で疲れた後のモリモリな食事は嬉しい😊