HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

スコピエの兄弟のお宅へ(ヴェレス Велес〜スコピエ Скопје)

数ヶ月くらい前だったか、トルコのメルスィンで出会ったムスリムのレベントさんがメッセージをくれた。(↓寛久の右隣のお方)

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北マケドニアに行くのであれば是非、スコピエに住む兄弟を訪ねて欲しい」(トルコの人は友人でも親しければ"兄弟"呼び。自分もいろんな人から"兄弟"呼びをされた。つまり範囲が広い)

ちなみに、トルコ語では年上の親しい男性には名前の後に「Abi(アービー)」をつける。日本語では「兄さん」みたいな意味だと思う。

というわけで、北マケドニアの首都スコピエはずいぶん前から訪問予定地となっていた。スコピエに行く、というよりもレベントアービーの兄弟(友人)に会うのが目的。こんな風に友達の友達に会いに行く目的で旅路が決定するのは楽しいです。

迎え入れてくれたエクレムアービーはトルコ出身の敬虔なムスリム。難なく話せる英語でムスリムの文化を惜しみなくシェアしてくれる素晴らしい人だった。

ムスリムの人々同士で共同生活をするための家、メドレセ(medrese)の、ちょうど空いているお部屋に滞在させていただけることになった。メドレセって広くて裸足で過ごせて寛げてすごく居心地が良い。ありがたく休ませてもらった。

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60km移動

〜〜〜〜〜

ガソリンスタンド出発。今日にはスコピエつくぞー。

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坂を手押しで歩いていると車がすぐ近くに停まった。運転手さんの手にはコーラ。

嬉しいですね。ありがとうございます😆

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 景色がのどかな北マケドニア

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スコピエに近づいたころ、また車が停まって、中の人が自分の農園のイチゴをお裾分けしてくれた😊」

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スコピエ

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他の国の首都圏みたいにめちゃくちゃ渋滞していたわけでもなく、安全に進めた。 パンデミックの影響も大きいだろうな。

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街の中心あたり

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待ち合わせ場所で、エクレムアービーと合流した。落ち着いた雰囲気の人だなあと思った。一緒に家に向かう。

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モスクがいっぱいのゾーンに来た。オスマン帝国だった14世紀ごろからの古い建物がいっぱいある。トルコ人もいっぱいいる。エクレムアービーもトルコ人

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やってきたのはトルコ料理屋さん

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ショウウィンドウから肉を焼いているのが見える😊

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「タフチェ・クラフチェTafçe Krafçe」というスープ味は見た目に反して控えめ。パンと合います😃

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無事に合流できたことをトルコのレベントアービーに報告😃

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エクレムアービーがお住まいのメドレセ(medrese)へ。とても広いお部屋が5つに広いリビングにキッチン。共同生活用の空間。

メドレセはネットで調べてみても「学校」という意味で出てくるけれど、エクレムアービーから話を伺う限りではこの共同生活住居もメドレセと呼んでいる。敬虔なムスリム同士で信仰と生活が一体となった生き方を学びあうために共同生活をする。

普段は学生が10人ほど住んでいるらしいけれど、今はパンデミックの影響でエクレムアービーの他にムスタファという歯科大生1人が住んでいるのみ多くの部屋が空いていた。

まずはお祈りの時間なので三人で礼拝した。見様見真似でお辞儀したり地に伏したりした。

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お茶。久々のトルコおもてなしスタイルです。ほんと好きです。ありがたや😊
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エクレムアービーはムスリムの教えを伝えることにとても熱心で、いろいろな場所に出向いたりオンラインでクルアーンの読書会や対話の場を開いているとのことだった。自分のムスリムに関する質問にはまるで教授のように丁寧な解説と共に答えてくれた。

「興味があれば一緒に学習会に参加しよう」とお誘いしてくれた。ムスリムさんには3ヶ月のトルコ旅でずーーーーーーーーっとお世話になっているので、良い機会だと思った😃


バルコニーからは5階建マンションの最上階。モスクがいっぱいのスコピエが見渡せる。 

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自分は空き部屋に泊まらせていただけることに。

野宿とかやっている身にはもはやスイートルームと呼んでも良いくらい快適な環境だった。遅れていた作業や普段できない準備ができそうだ。とりあえず破けていたズボンを縫う。なかなかやらないアクションなので自撮りしておいた。

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