天気は雨だったり晴れだったり。
正教会が多い。アルバニア人の人懐っこさと比べるとマケドニア人は外国人に対してクールな感じがする。
今度はビザカードが使えるスーパーが多くて買い物がしやすい。物価は思ったほど高くなくて気が楽だ。生活面は安定しそう。
オフリドは大きな観光スポットで人が多く、寝場所交渉のハードルが高く感じて郊外へ。偶然見つけた湖畔の屋根付きの場所でテントを張った。
30kmくらいの移動。アップダウンが多くて手押しでゆっくり進んだ。
〜〜〜〜〜
アルバニア・オープンの写真編集で一時的に写真の情熱が湧いてきちゃって、ちょっとその辺の被写体で頑張ってみる。
やっぱり時間かけて撮ると違うね。普段のやり方に加えてこういうレパートリーも入れて良いだろう。ただし燃費が悪いから少しだけ。笑
オーナーさんたちが時間通りに来てまたコーヒーをいただいた😃
ゆっくり準備を完了させてご挨拶。
長々と作業をさせていただいて本当に助かった。
去り際にオーナーさんご夫妻にご挨拶にいくと笑顔を見せてくれて写真も撮らせてくれた。アルバニアの国旗のシンボル、双頭の鷲のポーズ😊
この期間、泊まらせてくれたりコーヒーを持ってきてくれたのは奥さんの方で、旦那さんの方とはあまり言葉も交わさず、ちょっと不機嫌そうに見えて、こんなご無理を通していただいて申し訳ないな〜と思って関わらずにいた。
けど、話してみるとすごく気さくだった。人と関わるハードルを自作して見えなくなってることが多いんだろうなあ。連絡先を渡しておいた。ありがとうございました😊
雨予報だけどまだ大丈夫。残りの道を進んでいく。
アルバニアを出国する前に、ここまでで繋がったアルバニアの友達に伝わるような挨拶写真を撮りたい。ついでに事件があったので自転車の無事も示せるとベター。
地味に場所探しが大変。三脚がないので大変大変。
うーん、遠すぎる。
カメラを置ける場所なんて地面くらいしかない。しゃがみで写る。
悪くないかな。表情が見えるこちらを採用。双頭の鷲、今見ると親指の見せ方が違ったな。頭ひとつになっちゃってるな。
これにてアルバニアでやることは終了。
進んで行って振り返ると通ってきた村が遠くに見える。
イミグレーションに到着。
入国時は係官すら持ち場に居なくてパスポートに入国のスタンプも押されていない。
そんなことで出国する時は大丈夫だろうか、「お前はいつどこから入国したんだ」とか問われやしないだろうかと地味に心配になる。
ここには係官はいた。
係官はパスポートを見て本人情報の項をしばらく眺めると返した。
すんなり出国できた。アルバニアは入国も出国もゆるゆるだった😊
ありがとうアルバニア。
お邪魔します北マケドニア
北マケドニアのイミグレーション。
キリル文字を使う北マケドニア。挨拶の言葉はブルガリアやセルビアと近いみたい。
入国管理は業務が遅れているようで5台くらい車が並んでいた。
しばらく待つと進み始めた。
自分の番が来て、係官にパスポートを渡した。
係官「日本人はビザ無しで入国できるのか?」
え?俺に聴くの?
責めてそこは他の職員とかじゃないの?
「はい、できます。」
係官「何日滞在するんだ?」
「1〜2ヶ月です。」
係官「日本人は1日につき50ユーロ持っていないと入国できない。3000ユーロ持っているか?」
え?何?何?そのルール。
どのネット情報からもどの旅人からもそんなルール伺ったことはございませんが。
係官に本部らしき場所に誘導されてやりとりする。
結局、そのルールは変わる様子がないので
自分の持ち高から大雑把に計算して「10日くらいで出国します」と告げて入国させてもらった。
多分、そんなルールはないと思う。日本人がノービザで入国できるかどうかすら把握していなかった人だからルールを誤解していたんじゃないだろうか。
ちょっとヒヤリとしたけれど無事に入国できた。マケドニアのスタンプが加わった(アルバニアのスタンプも欲しかったなあ)。シンプルデザインだ。
北マケドニアの旅、始まり。最初に各道路の速度制限案内が。
道路沿いににょきっと教会が現れた。
北マケドニア人の宗教はマケドニアオーソドックス(正教会)が多いみたいです。
中ではここで働いていると思しきおじさんが庭の手入れをしていた。中は自由に見学できるそうだ。
教会の中も見せてもらうことに。正教会の内装だ。
マケドニア正教会とギリシャ正教会って何が違うの?と尋ねると、ほとんど同じだけど、使っている暦が違うんだそうだ。
軽く見学させてもらってすぐに出発。
入国してすぐのところにある観光名所、聖ナウム修道院に向かう。
修道院の周りは観光地っぽく整備されている。これは入り口。
レストランやらお土産物屋さんが立ち並ぶ中を通り過ぎていく。
この辺りは山から湖に水が流れ込んでいる。清流のボートクルーとかできるそうだ。
あんなところにテーブルと椅子があるよ。
ナウム修道院到着。
敷地内には孔雀が4羽くらいいた。鳴き声が、すごくうるさい。笑
教会の内部への入場料は100マケドニアディナール(215円程度)だったので外から教会を眺めていると受付に座っていた白い髭と髪の毛伸ばし放題のファーザーが笑顔で「入っちゃいなよ」と合図をくれた。わ〜ありがたい😊
教会の中は撮影禁止だった。古くて人物の表情がよく分からないくらい崩れたフレスコ画にとか、古めかしい壁が心地の良い場所でした😃
撮影禁止だったのでここには載せないけれど、かな〜りゆるかったので何枚か写真撮りました。希望される方メッセージくれたら個別に送ります。
マケドニアのマーク。
聖ナウム修道院の見学も早々に終えてまた出発。
北マケドニアの湖畔の村を眺めながら走る。
向こうから別のサイクリストが見えてきた。スイスからのカップル。休暇を利用して5ヶ月の旅。まだ始まったところのようだった。
彼らからはヨーロッパは最近入国規制がゆるくなってきている話を聞いた。
ずっと入国制限やPCRテストで思うように進めなかったこの旅。そろそろ西のEU圏も見えてきたかな。貴重な情報です。
これから聖ナウム修道院に向かうという彼らを見送って走り出す。
骨の湾博物館というものがあったけれどここも100MKD(215円くらい)なので回れ右。
綺麗な湖のいろ。
道はアップダウン多め。
名前も知らない小さな村を通り過ぎる。
かなり賑わっている。
日が暮れているので泊まる場所を探す。
湖近くの気持ちに良い場所でテントを張りたいなあと思いながら走っていると屋根付きのスペースを発見。
どうやら夏場にカフェバーを営業していそうな雰囲気だったので、隣のホテルのスタッフに尋ねてみると、「明日の朝早く出発すればバレずに泊まれるよ」と言われ、本当に大丈夫か?と思いつつ、雨が強くなってきていたのでこの場所に甘えさせてもらった。