ホストしてくれている３人のうちコリーナはシンガーであり、イスマエルはギタリスト。他のバンドメンバーも集い、2階で曲の練習をしています。アンプに繋がったベース音とコリーナのよく通るハスキーな声がぼくがテントを張って寝泊まりしている1階のガレージに聴こえてきます。ガレージの写真
今日も投稿文を書こうとしたけど、頭の中に雑念の汚水みたいなものが溜まっているかのような何とも言えない気持ち悪さを感じ、空っぽにするべく運動と瞑想です。
雑念とは他人の念であると聞いたことがありますがその通りでしょう。自分にはまさに他人のことを忘れるということが足りてないと直感しています。これは嫌な人だけでなく、好きな人とのこともそう。悪く思われていることも良く思われていることも無関心も全部、他人にどう思われているかということを気にしちゃって地味に書く手が鈍る。ずーっと前から分かっていることなので気にしないようにいろいろ取り組んできましたがもう自分はダメですね。どう思われているかという妄想も、他人という存在の有無から既に自分の作出であると捉えようとしても、もう癖が根深い根深い。気になるもんは気になります。あがり症を克服しようとするようなもんです。というかまさにこれあがり症かな。仕方がない、自分は元来そういうタイプ。で、もっともっと、全てを徹底的に忘れてまっさらな明鏡止水を体感すべくギアを上げて運動や瞑想その他頭を空っぽにするためのアレコレに取り組もうと思ったのでした。
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まずは1週間、こちらのブログ更新を再開しました。いや、週刊の投稿が全然進まない。中途半端なものを残したくないが故になかなか連載を再開しない井上雄彦スタイル（良く言えば）みたいになる。以前はそれではよろしくないから半端な出来でもお出しした事もあるけど、良い物を作ろうという姿勢もまた自分の個性として持ち続けたまま、それが進んでいくように調整するつもりで、どんなに時間がかかっちゃっても良いから続けたいと思いました。
でもそれではタイムリーな自分が出せなくなる。今は3ヶ月前のことを書いているけどもう3ヶ月前と今ではぶっちゃけ違う人間であり、ぼくは見栄っ張りなので当時の未熟な部分を隠そうとしちゃってつまらなくなる。
脱線しますが、ダメさというのは人の最も尊い部分だという気もします。至宝。これから世の中いろいろAI化していく流れによりその辺が際立っていくと思っています。人が人である理由、それは不完全なこと、ダメな事、未熟であること。それを直そうとしたり隠そうとしたりするのは実は勿体無いのでは？ぼくみたいに隠したがるだけで、本来の人類というのはおかしなやつばっかりのゲゲゲの妖怪ワールドみたいなはみ出しパラダイスなのでは？
というわけで不完全でもとにかく毎日書いてみることにしました。もはや写真すら無い。余裕があれば後からアップロードしようかなと思いますがまずはたった一言でも良いからその時その時の不完全な自分でなんか言う。でも流石にたった一言をいいねやコメントといった反応の吹き溢れるSNSに載せていたらそれこそあがり症の自分は自分の人生に集中できなくてよろしくないので、反応のあまり見えないブログくらいがちょうど良い。ブログあってよかった。
1ヶ月時間があってその割に出た成果は少ないですが、成果はゼロでも良いと決めて臨んだこの期間。自分は移動することや見聞を広めることや現地の人と関わることという旅らしい貴重な時間を割いてまでも、こうして報告を作っていくことに熱があることを実感したのは貴重だった。これまではどこか「自分には向いてない、こんなんで良いのかな」と思いながらの進行だった。でも、やっぱ書けたら嬉しいのね。普通の会話じゃ遠慮したり言葉にまとまらなくてなかなか喋れない。ましてや今は日本語すらほぼ使えない。ゆっくり書かせていただかないと本当に言いたいことは出てこない。思い出せば個人で活動始めたときも自分のサイト作ってふつふつ燃えたぎる意見を書くことからはじまり、そこから素晴らしい人と繋がってここまで来た。書くことが好き、なのかはわからないけれどどこか心惹かれるものがあり、自らの創作が運命を切り開く可能性は無限大。下手とか向いてないとか言ってる場合じゃない。向いてることを見つけて少しでも多く成果を出して世に認められたくなるのが人情ってもんだろうけど、むしろ下手くそなことが一番ビッグチャンスなのだろうと今は思う。上手いか下手かでも役立つか役立たないかでもなく、好きか嫌いか。社会運営に必要な上手いことなんざAIになってくだろうし。自分はより妖怪になる方が面白いだろう。この、書くことにより重心を乗せてここからやってみます。
23日の火曜日から海とセネガルの国土に囲まれたガンビア🇬🇲という小さな国に向けて出発します。またどこかに滞在しながら投稿文の方を進めたいです。だんだん書くコツや自分の制御の仕方を覚えてくればスイスイ歩きながら報告が書けるようになってきて、それでどこまでも行けるんじゃないかという希望を抱いています。
