1ヶ月間滞在して、ルートを決めるとか景色を見るとか写真を撮るとか地元の人とコミュニケーションするとか寝場所を見つけるとかそういう生活の運営としてやらなければならないことを出来るだけカットしてよく実感したのはとにかく自分は頭がブレッブレだという事。普段から何気にこのブレは特に生活に遜色ないくらいのレベルで起こっていて、なんらかの理由でネガティブモードになると昨日みたいにウジウジし始めるわけです。
本当はそんなことにかまけてないで自分の中にある本音こそが珠玉のネタなので、これを取り出して形（報告文）にしたい。でも、ものすごく緊張してきたり、やっぱ大したことあらへん、とか、見る人の需要に合わない、あるいは昔の失敗や黒歴史を思い出す、好きな人嫌いな人の顔を浮かべて反応をシミュレートする、などなどまあいろいろといまここでのやるべきことから注意を逸らし手を止める自作トラップがたくさんあります。ちゃんと本当にやりたい事に集中しなさいというのに。
いやしかし、こういうマインドのブレをちゃんと自覚して捉えることができるようになってきたあたり、それはそれで成長を感じています。今までも言及はしていたけれどブレ出す瞬間とか気がついて意識的に戻るとか繊細なところまで感じ取れていなかったと思う。こは1ヶ月間行動量を減らしていたおかげ。刺激の強い物理的な動きを止めることでマインドの微細な動きを捉えることができた。素の性格が無趣味な仕事人間である自分としては動きを止めることって焦ってくるのですがそれを制してでも止まって良かった。
ブレてるマインドに気がついたら運動も良いですが、目に見えない意識の面でも対処法ができてきました。自分のからだが透明になるイメージをもちます。視界の焦点はぼんやりするし、顔も多分ぼーっとした感じになってます。これは物理世界の事に物理世界の常識で対応するのでは無く自分の本来である高い次元に居ることによってマインドに立った波をゆっくり静観して沈めていく、というような方向性です。透明になるイメージって物理世界とか一般常識から離脱し、在るのは世界の創造者としての自分1人だけというポジショニングに戻ってくるのに使えると思います。
