HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

急にぶち込まれる船のルール(Dakar)

明日はこれまでで一番大人数で行うセイルトレーニングの日。メンバーは夜からやってくるので日中はそのための準備。船内の生活スペースの清掃を行ない、ジップセイルを吊り上げた。

夜にメンバー迎え入れる。コリーナとジャカリヤ、そしてコックを担当してくれるローラという女性も加わった。まずはみんなでローラが用意してくれた夕食を囲む。

ここでロニーが仕切りを入れてきた。ローラはこのセイルトレーニング中、ずっとキッチンを担当していただくので誰もキッチンには入るな、洗い物は表にある水道を使って船員が行えと指示を出してくる。船乗りのしきたりなのかどうかよくわからないけれど、とりあえず戸惑う。

食べ終えて話しているとローラが食器洗いを始め出し、それを目撃したロニーがブチギレた。ぼくは「お前が一番しっかりやらないと全員だらけるぞ」と威嚇され、急ぎ洗い物をこなした。

明日は7時に動き出し準備を整えるという約束を交わして就寝。確かに船乗りになるためのトレーニングだから厳しくやらなければならないのかもしれないけれど、もうこのおじさんの情緒の波の激しさにはやりにくさしか感じない。明日が心配。

ジップセイル(船前方に取り付けられる三角形の帆)の構造の説明。

ローラはチキンのカレーのようなものを用意してくれていた。これはとても美味しくてやっぱりコックがいることのありがたは格別だと思った。