船の外側でガンガン音が聴こえたら何か原因があり、その音を無くさなければならない。ロニーはもう十分そのことを知っているので、音に対するアンテナがすごい。夜も眠れなくなるレベル。自分はもう全然気にならないので音が鳴っていることに気づくのは彼に言われた後になる。
で、そのことは前々から指示されていたのだけど今日もまた忘れていてロニーはストレスが溜まっていたのだろう。ついでにビルジ(船底)に溜まった水を吸い出していないことも言われてしまう。
「1ヶ月経って何も学んでいないじゃないか」と言われる。彼の気持ちはわかるがこの言い方は嫌だった。何も学んでいないわけではないのですが、まあ彼の求める水準に達していないということなので自分の非ではある。こういう時、言われたことをケロッとかわして心の中では全然平気です、ということができない。「ああ、自分はノロマだな」という自己否定スイッチが入るだけ。
ここにきて言われることが頻繁になってきた、今以上に気を張っていないとまた矢が飛んでくる。非常にストレスフルだ。
夜からコリーナとザカリヤが来た。明日ははじめて2人に自分のやっている業務を教える。ロニーにキレられる未来しか見えない。いやだなあ。
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ディンギーの清掃は昨日から一日一度は行うことにした。
食事ができた時に鳴らす鐘
