HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

不快な言われ方(Dakar)

ディンギーの清掃をやってないことを怒られた。船底に海水が溜まりっぱなしになっている。ディンギーのチェックは一日三回の巡回の内容なのでいつでも綺麗になっていなければならない。ディンギーの清掃は朝のチェックの後にやるつもりだったのだけど、その後すぐに船内清掃を指示されたので頭からすっぽ抜けてしまっていた。

ただこの時も言い方がとても嫌なものだった。「イエスじゃない、イエス、サーだ!」「お前がやっている撮影なんてただのショーだ」「船乗りになるために学んでいると書いたが実際学べてないじゃないか」「この前の清掃だってシャワーノズルに時間ばっかりかけやがって」と、ディンギーの清掃と関係ないことについての怒りまでぶつけられた。動画だって投稿した時はめちゃくちゃ喜んでいる様子だったのに。自分が制作したものを否定しているわけではないのだけど、傷つけられたような心地がしてとても気分が悪かった。

とにかくもう、他人の怒気や嫌気を察知すると神経が圧迫されるような感じがする。アラートモードになって身体の全ての機能が緊急停止してしまうような。

ロニーはそこまでやってるつもりはないと思うが、ぼくは自分で醸成させてきた感覚を乗せてしまっているのでかなりきつい。それをどうやって乗り切っていくか、ここがポイントで、ぼくは今までにないレベルで透明化、中心化、ぼーっとする、頭、高い位置に集まって凝っている気を全身に散らすというようなことを作業をしながらとか、休憩時間に色々取り組むようにした。

そうやって自分の気分が落ち着くと彼には別に悪意がないことや、ただ気分の波が激しいだけとか、とかそういうことがわかって落ち着けた。

今日もダブルシックスの儀式を行うキャプテン。

モリンガという苦味のある実をいただいた曰く「これさえあれば餓死しない」とのこと

アンドレアスさんに心配されながら調理した日本風カレーにサムズアップをいただけた。よし。