夕方からコリーナ達が夕食を持って遊びに来るとのことでこちらもマーケットへ食材を買い出しに行くなど準備。「あいつら飯を持ってくるってよ、やったぜ!」というロニーからどことなく余裕のなさというか小者臭さを感じてしまう。まあ自分も似たような思い出日々生きている旅人だけど、そこは「食事を持ってきてくれるからお礼を言っておこう」とかそういう泰然さが欲しいと思ってしまう。
日が沈んで真っ暗になってから桟橋に到着した彼女らを迎えに行くためにディンギー(小舟)を運転を担当。夜間は周囲に自分の存在を示すためヘッドライトを必ず点灯。ロニーもきっと心配だったろう。とにかくナイスアンドスローを意識。
が、出港してから気が付く。目的地が分からない。日中はいつもたくさんの船が停泊しているところを目指せば良いのだけどその船が真っ暗で見えない。これはよもや激突の可能性すらあるんじゃないか。
めちゃくちゃスローに進み、だんだん船の影らしきものが見えてきた。幸いそこまで進路は間違っていないようだった。桟橋の位置も真っ暗でよく分からなかったけれどアクセルをゼロポジションにして(オートマ車のレバーを「D」に入れてアクセルを踏まずにいる状態)最低速度で進みながら探って発見した。その様子をコリーナ達は「まるで忍者のような静けさで危なげない」と超好意的に受け取ってくれて、それはそのまま船長に伝えてくれて、船長からはお褒めの言葉をいただいた。あー、怖かったー、良かったー。
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コリーナ達はチキンや野菜をたんまりと買ってきてくれてお腹いっぱい食べて嬉しかったのだけど、気持ち悪くなってしまった。たくさん食べ物があると油断してしまう。
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朝日
ソーラーパネルをチェックしにいく。
海水で掃除機のホースを洗っている。
ディンギーの船底掃除。
今日も二つのダイスでダブルシックスを狙う船長。
市場で食材の買い出し。八百屋。
卵
魚市場
インスタントコーヒーとタバコ
夕食会
キッチンで準備をしてくれるコリーナとジャカリヤ
コリーナがロニーの持っているディジリドゥで演奏の仕方を教えてくれた。唇を震わせ方を実演で教えてくれたのだけどそういうのを躊躇なく堂々とやってくれる快活な女性だなと印象深かった。
フランス語なので内容はわからないがリラックスしてだべって良い感じの皆さんだった。自分は早めに入眠。