HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

救出(Dakar)

新しいバッテリーをエンジンルームに設置。このバッテリーが重さ30kg近くに及ぶ超重量級、かつ、置き場所がめちゃくちゃ厄介な位置だった。

写真では分かりにくいのだけど、ここは船底が傾斜になっていて足場も悪い。その上で天井近くまで30kgもある物を持ち上げなければならない。二人で協力しようにもアクセスできるのは一人だけなので、なかなか難しい。最初のトライでバッテリーを傾斜部分に落としてしまいそのまま滑り落ちてロニーの片足に激突しそうになるところをぼくがスッと止めた。ロニーは思い切り「HELP ME!」と絶叫していたがそれは逆効果だろ、と内心ツッコミを入れつつ、自分でも恐ろしく静かに咄嗟の動きで対応できた。鈍臭い自分でもやるときはやる、たまに。とにかく怪我がなくて良かった。ロニーがうまく作戦を練ったおかげで2度目のトライで所定の位置に収まった。

朝はいつも船首に座ってコーヒーを飲む船長。

直したパイプの周辺を掃除し、さらに白いペンキを塗った。

陸から仕入れて新しいバッテリーをロープを使って引き上げる。

ロニーが新しく考案したツアーコンセプトのようだ。