ポロッとロニーが「オレたちは今、マリオブラザーズだ」と言ったのが妙に耳に引っかかる。マリオは配管工。パイプの修理に取り掛かる野郎二人はまさにそんなところ。
なんでもパイプの大きさがこのあたりではあまり手に入らないものらしく、本来のものよりも細いパイプを使って強力な接着剤で固定させる運びとなった。繊細な作業なのでとにかく自分は彼の指示を待ち、その通りに動くだけ。結局ほとんど見ているだけだった。一つ一つの創意工夫の積み重ねで生き残ってきたのだろうなあ。逞しい。
結局、パイプはなんとかまとまった。接着剤が乾くまで待って翌日、トイレを流しても問題はなく、無事に解決となった。華やかさの裏には地道な努力があるもんです本当に。
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朝日に照らされる漁師たち。
母鶏は今日も卵を温める。
途中、海上警察がやってきて書類をチェック。しにきた。ロニー曰く「警察は船長の同意なしに乗船してはいけない」らしいがセネガルの警察はお構いなしだった。
