HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

船上パーティ(Dakar)

昨日昼からずっと寝込んだおかげで体調は90%くらいまで回復した。

夜からダカールの友人を招いて船上パーティを開催。「ここでドネーションをもらったりコネクションを得るチャンスだ」ということでロニーは意気込んでいたけれど、自分は全然新しく出会う人とワイワイしたい気分ではなかった。それでもプロジェクトのこともあるし自分はこの船の従業員のような頑張りをしなければならないのかなあと構えていたのだけど、ロニーは「お前もリラックスしろ」と言ってくれたので助かった。適度に写真や動画を撮りながら付かず離れずで過ごした。

コリーナというイタリア人のセネガル在住の女性シンガーがとても気さくに声をかけてきてくれた。ワンピースの影響で、日本がとても大好きになり、自分の素性をロニーから聞いて「あなたは本物海賊よ」と讃えてくれた。彼女と夫のジャカリヤもカーボベルデへの旅に参加するつもりだということで「私たちはNAKAMAだね」と嬉しそうだった。

夜の船上で灯りを灯してバーベキュー、みんなで合唱するボブマーリーの『Redemption Song』船を所持するって本当に大変なんだろうけれど、こんなロマンチックな環境を演出できてさぞモテるのだろうなと実感する。

日中は掃除。

青銅製の鐘やランプを囲う部品といった青銅製品を磨く。

これがピカピカだとお客さん向けに見栄えがするとのこと。

レモンを半分にカットしてレモン汁を塗っていく。

それから小麦粉と水とレモン汁を混ぜたドロドロの液体を塗って待つ。

金たわしで擦り落とすと本当にピカピカになった。

続いてロープを結びつけているこちらの木材に油を塗って艶を出す。

昼食にはクスクスサラダとロニーが自分で焼いたパン。

パーティ用に海賊旗を掲揚する。これをポルトガルでやったら逮捕されたことがあるそうな。「海賊」という言葉を気軽に使ってきたけれど、本当の海賊はいかにイリーガルな存在であるかが伝わってくるエピソードだ。

ロニーがディンギーで迎えに行ってゲストを連れてくる。

ギタリストのイスマエル。

すぐに心地よく歌い出すコリーナ、ハスキーなイケメンボイス。

後日、短いまとめ動画を作った。みんなの合唱をBGMに。