HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

調子が出ない時(Malikounda)

困窮した生活環境にあるセネガルイスラム学徒「タリべTalibe」の支援に取り組むイタリア発の非営利団体La Maison De Enfants」の施設に滞在している。活動11日目。

腹痛は二日間ほぼ何も食べずにいることで回復できた。

自分のことで恥ずかしい話なのだがはっきり言って調子が悪い。

ボランティア活動に全然身が入っていない。そして自分の活動の方にも身が入っていない。やり残したブログの更新も、SNS投稿も滞りまくっている。これからアメリカ行きのことを考えなければならないが、聴いたところによると二月いっぱいで出港するボートはほとんどなくなってしまうらしい。よく調べずになんとなくここでの滞在期間を長くしていたらもう二月の終わりになってしまった。

次の一手をどうするか迷う。更新作業の方を現在に追いつくまで気合を入れて頑張るか、それともやっぱりやり方を改めるか。この場所に滞在するか、港のあるダカールに移るか。アメリカ行きを目指すか、このままアフリカを旅するか。もっと先のイメージは何か、そもそも自分はどうして行きたいのか。何を楽しんでいるのか。直感を拾えない。

どうしたら良いかわからず元気がなくなった。目の前の仕事にも集中できず、余計にそれが元気のなくなるネタになる。楽しめていない。自分はつくづく楽しむのが下手くそだなと思う。世界を気ままに一人で旅できる状況にあるというのにつまらぬ考え事で停止する。ただの自滅。こんな体たらくでは見ている人もつまらないだろうし、魅力のない者にはお金なんて回らないという自分自身の前提の下、自らその状態を危惧する。

考えることがどんどん悪い方へと向かっていく。なんとか流れを止めねば。

先々のことはもうどうなってしまっても良いし、前々から言っている通り、人生が大失敗に終わっても無駄に終わってもみんなに大迷惑をかけて死後に神様か何かに思い切り人生丸ごとバツ印をつけられて無限地獄に送られても良いのだから、とりあえずわかっているやりたいことに絞って手を付ける。とりあえず、自分の一番気になっている報告作業を改めて頑張ってみようと思い直した。

実はボランティアスタッフには明日出発すると伝えていたのだけど、この日、出発を延期することを伝え直した。