HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

書きもの不調(Malikounda)

セネガルの困窮した生活を強いられるイスラム学徒「タリべ」の支援に取り組む「La Maison De Enfants」の施設に滞在している。

土日に当たる今日と明日は完休日。この時を活かして自分の作業を進めるために一日籠った。他のボランティアのみんなは揃って近くの街に観光に出掛けていく中、自分だけは一人施設に残ってお留守番。それくらい作業を進めたかった。

しかし、一日中ずっと頭の中にモヤがかかっている感じがして結局全然進まなかった。テントの中に篭ってずっと同じ体勢をキープしていたからかもしれない。モーリタニアの途中からずっと、日を避けられる場所では蚊が大量に飛んでいるのでそれを避けるためだったのだけど難しい。ちゃんと蚊をシャットアウトできるような設備はここにはない。

今の今は遅れている週刊の投稿文を完成させたくて書いているのだけど、もう1週間以上、ずっと書いては消してを繰り返していて完成しない。見栄を張って出来栄えを追いすぎているのだと思う。この「出来栄え」の中身は他人からの評価であり、その心構えはいただけない気がする。が、それも取り払って自分の感覚を確かめても自分が納得の行く出来栄えにしたいと思っている。納得行くものを作って出せたらすごく満足が行って元気が出るし、逆に納得いかないまま出したらそれがずっとむず痒くなる。結局懸命に作り込むしかない。

にしてもまあ、今の今は本当に進まない。その状態に焦りを感じ、軽やかさやポジティブさを忘れ、元気がなくなってしまった。自分で決めた仕事に囚われず軽やかにやったら良いのかもしれないけど、このルーティンを続けていきたい気もする。それとも全く違う自分に合ったやり方が存在するのか。答えのない問い。ピンとくる直感もない。これは「調子が悪い」というやつだと思う。

ずっと座っているだけの一日を過ごしたせいでこんな風に全然旅先の景色なんかない記事になってしまうのも良くないなあ。どんどん書き上げてどんどん新しいものを見に行ってお伝えしたいところではあるが、うーん。

・・・

みんな庭で思い思いに過ごす。本を読む人、洗濯をする人、家族に電話する人。

お出かけから帰ってきた皆。