HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

やればやるほど元気になる運動(Khombole)

コンボルKhomboleという村で出会った町長さんの豪邸でイヴァンと二人で滞在中。自分は一日作業した。相変わらず配慮の行き届いているイヴァンは今回の滞在でもこちらからのギフトを用意したいということでケーキを買いに行った。さらにはフルーツを色々買ってきて盛り合わせを大皿に盛り付け、真ん中にチョコフォンデュまで。もうすぐ旅行が終わって50000フラン=12000円近く余っているので使い切りたいと言っていたけれど、それにしても自分だったらこんなにやる気にはならない。でも相手の反応としては喜んでいたし、夜中に町長さん本人がおでまししてきて、買ったケーキを直接手渡しているところの写真を撮ったりもしたので、やっぱりそういう働きかけは良いことなんだなあと実感した。

作業の合間に身体を動かしているのだけど本当に気持ちが良いなあと感じる。この運動はもう本当に好き勝手に動かしているだけで、自分の身体の中にある自分の知っている範囲のありとあらゆる骨や筋肉や関節を動かすし、知らない部分もなんとなく想像してみたりする。その動きは側から見たら頭のおかしくなった人である。

作業疲れで眠くなっても運動すると結局元気になる。多分うまくやれたらずっと休まなくても良いんじゃないか。眠い時も動けば目が覚めるし睡眠時間もそんなにいらない。これまでずっと大前提となっていた「身体を動かしたら疲れる」というのは頭で理解しているだけで、自分の感覚を使った根拠などではないという実感がかなり出てきた。

小さい頃から長らく何かしらの運動に関わってきたくせになんで今更こんなことに気づいたのかというと、これまでと今の運動の質に大きな違いがあるからだろう。これまでの人生の中で自分が取り組んできた運動は目的ありきの運動。野球が上手くなりたいとか、もっと体力をつけてたくさんの距離を旅できるようになりたいとか、もっと良い身体の動かし方を身につけて心身整えたいとか、そんな風に運動の向こうに目的を作っていたわけ。

でも今取り組んでいるのはそういう目的が一切ない。いや、でも正直これで人を笑わせたいという下心はあるかな。なんにせよ、動かしているこの感覚に集中すればするほど良いと思う。そのほかのことなんか一切忘れてしまうくらいただ動きたいまま動くだけ。数秒数分で終わっても良いし特に何かの体系みたいなものもなくてもいい。とにかく思いついた瞬間すぐ動いてしまう。いずれ動画でも撮ってあげてみようかな。変に目的化しないように注意だけど。

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シーチキンサンド

買い物に行く途中、物乞いをしているキッズに目がいく。

イヴァン、フルーツの準備中。

昼食

イヴァンの用意したフルーツチョコフォンデュ。真ん中の鍋は俺のです。

おやつ。

今日も踊ります。写真でかっこいい瞬間を収めてみた。

晩御飯。

町長さんにケーキを渡す瞬間。

俺何もしてないのでうつるの気まずい、みたいな顔です。

テレビ出演した時のユーチューブ動画を眺める町長氏。