HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

結果が得られなくても作る(Boujdour بوجدور)

自分の家であるかのように居心地の良いガソリンスタンドで、引き続き一日中ゆっくり作業をさせていただく。

昨日投稿が完了し、もう2本作りたい。ここまで投稿を一つ作成するのに1週間近くかかっているのだけど、作業に集中できる今なら一本数日くらいでなんとかできないだろうか。

年末年始で追いつかないかなあ、と考えてしまうが相変わらず進みは遅い。書いては消し、書いては消し、を繰り返して出来上がってきたらまた見直して修正してまた見直して、もう暗唱できるくらいになってやっと投稿しようという気持ちになる。

この時間のかかり具合は旅に支障をきたすと思ってこれまでは避けていた。そもそも自分は頭の回転が遅くて、自分の世界に起こったいろいろな事柄に言葉を付与するのも時間がかかるし、読書をたくさんした人間でもないので持っている語彙は少ない、文章センスはない。費やす時間に比して得られる成果は薄いと判断していた。

が、今はこれでも良い。目の前の景色を楽しむ旅らしい時間は確かに少なくなるけど、どういうわけか、ここを追っていきたいという気持ちがあるのは分かる。それはいろいろな常識や人生を上手くやらねばならないという脅迫感から徐々に自由になり、まっさらな自分の直感についていく土台ができてきたからなのだと思う。

どれだけ時間をかけてもへっぽこなものしか作れず、改善策も見つからないままそれが死ぬまで続くのもアリ。世間や常識からすればそれは残念な人生の過ごし方ということになるが、どこまで行ってもその判断ができるのは自分自身だけ。今はただ、この自分の直感から目が離せない。

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モハメッドに呼ばれていただく朝食。

一昨日、昨日と砂が舞うほど風が強かったけれど今日は穏やかな天気。

今日はいろんな人たちが集まっている。一緒にクスクスを囲みます。

素朴な塩味という感じでした。好きです。

それからおやつ時に豆にスパイスのかかった「焼いていないパイ」のような食べ物をいただいた。

このガソリンスタンドのリーダー、ハサンもまた敬虔なムスリム。度々お祈りする姿を見かけます。

夕食時に集まったみんな。今日のシフトのアブドが作ってくれました。