HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

カフェのウェルカムお兄さん(Bou Rbia→Foum Zguid فم زڭيد)

今日はFoum Zguidという町で走り終えることにした。

ここの町のカフェにはWi-Fiがある。数日できなかった作業をがんばるチャンス。

Wi-Fiを借りたカフェで働くオマルOmarという人が良い人だった。テントを張れる場所を相談すると「大変なんだな」という感じのニュアンスの笑顔で受け止めてくれた。近所の安いキャンプ場のオーナーさんに電話してくれて、さらに値下げするように頼んでくれた。

作業中に町中で買ったホブズ(パン)をちぎって食べていると、オマルはスッとサラダとオリーブの実を差し入れしてくれた。ありがてええええ。

作業はじっくりやらせていただいた。久々にちゃんとWi-Fiが取れてありがたかった。

寝場所については、キャンプ場の値下げと言っても、ぼくは普段無料野宿なのでちょっとでも支払わなければならないならモヤモヤするし相手も負担がかかって悪いので、オマルやキャンプ場のオーナーさんには悪いが、自力で探そうと思った。

カフェが閉まってから暗闇の中ヘッドランプを着ける。ここまでの経験的に、誰か外を歩いている人を頼ればテントを張れる場所くらいは教えてもらえるイメージはできている。それ故いつもよりリスクの高い作戦に出た。

民家の前出ていた人に手を振って、全力で「ワタシは無害です」アピールをしながら近づき、翻訳文を見せた。するとその家の息子たちと思しき中学生くらいの年齢の男の子二人が案内してくれて、道路横の、ちょっと目立たない場所にテントを張った。夜中に野犬同士が遊びで吠えてうるさかったけれどそれ以外は特に何事もなく、安全に夜を明かすことができた。

翌朝はまたオマルOmarのカフェで作業させていただいた。オマルにキャンプ場を利用しなかったことを謝ると全然気にしていない風だった。

そしてオマルから朝食をご馳走してもらった。オリーブの中に入ったアプリコットジャムのようなものが美味しい。初めての組み合わせだな。

最後に記念写真。ネットのためにカフェやレストランはいつも必要だけどそこにいる人が良いと心地よく過ごせて助かります。オマルは僕にここから先の行き先を尋ねるので教えるとその場所の観光スポットも教えてくれた。いろいろありがとうー!

Googleマップ上にカフェのレビューを書いてくれと頼まれたので書いておいた。こちらでもマップを載せておきます。

<その他の写真>

 

・・・

急にすごい小型の、、なんて言ったらいいんだあれ?三輪車?なかなか早くてサーっと行ってしまった。

と思ったら、通りがかった町中のハンバーガー屋さんでお昼ご飯を食べていました。目が合って彼方から声をかけてきた。コーラをご馳走になった🙏

彼の名前はハビエルXabierさん。スペインのバルセロナからこの三輪車(?)で旅行しているそうだ。

詳しい仕組みとかは全然聞けなかったけれどとりあえず見た目のインパクトに誘われて写真を撮らせていただいた。すごいなー。

子供たちもそりゃ興味津々になるよね。