旅程に関する調べ物にどっぷりと浸かっていて出発が遅くなり、途中で後輪がパンクしたりもしたので、今日は30kmも動かなかった。
道端で売られているオリーブの存在感がすごくて写真を撮らせてもらいました。
アラビア語の「m」ってお玉杓子だね。
本日たどり着いたガソリンスタンド。
敷地内のモスク。
そのモスクの下は洗車場になっていて
その一角にテントを張らせてもらいました。夜はちょっと冷えるので囲われていると少し暖かい。
珍客を喜んで迎えてくれたイリアス。彼はこのガソリンスタンドで夜勤の警備員として働いていて、僕のような旅をとても素敵だと思ってくれたそうだ。
イリアスにご馳走してもらったおやつ。お腹が減ってたので嬉しいかった。
この広いガソリンスタンドのオーナーのユスフという人がスペイン語でバンバン話しかけてきて、肉のサンドイッチをご馳走してくださいました。ありがとうございます。
・
寝る準備がひと段落したら日を跨ぐくらいの時間にイリアスや仲間のガソリンスタンドの仲間達と色々と話をした。これまで撮ってきた写真を見せながらその名前を教えてもらった。モロッコの言葉は正確にはアラビア語のモロッコ方言のデリジャ(Darija)であるということを教えてもらった(ウィキペディアにあるけど)。
イリアスはカメラを使うのが上手で良い写真を撮ってくれた。
自分はイリアスの写真を撮らせてもらう。
そして深夜1時くらい。めちゃくちゃ良いスパイスの匂いがガソリンスタンドのオフィスから。タジン鍋を作っています。なんとこの私も一緒に食べさせてくれるとのことです。この土鍋じゃなくてスチールっぽい鍋っところが地元の人の生活に混ざらせていただいているっぽくて良いなって思うのは僕だけでしょうか?
ガソリンスタンドのスタッフ質のテーブルを囲みます。この現場作業の合間感が好きなのは僕だけでしょうか?
モロッコの中で食べるタジンはこれが初めてです。感動しています。
地元の人は食器は使いません。じゃがいももラム肉も手で摘んで食べます。
ここまではなかなか厳しい印象だったモロッコ旅も好青年イリアスとガソリンスタンドの方々のおかげで柔らかくなった。タジン鍋で満腹になってまたエネルギーが湧いてきた感じがする。感謝感謝感謝感謝です。
自分はイリアスのような人物と出会うのが旅のやりがいの一つなのだけど、この出会いも出発が遅れたこととか、自転車のパンクとか、それ以前の全てが重なってタイミングが合わないと実現しないことだと思うと全ての行動に意味がある感がして面白い。