午後からずっと雪と雨。なかなかハードだったけど、いろいろな人の親切を借りてゆっくり作業して過ごせた1日だった。
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朝、テントの支度をしていたら老夫婦に話しかけられた。英語だ。自己紹介をすると何か食べていくかとご自宅にお誘いいただいたので、甘えさせていただくことにした。
クロードさんとニコルさん。お二人はご夫婦ではなく、最近付き合いはじめたカップルだそうだ。ヨーロッパじゃおじいちゃんおばあちゃんも恋愛するんよなぁと思い出す。
クロードさんはマダガスカル島近くのリユニオンという場所に長らく住んでいたという話を聞いて、ぼくは初めてリユニオン島の存在を知った。
自分も旅が好きだというクロードさんに「ぼくはまだまだそんなに沢山は旅してないですよ」と言うと「いいえ、大切なことはどれほどたくさん旅したかではなく、何を発見したかでしょう」という言葉をスッと差し出されてとても印象的だった。
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坂道をゆっくり進んでいる時に雪が強くなった。進めるけれど手足が冷たい。どこかカフェに入りたいけれど建物ひとつ現れる気配がない。
車が横に停まった。ぼくと歳が近そうな女性が一人だけ乗っている。心配してくれて、自転車ごと車で途中まで運んでくれるとのことだった。
「とりあえずどこかカフェまで」とお願いして、カフェのある場所まで運んでもらった。クリオさんという女性で、パラグライダーが趣味のようだった。
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深夜まで開いているバーで14時から23時までずっと座って作業をしながら雨をやり過ごした。店を出るタイミングになって初めて寝場所の相談をマスターにした。すると心配してくれて店の倉庫の中にテントを張らせてもらえることになった。
走った距離はすごく少なかったしほとんどパソコンな向かってた日だったけど振り返ると色んな人に手を差し伸べてもらっていたなぁ。ありがたい。
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お誘いいただき公園近くのご自宅まで
たくさんの旅行土産らしきもの
マダガスカル島の近くにあるリユニオン島。行ってみたい。
朝食の支度
コーヒーいただきます
ありがたい😊
フランスの醤油
愛犬。餌を待つ姿勢。
心身満たされました。ありがとうございました😊
ギャップの街を抜ける。
街を抜けるとすぐに山。ギャップがどんどん遠くなっていく。
途中まで全て車で運んでくれたクリオさんという方。ありがとう😊
最後テント張ったのはこんなところ。大雨だったから助かりました。