HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

Welcome to United Kingdom(Estrée-Cauchy→Tilmanstone)

港のあるカレーまで100km弱、車で送ってもらった。この日は結構な強い雨。車で送ってもらうのは正解だった。基本的に自分の足での移動がこの旅の中心だけど、そこに固執もしていないでいるとこうしていいタイミングで助けていただけたりする。ありがとうございます。

雨のせいで出港予定時間よりも3時間遅れて海へ出る。ドーバー海峡を渡ってイギリスへ入国した。車線は左側(ここまで全部右側)、距離の表示はマイル、EU域外、地味に色々ガラリと変わる、イギリス旅がスタート。

もう夕方なので、少し走ってすぐに寝場所捜索開始。

この国で徹底的に違うもう一つの点、みんな英語が話せる。翻訳機ではなく、口頭で用件を伝えることが出来、あちらからのレスポンスも詳細に受け取れる。

すごい。全然大したレベルじゃないけれどちょっとだけでも外国語が話せるってこんなに自由なんだ。

泊まり先はなかなか見つからないけれど、そういう、別の部分で感動していた。

窓の外から若者たちを発見し、手を振る。状況を伝えると、彼らは旅行中であるらしく、家はエアビー(Airbnb)で滞在しているとのことで、本来ダメだけど庭にテントを張らせていただけることになった。それぞれ小さな子供を連れているカップル二人組。彼らの夕食にも混ざらせていただいた。

「ようこそイギリスへ」と言ってもらいながらワインを乾杯。国を跨いでもまた良い人との出会いに恵まれてとても嬉しかった。

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サミュエルさん宅での朝食。みんな仕事や学校で朝早く出かけていく、そんな状況なのによく受け入れてくれたもんだ。ありがたい。奥さんのルーシーさんはフランス国内で使えるお食事券もギフトしてくれた。

車への荷積はこんな感じ

登校する子供達、荷物はカートに入れるのね。

カレー(CALAIS)へと向かう。

到着する頃には雨に。「ドーバーは外国人による犯罪が多いから今日中にイギリスに渡るんだよ。」と念押ししてくれた。

とても優しかったサミュエルさん、ありがとうございました。

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フェリーの手続きを済ませていろんな車やサイクリスト達と一緒に並んで待っていると話しかけられたりした。グッドラックと笑っている人が多かった。

この注意書き、イギリスには不法移民が多いと聞いていたのだけど、それを受けてのサインかな。

イギリスからフランスに旅行に来ていたサイクリスト達と一緒に乗船を待つ。

乗船。

自転車が倒れないようにロープで括ってもらう。

出港。フランス、またね!ありがとう!

30分くらいですぐにイギリスが見えてくる。ドーバーで有名な石灰岩の壁。

ドーバー到着。

イギリスのイメージ通りの曇天。英語の標識。イギリス旅スタートだ。

左側車線

ドーバー

サンドウィッチがある。あのサンドウィッチの発祥かな。向かってみよう。

通り過ぎる町並みや家の雰囲気、間違いなく変わった。ベースはヨーロッパで共通しているけど、イギリスにくるともっと地味で古い雰囲気になる感じがする。

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家に招き入れてもらってワインをいただく。Welcome to UK!

米を使った創作料理、美味しかった😊

みんなからはおすすめのイギリスの旅行地を教えてもらった。楽しい時間をありがとう😊

庭でのテント泊の様子。こうやって中にいる人の心次第で柔軟に対応してももらえることもあるのだなと学んだ。