力みを解いていくというお題目から繋がって抱擁の大切さが再浮上してきました。ハグです。「再」と言ったのは以前、亡き友人からいつもハグの大切さを説かれ、主に彼のエネルギーワークで取り組んだことがあったからです。
実際に誰かとやると良いのだろうけど、旅する自分の環境下でもいついかなる時でもできるし、結局そこが肝なので、イメージングの方から行きます。友人のリードでやったことのあるものです。
神様や先祖の霊が霧状になっていて自分を包んでくれているのを思い出します。時折人型のようなものを作って後ろから抱きしめてもらったりします。身を預けても転倒しないようになっているので本当に身を預けます。そのまま自身を液状化してしまったりします。一固体として独立して存在しているのがデフォルトの認識だけど、ここではもはや全てと混ざってしまうようなところまでイメージします。
これが特に自分には効く。もともと自分は身体接触には平均的日本男性並みの抵抗感がぼんやりとあって、こんなイメージをしていることを言葉にして書くことも気持ち悪くて嫌でした。
だから力みを解くための努力をするときも、自分で自分の筋肉や骨や神経をうまく使って力みを解こうとする。いわば単独行動だったわけです。
しかし人間一固体というのは単独でいるとどうしても固くなってしまう性質があるのだと思われます。少なくとも自分はそう。一人で力みを解く努力してもそもそもその土俵そのものが固くなっていく方向性なのでアクセルとブレーキ同時踏み状態。その成果は本当に小さかったものと思われます。
そこにこの抱擁のイメージは従来のやり方よりも他人に頼る感じが出てくるのですごく効いてくると思います。実際、脱力の質が底上げされている感じが確かにします。続けていくと土台を良い感じに造り替えていくことができそうな予感がします。
というわけで、その抱擁のイメージを描きながら進行。モデナという街を通り、レッジョ・エミリアという街に到着。どの街も中心部に古めかしい美しい建物があって、そういうものの写真を撮っていきました。
レッジョ・エミリアで日が暮れて、地図をみると町外れに広い空き地があったので行ってみると人気がなくてずっと静かに過ごせそうだったのでそこでキャンプをしました。
モデナ
レッジョ・エミリア