支度を済ませて出発。ありがとうございました!
今日もまた田舎道や町を走り進む50km
途中、スーパーの前の駐車場で飲んでいたメンズに呼ばれて自分も一杯やることに。
ビールを奢っていただいた。このビールがクロアチアで一番良いビールらしい。
英語の話せる兄ちゃんはボビーと言った(↑の写真右)。ちょっとヒッピーな雰囲気があって、コロナの状況について二人で文句を言ってだべった。クロアチアではワクチンを信じている人とそうでない人が半々だと言っていた。
ぼくの学歴と職歴の話になって、自分は大学を出たけど学んだこととは全然関係ない仕事を始めて、仕事すらもやめて、今は「地球学校の生徒だ」と自分で言って自分でしっくりきていた。
ボビーはぼくのことを何か有名な映画に例えていた。地位も職業も身分証明書すらも捨てて一人の人間になって旅をする話だと言っていたけど、自分はそんなに極端じゃないなあと思う。やっぱり側から見ればそう見えるのかもしれない。笑
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彼らと別れ、暗くなる前に寝場所を探すことに。始めに尋ねたカフェではアイデアはなかったけど、コーヒーをいただいた。あったまります🙏
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次に訪ねたバーでは若者がカウンターを囲んでいてちょっと腰が引けたけどウエイトレスのお姉さんに話をするとみんなで顔を見合わせて考えてくれたが特に良い場所はないと言っていた。
聞くと彼らはこの辺りのアマチュアサッカーチームの集まりだと言っていた。コーチのおじさんが何か飲むか?と聴いてくれたので甘えさせていただくことにした。
昼間ボビーから聴いていたことを思い出して若者に「これがクロアチアで一番のビールなの?」と尋ねると「そうだよ」と何か自国の中での暗黙ルールを思い出して楽しんでいるように笑っいた。
若者たちは基本英語ができるのでちょいちょい話をした。今日は宗教的祭日だということだった。(調べてみたけど、多分「主の公現」)というやつだと思う。なのでみんな休日を謳歌していたようだった。
何やらタオルを渡された。これはクロアチアのプロサッカーチームらしい。みんなで写真を撮る。笑
彼らの中のダリオという青年がぼく身を案じてくれた。食べ物をスーパーから買ってきてくれて、その上、バーの近くにある宿に電話して今晩の部屋を予約してくれた。ダリオは普段は消防士をしていて23歳だと言っていた。申し訳なさ混じりにひたすら感謝した。
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予約してもらった部屋は普段の生活からすると豪邸すぎた。
ゆっくりくつろいだ。
作業を進めたいと思ったけどただぼーっとしていた。
自分の魂がひとつ脱皮していこうとしているのを感じられて、手を動かすよりもそれを感じていることを優先した。気が向いたので髭を剃った。