後々旅する予定のEUシェンゲン圏に入るのは来年の1月10日まで待たなければビザが回復しない。急いで行ってもビザが切れてしまう。その日までゆっくり好きに時間を使う旅程だ。
バシルは「好きなだけ泊まって行って良い」と言ってくれて、家もかなり快適だったし、次いつこういう環境に身を置けるかはわからないから溜まっているブログの更新含め色々とやっておきたい準備に取り掛かかることにした。
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今日は一日中自己紹介を書く作業をした。今出しているものも嘘ではないけど、書いておきたいことって本当は毎週くらいの勢いで更新されている。改めてスマホのメモに文面を書き出していった。８時間くらいかけたけれど完全には出来上がらない。相変わらず気合が入りすぎて完成に時間がかかるなあ。
好きなことをやる。
改めて自分のことを全然知らない人にもなんて自己紹介するのかを考えたのだけどこれは大事だなと思う。自分の人生はある時点からこれを大切にしてきたし今もそう取り組み続けていると思う。それしかないんだよなあ、とすら思う。
時間を重ねて言葉も考えも更新されて、だんだん難しい言葉を重ねていくようになったりして、こういうシンプルな根幹のメッセージは置いてけぼりになってしまう。いやほんと、改めまして、ぼくは「好きなことをやる」をずっとやろうとしているだけですね。いろんな失敗をしているけど、何してたってこれを忘れずにいるかぎりきっと生きることを諦めないでいられるんだと思う。
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バシルからモロッコ人のムスリムの旅人、イブンバットゥータのことを聴いてなんか元気が出てきた。ウィキペディアでちょっと調べると12世紀の世界を約30年間も旅したという。そういえばそんな名前を世界史のノートに書き写したことがあったなあ。今よりもずっとずっと死んでしまう危険がある中で世界に飛び込んで行った人は歴史を見ればたくさんいる。自分なんてまだまだ大丈夫なんだと思えてくる。
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バシルはぼくがウェブサイト関連で準備をしたいという意を汲み取ってくれてそっとしておいてくれた。
それに「You are not allowed to be hungry around me（ぼくの周りでお腹をすかせることは許されない）」と言って今日もブレクやジュースやコーヒーをご馳走してくれた。パン屋さんもパン屋さんでブレクを一つサービスしたりしてくれた。
