もうぶっちゃけうまくやりくりなんかできなくていいよ。
泊まる場所なんか全然見つからなくても良いし、良い景色の写真なんかずっと撮れなくたって良い。ずっと一人で誰の助けも貰えなくてもいいからもちろん人を惹きつける魅力なんてものもなくって良い。無一文になっちゃっても良いし、パソコンとかカメラが盗まれちゃっても良い。うまくやりくりができなくなった果てにあるのは死。もちろんそれは自分にとってちゃんと怖いことなんだけど、悪いことじゃないし、悔やむことじゃない。
自分はよく努力の方向性を間違えるから今見えていることを頑張ったって実らないかもしれないし、それをみっともなく思っているところがあるけど、やっぱりね、そこにも意味はあるんだよな、それもまたひとつの生き方なんだよな。と冷静になって思う。だってそういう自分以外の人の存在にぼくは救われてきたじゃないの。
そういう視点が持てることが自分を支えています。
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サラエボの景色をちょっとだけ見て回って、引き続き走って行ってヴィソコに到着してすぐにテントを張れる場所を探した。真っ暗な中坂道を登って、丘の上の広場にテントを張った。
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朝はすごく霧が深かった
学校
工業系の大学で卒業制作かな
大通りには路面電車がたくさん走っていた
何がなんなのか全然わからないけど撮っていく
街中に度々こういうお墓がある
この、真ん中の建物に近づくと
地図上で「永遠の炎」と名付けられているところがある
ちょっと京都みたいだなと思った
インドネシア出身で現在トルコ在住の方々とちょっとおしゃべりした
例の「サラエボ事件」が近くてあったラテン橋
市庁舎が立派だ
BURGER KINGならぬBUREK KINGがあったぞ
サラエボの中心地から出発して少しいくとでっかい霊園があった。キリスト教もイスラム教もたくさん。
そのまま先に進んで行ってヴィソコという街で寝場所探し、丘の上の林に行き着いた。