一日中、霧が深くて、曇り空。たくさんの大きな工場を見ながら進んだ。しまいには雨が降ってきて、カフェに避難して作業して、夜の道を進み、道路脇にあった小さなカフェのオーナーさんに相談して、多分夏に使われているであろう屋根のついたスペースにテントを張った。なんか、温泉になりそうなお湯が湧き出ているところで、詳しいことは全然わからなかったけど、すごかった。
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「自分の足で歩きたい」というお題目で、できれば毎日、という勢いで続けるようにしてきた。でもなあ、今日はもうとにかく座って、撮ってきた写真とか、ブログへの記録を書いたりとかしたくてしたくて、気になってしょうがなかった。
カフェに座って心の底から安堵した。なんでもひとつ、決めたらずっとそれに集中してこそ素晴らしいと思い込んでいるところが自分にはあったけど、うん、なんでも、そればかりじゃないよ、とこの時得心した気がした。ただずっと休んでいたかったり、だれかと話をしたかったり、いっぱい肉を食べたくなったり、そうやっていろんな状態になっていくもの。でもこう、自分の人生というものをひとつ、続けているということだけが積み重なっていく。それだけで満足することもできるなあ。
ヴィソコはピラミッドがある場所で有名。今回は見に行かなかったけれど。
カフェで話しかけてきたドライバーさんたち。
泊まったカフェ