HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

ボスニアヘルツェゴビナってどんなとこだろう(グラブGrab→トレビニェTrebinje)

ここから先は完全に自由な旅。シェンゲンビザの回復待ち以外、なんの予定もなんの目的もなし。どう動いても良い。素晴らしい写真を撮りたいし、素敵な人と出会いたいし、何か珍しい体験をしたいと思う、し、可能だと思う。でも、なんというのだろう、「はい、じゃあそのために旅しましょう」と決めてしまうと、だんだん気持ちが乾燥して荒れた肌みたいになってくる感じがする。「それが得られなかったら失敗です」というルールが無意識に設定されてしまうからだと思う。他人の目に見える行動としてどんなことをしていたって、他人の目から見えない自分の気持ちが良く居られないのならそれは避けたい。

自分が今すぐ居られる幸せになることを大切にしたい。自分においては、それが歩くことだと思う。ただなんでもない道路で、ただ歩いているこの時間に、優しい人からご馳走をいただいた時のような弾ける嬉しさはない。すごくすごく静かだ。スポーツ選手が基礎練をしていようなものかもしれない。イチローが現役時代、ドキュメンタリーでひたすらボールをネットに投げる練習をしていて「これ、楽しいですよ」って答えていたシーンを思い出す。彼がその練習に取り組む中で何を求めているかわからないけれど、自分はその見た目に自分を重ねる。歩きやすい身体の使い方とか、写真の撮り方とか、人との相対し方とか、いろいろな動きをもっと良いものにしようとしているのがやりがいがあるように感じる。挑戦することとか、追い求めるものがあるのは幸せなことだとつくづく思う。改めて、やっぱり自分は歩くことを求めて旅をする。

ボスニア・ヘルツェゴビナって全く知らなかったけれど、やっぱりここまで旅してきたバルカン半島の国とたくさん似ているところがあり、それでいて単純にサイズがグッと大きくなったような感じがした。土地とか、木とか、建物とか、色々。使われていない建物とか、落書きされた壁とか、きっとユーゴスラビアとか戦争とかそういう流れがあって残されたもののようなものがたくさんあって寂しい印象がした。枯葉が道を覆う季節の影響もあってだと思うけれど。

ボスニアヘルツェゴビナもまたいろんな宗教が混在している国だけど、スルプスカ共和国セルビア人国家。宗教施設は主に正教会。トレビニェという街では大きな教会を見学した。ギリシャブルガリアとはちょっと趣の違うフレスコ画、でかい絵が印象に残っている。

この日、泊まる場所をどうしようかと考えていたけれど思わぬ出会いに恵まれた。

結露でキャンプ用品や服が色々濡れているので午前中いっぱい使って乾かした。

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平野が広がる。

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教会と墓地

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毎度のこと。日本以外はどこの国でも犬がすごい剣幕でサイクリストを追いかけてくる。彼らは遊びたいのか攻撃したいのか。毎度見極めが大切。

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キリル文字もローマ文字も両方使う

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スルプスカ共和国の国旗

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パン屋

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セルビア出身のカップルとちょっと立ち話をした。

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古い橋

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こちらは50歳くらいのベルギーからのサイクリストさん。サイクリストはやっぱり爽やかな空気感を感じるなあと思う。

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