日曜日なので教会にたくさん人が集まる。朝7時に鐘が鳴って、地元の人がたくさん集まる。時間はバラバラ。家族みんなと一緒に自分も参加した。
結婚式の撮影前に教会の中をチェックしておきたかった。教会内部は普段は撮影が禁止。結婚式当日は内部の撮影ができるとのこと。すごい内装だったので本番でいい写真を撮りたいなあと思う。
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なんと、なんとである。
エヴァが先日のオンライン学童の子供たちに向けてアクセサリを贈ってくれるとのこと。凄過ぎる。。。
エヴァは普段から手作りのアクセサリをいろいろな人にギフトとして贈っている。一つ一つの作品はギリシャ神話に登場する神様をモチーフとしていて、それぞれに何かしらのストーリーがあるそうだ。
それだけではない。メッセージツリーを用意していて、小さな紙にギリシャ語の、何かの格言のような素敵なメッセージが書かれた紙を添えている。今回は日本の子供達に贈るにあたり、英訳もつけてくれた。翻訳機で訳を調べて手でメッセージを書くエヴァの後ろ姿は尊さに溢れていた。
子供達に友達を作ってもらいたくてお願いしたオンライン学童への出演。ぼくの想像をはるかに超えて、エヴァは子供達に歩み寄ってくれた。エヴァ自身も、こうしてアクセサリーを子供達に届けることは自分にとってもとても豊かだと言ってくれた。自身のFacebookにもこの出来事を喜んで投稿してくれるくらい、彼女の心の何かが満たされているようだった。
子供達にとって素晴らしいものであるかどうかはわからないけれど、少なくともこの目の前の友人はこの機会を心から喜んでくれた。出会うということの可能性を深く感じた出来事だった。
エヴァには心から感謝だ。
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作業の方は全然進まなかった。たかが告知文一つ書くのにどれだけ手間取っているんだという話だ。けど、いざ着手すると亡くなった友人とのいろいろな思い出が出てきて、あれも伝えてこれも伝えて、と書くことが無限に湧いてくる。そして書いては消しを繰り返す。頭はこんがらがってオーバーヒート。翌日に持ち越しとなった。
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仕事の合間、休みがてら読むブログで自分の状態の理解がまた進んだのでメモ。
他人が自分にとって、すごく大きなテーマだったわけだ。めちゃくちゃ仲良くなりたすぎて、めちゃくちゃ幸せにしてあげたすぎて、自分は四苦八苦した。仲良くなれない時に「はあ!?」って思ったし。仲良くしたいという欲がとんでもない強さなんだと理解した。自分はすごく人と仲良くなりたい。だからすごく緊張する。
あと、大勢に認められそうな時にすごく緊張する。本気を出すことを避けたりする。写真も良いものが撮れた時にものすごく時間をかけて編集したりとか、こう、モゴモゴする。仕事が遅いとかそういう、行動が詰まる理由の90%くらいは他人。おそらくこれだ。
ここに溺れてしまっていることになるべく早く気づいて引く。力を抜く。軽くやる。重くしない。好かれようと尽くすあまり姿勢を崩すんじゃなくて、自分の体制を保ったまま、求めるようにやる。
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アントニスの自作のトラクター
エヴァの作ったアクセサリーこの、瓶の中にネックレスが入ってるやつ、とてもいいなと思う。
裏庭、作業風景。
庭の野菜
ダイヤモンドの話になってエヴァが「私のダイヤモンドはあなた」と言われた時のアントニさんです。
アントニスのお母さんのマリアさんがサルマダキャを一つ一つ手巻きで作っている姿が尊く感じられてずっと撮っていた。