ギリシャでお世話になった友人の結婚式の撮影を引き受けた。今からおよそ3ヶ月先になる。3ヶ月先に一つだけ、確定した予定。ここからはそれが前提になって動いていくことになる。入国制限だらけの中で旅程を考えながら、撮影のために準備しなければならないこともいくつか。今は回れそうなところを回って行ってみる。
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この日はほぼ作業と移動のみ。大事な時間ではあるけれど人に伝えるには地味な日だった。
マケドニアの中で2番目か3番目に大きな都市であるビトラに到着。都市っぽくて見所もいろいろありそうな雰囲気だったけれど、すぐに離れて作業場所としてガソリンスタンドの席を借りた。そのままテント泊させてもらった。
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平和な朝を迎えた。
昨晩助けてくれたムホの妹、アルフェがコーヒーを持ってきてくれた。
アルフェはこちらがマケドニア語を理解できないことなどお構いなしに何かいろいろ話してきた。翻訳機を試そうとするけれど、やっぱり方言の影響か、アプリは全然日本語に訳してくれない。
カメラに興味を持ったアルフェがテントを片付ける寛久を写す。いつも通りピントの合わせ方は教えられずだが、むしろピンボケ具合が良い味なのかもしれない。
荷物をまとめて出発前にお家に挨拶に行く。
アルフェがまたコーヒーを淹れてくれた😊
飲んでゆっくりしている間、またアルフェがいろいろ写真を撮っていた。
やっぱり良い感じだなあ。
お母さんらしい人が家から出てきて「もう行きな」という感じだったので出発することに、アルフェとも軽やかに別れた。自分の名前を書いた紙を渡しておいた。なんらかの形で繋がったら面白いだろうなあ。ありがとうございました😊
作業場所を求めてカフェを探しながら移動。
通りがかった町のカフェに頼んで席をお借りした。
モスクと一体になっているカフェ。トルコで見て以来だなあモスクと同じ建物のお店。
Wi-Fiと席を貸してもらうように頼み、OKをもらって長々と作業をさせていただいた。
名前も知らないおじさんがマキアートを注文してくれた😊
作業がひと段落してまた出発。
町から出ると、農場とか草原とか、遠くまで見渡せる景色になるマケドニア。
ビトラの領域に入る。
都市っぽくなってくる。
ビトラはいろいろ見るものはありそうだったけれど、特に用事はなかったし、それ以上にさらに作業しておきたかったのでスーパーで食料の買い物だけ済ませ、作業ができる寝場所を求めて街を出た。
また広い景色になり
ゆっくり滞在できそうなガソリンスタンドに漂着した。
北マケドニア版、もっとも簡単な自前メニュー。パンにソーセージ、オリーブとバルサミコ酢とオレガノバジルのドレッシング。ドレッシングは何度も食べているけれど意外に飽きない。
作業は続いて夜になる。
スタッフにテントの張れる場所を相談するとカフェスペースの奥の方でテント泊を許可してくれた。
こういうところは毎回見栄えが良くないけれど、とにかくセキュリティ面が素晴らしくて安心。ありがたいです😊