I visited Berat, which is a World Heritage Site and remains the town of the Ottoman Empire. In the evening, I left Berato and cycled for about 20km. I was allowed to camp on the site of a restaurant with a nice atmosphere. The staff were very kind and treated me to pizza.
ベラトにはオスマン帝国時代の町並みが保存されている。2005年に世界遺産に登録されていた「ジロカストラの博物館都市」の拡大登録という形で、2008年に世界遺産リストに加えられた。という背景があるのだけれど、ジロカストラよりも見学を楽しむことができた。途中でパキスタン出身の元お医者さんと合流して仲良くなって一緒に見学したりもした。夕方くらいになって「もう満足かな」と思って出発した。辿り着いたレストランの敷地でキャンプさせてもらった。鳥の鳴き声が美しく響く林の中だった。
20kmほどの移動。
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朝はこの部屋でゆっくりモーニングコーヒーを淹れた。壁に囲まれて人目につかないという安心感って確かにあるんだなあと確認した。
ここに荷物を置かせてもらって街を見学しようかと思った、けれど、この駐車場の管理人さんが昨日のナイスな人ではなく、別の人と交代していて、その人的にはここにいてはならなかったらしい。荷物を撤収して出発した。
街はなかなか賑わっている。
よく思うのだけどアルバニアの横断歩道は洒落ているなあと思う。
古い橋を渡る。Gorica Bridgeという名前。オスマン時代からの橋みたい。
橋の上から城と古い街並みを眺める。
橋を渡った先も旧市街。ホステルやホテルが多いみたい。
歩いていると「こっちゃこーい」という感じでコーヒーをご馳走いただく。こういう景色を眺めながらのんびり時間を過ごしている地元の方々。
自転車をカフェに置かせてもらって散歩。
歩いているとおじさんが「こっちに来い」と案内をしてきた。
中に入るってだけで面白い。
階段を登ったところから屋根を間近で見るのも良いなあ😊
案内されたのはホステルだった。
中から英語がうまくて日本語もちょっと話せるオーナーさん。
ぼくが部屋を探していると思ったのか、部屋を案内してくれた。一泊800円くらい。バックパッカーであれば十分なお値段だけれどそんな状況でもないので、泊まれないことを素直に伝える。それでも中をいろいろ見せてくれた。写真を撮る良い機会😊
天井は300年以上経ってるらしい。
ダイニングはガーデンにある。洒落ている。
葡萄の木がすごい。
自家製ワインを振る舞ってくれた。
美味しかった😊
グリルもできる。
ベラティ城をバックに泊まれる、良いところだなあ
いろいろ見せてくれてありがとうございました😊
また1人で街歩き。
また別のおじさんに呼ばれてお茶する。
トルココーヒーをご馳走になった😊
お城の真ん前
おじさんはずっとアルバニア語で話すので翻訳機を使って頑張ってみる。「何歳ですか?」とか「お仕事は?」とか「ここは美しいですね」とか、体当たりで使っていくと少しは覚えることができてそのほうが面白くなるなあ。今更だけど、これからでも頑張ってみる気になってきた。
言葉なんか全然通じないのによく相手してくれました。
今度は山の上の城の方に行ってみる。
土産物屋。
坂がめちゃくちゃ急で自転車と一緒にいくのはとても疲れた。。
博物館のように入場料300レクが必要のようだった。
入場は諦めようかとしばらく城の外を歩いた。
インド系っぽい顔の旅行者が現れて英語で会話を始める。パキスタン出身でドイツで18年間医者をしていたそうだ。
話をしていると、そこに地元の人がやってきて「ここは16時からフリーで入場できるよ」教えてくれた。まだ少し時間があるので他の場所を見に行ってみることに。
「自転車はここに置いても大丈夫」と地元の人がアドバイスしてくれたので、徒歩で最初に来た道とは別ルートで降りていった
また別の道から登っていく。
山の途中に建っている教会を見に来た。が、門は閉まっていた
引きでみるとこんな感じ
ここも登っていけるようになっている。
ガードも誰もいない入り口が現れてあっさり入場できてしまった(°_°)
城の中は教会や飲食店や民家があって、普通に住民もいる。
入場料がかかるような場所に普通に人が住んでいて街並みも古くて雰囲気も良いけれどなんだか観光地っぽくて落ち着かない。城の外でランチしてゆっくりした。
なんだろう、観光地、少しだけ雰囲気を感じられればもう十分な気がする。あとは公園だろうが民家だろうがカフェだろうが落ち着ける場所で空気を吸っているだけで充分に観光になるような感じがする。
ベラトには滞在しないで出発することにした。パキスタンの彼はこれから自分が通る街で泊まったおすすめのホステルを紹介してくれた。「テントを使うならタダで泊まらせてくれるんじゃないかな」とのことだった。こういう紹介でまた行くアテができる感じも面白くて好きだ。
自転車をある程度漕いで振り返って撮っておいた。
既に夕方。田舎道を進んだ。
道路が川沿いになる
川沿いのレストランで寝場所の相談をするとまた別のレストランを紹介してくれた。キャンプの話をしてレストランが紹介されるって不思議に思ったけれど、行ってみるととても広い敷地で公式に「キャンプもできる」的なことが書いてあった。
レストランはちょっとリッチな雰囲気が漂っている気がする。
こんな場所の敷地でキャンプさせてもらえるのかちょっと不安だったけれど相談をすると気前よく敷地内のスペースに案内してくれた。何気に電源が完備されているのもすごかった。
レストランの席でWi-Fiと電源を使わせてもらって作業をする。英語の話せるスタッフの1人がちょいちょい話しかけてきてくれて、しまいにはビザをご馳走してくれた😍
妙な濃い味付けではなくナチュラルなおとなしめの味。オリーブオイルとワイン酢も美味しくて生地につけて食べて大満足だった😊
レストランの敷地には背の高い木がたくさんあってちょっとした林のようになっていて、普段聞けない種類の鳥の鳴き声が響いていた。森とかで聞いた覚えがあるような感じの声だった。普段よりも深く眠れた。