Today I arrived in Tirana, the capital of Albania. However, I was not good at the urban atmosphere, so I immediately set out for the next place. Although I was busy, many of the people I met were wonderful and I felt happy again today.
なんだか盛りだくさん。目まぐるしい1日だった。首都のティラーナに到着して、この日のうちに離れた。都会が苦手なのだ。
自分は江戸川区という、端っことはいえ東京23区の都会生まれ&育ちで、外国人から見ればあのTOKYOから来た生粋のシティボーイなわけだけれど、この生活の中では本当に都会が過ごしにくくて仕方がない。基本泊まることにも食べることにも体験することにもお金を節約しようとするからだろうな。そんな自分だけれど今日も良い人に恵まれています😊
早朝6時前。おじさんは容赦無く声をかけてきたがその手にはまた昨晩のように缶ジュースがあった。
「わかったわかった!」と返事をしてとせっせと片付けをしているうちにまた「早くしろー!」という感じで声をかけてくる、そして今度は水を持ってきてくれる。計3回。容赦はないが優しい。アメとムチ。笑
自分も起きるべき時間は確認していたのでストレスはない。まったく気遣いがない感じは返って気楽で好きだったりもする。
昨晩からのおじさんの差し入れの合計はかなり多くなった。レッドブル、それなりに高級品だろうに。。日にちを分けて飲むことにしよう。笑
昨晩のうちはよく分からなかったけれど、ここはマーケットの隣が、この地域の物流の拠点みたいになっていたようだ。車がたくさん出入りしてくる。運び屋さんらしき人がわいわい話している。
7時くらいに出発。朝早く外に出る方が印象的な太陽を拝めるなあ。久々に朝早く漕ぎ出して、改めて思う。
ガソリンスタンドのカフェで4時間くらい作業。エスプレッソ50レク(50円)。日本のカフェを思えば破格だ。
正午くらいに出発。
この日、気温は20度まで上がるくらい暖かかった。
ずいぶん首都に近づいてきたけど横に目を向けると牛がいたりする。
そろりそろりと近寄った。どこまで近づけるかと思ったらこの直後後退りされた。きっと怪訝に思われたことだろう。
都市圏。車通りが半端じゃなくなってくる。毎度、荷物が車にぶつかったりしないかとヒヤヒヤして落ち着かなくなる。
だめだ。人通りが多くなってくる。
あちこち気を配らなければならなくなる。
きつい。
ので、軽食でも食べようとビュレックを求めて立ち止まる。
最初はビュレックの値段を尋ねようとしたのだけど、なんか景気良く話すアルバニア語がよく分からないうちに二つ買うことになっていた。が、1つ50レクだった(!)ので流れに任せて購入。
生地はしっかりしていてうまいけれど、中のチーズはあまり味のしない安いタイプのものだった。それでもうまいしお腹も膨れる。軽食が手軽に手に入るのは嬉しい😊
ティラーナの中心の方に到着した。どの国でも首都が一番物が豊富に揃っているので、ここで長らくお留守にしていた三脚を新調できないか確認してみた。(ちなみに壊れたやつはまだ運んでいる。笑)が、値段と品質的にしっくりくるものがない。まだ三脚は良いかなあ。という気分になる。帰ろうとするとカメラ屋さんは「何か助けは要る?」と尋ねてくれてティラーナのどこを巡れば良いか分からないと答えるといろいろ教えてもらった。
街の中心広場へ。
この、立派な外観を納めることだけした。
それ以上に印象的だったのはこれ
この大きな広場にワクチン摂取のための会場が臨時的に設営されていたことだった。
広場に緊急ワクチン摂取会場が設営されていた。結構人も集まっている。
きたなあ〜ワクチン摂取の波。
ちょうど自分の繋がりのある人のワクチン摂取報告の投稿がちらほら流れ始めていた。
どんどんこの流れが大きくなっていくような気配がする。
さあ、自分にはどう影響してくるか。
にしても、都市圏がやっぱり居心地よくないぞー!フォローになっているのか分からないがティラーナが悪いのではない、私のクセである。
公園に行ってみる。大きな湖があるみたい。
が
ここの公園の下り坂を降りながら気がついた。
前ブレーキが全然効かない。
後ろブレーキだけでギリギリ止まっている、
下り坂で急停車できない。
ブレーキの不調は命に直結する。
ここまで何度も自分で調整を施してきたけれど、もうブレーキパーツそのものが劣化してしまっている。
新しいものを手に入れなければ。
物流が集まる首都なので今が絶好の機会だ。
というわけで、自転車屋を検索。
公園を出てまた都会の喧騒へ漕ぎ出す。
レビューで一番良い評価だったお店へ。
店の人は大変親切で、ブレーキパッドの摩耗具合を見せてくれながらどういった不具合かを解説してくれた。とりあえず、前輪のブレーキパーツを丸ごと取り替える時期にきているということだった。
パーツはこの店には置いていなくて、ここから数キロ離れたお店で売っているらしい。
わかった。そのお店を見に行ってみよう。
Googleマップで案内してもらった場所に行ってみた。
が
分からない。
もう一度店にもどって確認して再度案内してもらって戻ってくるが
分からない。
で、あたりを見回すと一見自転車屋を発見。
小さくてコンクリート剥き出しのお店だった。
ここなのか?
と思って尋ねたけれどアルバニア語オンリーなのでコミュニケーションが取れない。
一応自分の問題を伝えると、パッと見て「ブレーキパーツを丸ごと取り替えないとだめだなあ」言われ、パーツを見せてもらって1500レク(1500円)すると言われた。
どうしよう。高いのか、安いのか。そして良い品質で直るのか。そもそもここは先の自転車屋で指示されたパーツ屋ではなさそうだ。良い自転車屋さん以外で直してもらってもいろいろ大丈夫だろうか。そもそもあの店員さん適当すぎないか?うむむ。。
ほんと毎度お馴染みのこの滑稽な金を使うシーン。
たった1500レク(1500円)でもものすごく長考する。
なんかこう、毎回命をBETしているような気分になる。
1時間ほどあたりを走りながら考えた後、そこで買うことにした。
店に入っておじさんが前のお客さんの自転車のホイールを修理しているのを待つ
その時、また不意に
やっぱりあの評判の良い自転車屋さんの言うこと従った方がいいよ
と思えてきた。
おじさんに「やっぱりすみません!」と伝えようとしたその瞬間。
「君どっから来たの?」と、笑顔と不器用な英語で話しかけてきた。
不思議だったのだけれど、その笑顔を見て
「まあいいか」と思い直した。
任せられるような気がした。
交換はすんなりいった。ついでにブレーキワイヤーも取り替えてくれた。
1500レクはおそらく、工賃を省いた値段だったと思うけれど、
占めて1500レクでやってくれた。
ちょっとだけ話をして、おじさんは38才で、この道25年の大ベテランだと言うことだった。
13才の時から働いていたことになる。
その時の姿を思い浮かべて
最初に彼への疑問を浮かべていたことへの申し訳なさと自分の少年時代からは想像もできない生活環境に尊敬の念が湧いてきた。しかし支払いは1500レクにした「ならチップとか上乗せしろよ」と自分にツッコミをいれた。
写真を撮らせてもらいたくなって良いですか?と尋ねると
「一緒に撮ろうぜ」と言ってくれた。
飾らないけれど気さくさと柔らかさと優しさが良い感じに混ざり合った人だった。向こうからすればなんでもない日常の一部だけれど、そこに触れたそのなんでもない日常から大切何かを受け取っているような気がしてならない。(チップ払わなくてごめんなさい。)
もうあと1時間もしないうちに暗くなる。
さあ、寝場所どうしよう。
このまま街の中で探すか、街から離れて探すか。
うーーーーーむ、まだティラーナは全然観光してないけれど。。。。
うん、なんか都会はやっぱり居心地悪いから、出よう。
出発。
走って走ってだんだん景色が静かになってくる。
聞き込みを開始した。明日は50%程度だけれど雨予報だ。屋根が欲しい。
レストランを2件、分からない。ガソリンスタンドもスーパーマーケットも心当たりがない。やっぱりまだ都市圏なのかなあ。中学生が5人くらいいてちょっとだけ話をしたけれど寝場所の相談をしたら「バ〜イ」と別れの挨拶をいただいた。笑
そして、また別のカフェレストランに
カフェレストランではいつもそうだけれど大体店のオーナーと客がいて、夜遅い時間になってたむろしているのはその店の顔馴染みの人とか家族親戚の人であることが多い。
今回も6,7人くらいに囲まれる。最初はこういう状況にギョッとしていたけれど、今は「人が多いほど可能性が広がるからありがたいなあ」くらいに思う。
オーナーさんに相談すると「ちょっと待ってて」と言われて、また別のボスっぽい人が現れて、「この店のテラス席の屋根下なら大丈夫だよ」とOKしてくれた😊
本当に助かりました。。
店内のWi-Fiと電源もいただけて写真のクラウド保存も一晩かけてできそう。至れり尽くせる環境だ😆
さらに
「ご飯食べる?」と尋ねられ
いやもうこれフルコースじゃないですか
肉がうまい良い良い良い良いいい!!!😍
その場に居合わせた若い(21〜25才)常連客の青年たちとギリギリの英語でお互いの自己紹介をしながら食べる。
ビールをご馳走していただいてしまった。ほんとにもう、、ありがとう!
もう誰が誰だか分からないけれどとりあえずセルフタイマーで遊んだ。
今日も挨拶回りだ😊
店のオーナーさんご家族とも少しだけまた自己紹介的な話をした。
久々に南極のビデオと写真もパソコンを使ってお見せしたら楽しんでくれたりもした。
ああ、やっぱりこうやって自分の体験してきたことを伝えると喜んでもらえるのかもしれないなあ。もうちょっとこれから積極的にやってみても良いかもしれないなあ。
彼らは店内のデスクトップパソコンからYouTubeを開いてアルバニアの民謡や結婚式の動画を紹介してくれた。コソボでみたそれとほとんど同じ。やっぱりこの2国は二つで一つという認識があるみたい。
「ナトゥン(Naten)」と覚えたてのおやすみの挨拶を交わしてテントに入った。テントの中に入れば景色は同じだけど、安心感が違う。ゆっくり眠った。
自分は都会の観光は苦手だし、歴史にも地理にも政治にも経済にも社会にも疎いから生成できる情報も旅ブロガーのような誰かの役に立つものにはならない。いずれそういうこともできたらいいと思うけれど今すぐはとても。
けれど、こうやってどこの誰かも分からない人と一緒に笑える時間を過ごすことはとても好きで、それを重ねて行ってみても面白いんじゃないかと思っている。星の数ほどある旅の時間の過ごし方の中で、限られた命の時間、自分が幸せで笑っていられる時間を選んでいくことだけだろうなと。